***2,016年11月16日~11月30日***

          <2,016年11月27日(日)>

 昨日、一昨日と二日連続で東京からお見えに成ったのは珍しく、その方は我が国のジャズ・シーンではよく知られた方だったので、この様な度田舎の果てまで貴重なお時間を割いて、わざわざお越し下さったのだから、これが驚かずにはいられるかってんだよね。  その彼が仰るには、「今、東京では伊勢志摩の<SWING>さんのことが、ジャズ・フアン達の間では、大変な話題を集めており、私の知る限りでは恐らく都内でのジャズ・フアンの皆さんの注目度NO.1であることは間違いなく「SWING」さんだと思います。  だから都内のジャズ・フアンの皆さんが今行って見たいジャズ喫茶NO.1はどこでしょうか?  とお尋ねすれば、間違いなく、伊勢志摩の「SWING」です、と答えが返って来るでしょうね。」  と、やや力み気味に私に話掛けて来た。   今や消滅の危機に追いやられている、ライブの出来ないジャズ喫茶の哀れな現状に、一抹の閃光に過ぎないかも知れないが、失われつつある、かつてのジャズ喫茶黄金期のあの輝きを取り戻すべく、頑固な拘りを貫きとおすポリシーを見事復活させんばかりに、一石を投じて、弱小ジャズ喫茶復活の起爆剤の一助に成ればと、期待を込めて、ここ伊勢志摩の果てで「SWING」は揺ぎ無い奮起を持続しているから、ご期待して下さい。

 「SWING」にお見えに成る皆さんの殆んどが、全国各地の超遠距離からご来店下さる方で占めており、多額の経費と、道中の長時間運転での疲労を覚悟してご来店下さるのだから、決して皆さんの期待にそむくことの無い、満ち足りた満足感を確りと得られるベストなジャズ空間を提供しなければ成らない義務があるのだから、日々精進しなければ成らないと、常時自分に言い聞かせている。

 さて今日はサンデーだ!  如何なる一日となるのやら。 楽しみだ。

又しても、昨日、東京と神戸からお見えに成った皆さんが、「SWING」を後にする際、「マスター、出来るものなら、この<SWING>をそっくりそのまま持って帰りたいです。」と私に取っては、耳タコ・コメントであるが、彼等のお気持ちが痛い程によく解かるから、同情せずにはおれませんでした。

 

 

          <2,016年11月25日(金)>

 今月に入って、「SWING」の拘りのアナログ・サウンドも劇的な飛躍を遂げ、1ヶ月前のサウンドと比較すると、これが「SWING」のサウンドだったのか? と誰しもが自分の耳を疑う程の進化を遂げ、今月には何処で聞きつけたか、東京、大阪、神戸、京都、名古屋等から、ジャズとオーディオのプロの諸先生方が「SWING」にお見えに成り、じっくりと試聴された結果、我が国のジャズ喫茶業界の頂点に50年来、揺ぎ無く、君臨し続け、不動の位置を保ち、他の追随を全く寄せ付けない、まさに王者と言っても過言ではない、東北は岩手県一関の「べーシー」を遂に越えた見事なサウンドが確立されていると、「SWING」に来店された全員の諸先生方が認め、太鼓判を押して下さって、マスター拘りのサウンドが立派に完成の域に到達している、とお墨付きを頂戴してしまったのには、我ながら驚いた!  「SWING」のこのようなチャッチー在り来たりの貧弱な、このシステムで、この様な予想外の高い評価を得たなんて、全く信じられない驚愕の一大センセーションと言っても過言ではない。  何しろ首都圏を始め、今の我が国の全国の大都市にも無い、完成度の高い凄いサウンドを聴けるジャズ喫茶が、何と! ここ度田舎の奥志摩に厳然と存在しているのだから、こんな愉快なことは無いばかりか、信じられないと言うか、不思議でならないのだ。  

 私は富豪でもなければ、財産家でもない、ごく普通の庶民に過ぎない私のオーディオへの情熱は、最少限の資金で、自分の磨きあげた五感をフルに活かせて、細部の地道な改良を何度も何度も繰り返し、繰り返し、積み重ね、惜しみなく時間を投入し、続けて来た結果、やっと理想とする目標のサウンドを構築することに成功出来た訳だが、この驚くべき成果を上げることが出来た裏には、私が唯一信頼している名古屋のM氏と称する偉大な先生の貴重なアドバイスが有ってこそ、大きく実を結んだ訳だから、M氏こそ私の大恩人であり、良き指導者であると、感謝してもしきれない立派な人物である。

 何しろ、たいしてお金を掛けずに、現在の「SWING」のアナログ・サウンドは完成させているから、オーディオ・マニアの皆さんが、もしも、「SWING」のオーディオ・システムをご覧に成ったら、こんな貧弱な機器で何故この様な音が出るのか、恐らく不思議がることでしょうね。  これには何十年間と言う、目に見えない地道な飽くなき労力の積み重ねのトータルが大きな成果を生んでいるのだと言っていいでしょう。

 いい音を完成させる為の第1条は、先ず自分の感性を磨き、如何なる音を目指すか、その理想とし、目標する音が、理想とするに値する音なのか、否かと言うことが重要だと思っている。 もしも、目標とする音が本来あるべき理想の音と食い違っていたとしたら、これは実に悲しい結果を生んでしまうに違いない。

 何よりも大切なことは、ジャズを楽しむためのシステムなのだから、アフリカ系アメリカ黒人の民族音楽であるジャズなのだから、当然のことながら、彼等の魂の叫び声を表現するするためには、どの様な質の音が相応しいかよく理解すべきだと思っている。  ジャズは元来、彼等黒人達の虐げられた悲しい叫び声なのだから、ヨーロピアン・サウンドの様に、すっきりとした瑞々しい研ぎ澄まされた美しい音はジャズには似合わない様に、ニグロの力強い叫び声を繁栄させるに最も相応しい音を出すには、一体如何なるオーディオ機器を選ぶべきか、先ずこの重要な課題を認識することからスタートしなければ、ジャズを聴くための理想とするシステムは完成する筈が無いと、私は信じている。

 そして、その願いを満たすには、デジタル・サウンドでは大きな困難を伴うのは必至。 アナログ・サウンドの方が容易にその目的を達成出来ると自分は信じて居る。

 

 さあ! 更なる「SWING」の拘りのアナログ・サウンドは留まるところを知らず、更なる進化を果たすため、再び今日から、ツイーターの取り付け方法を変えるために、新たに厚手のバッフル板を作り、取り付けるために、手隙き時間を利用して、精密な穴あけに、今日から取り組む事にしよう。

 ツイーターのセッティングがすみ次第、次はドライバー・ホーン周りのセッティングに改良しなければ成らない課題があり、それに挑戦する予定である。   実はこれ等の改良点は私が師と仰ぐ名古屋のM氏の貴重なアドバイスである。  

 更なる進化が期待出来そうだ!

 

          <2,016年11月23日(水)>

 どうも最近疲れ気味のため、HPえの書き込みがおっくうに成り、サボり勝ちに成ってしまい、これではいけないと反省して居る。  

 今日は定休日だが、祝日の為、遠方から「SWING」詣でに挑む皆さんにご迷惑をお掛けしてはいけないからと言うことで、オープンすることにした。

 「SWING」を訪れる皆さんの約9割は全国各地の遠距離から訪れる方で占められており、地元の方の来店はほんの僅かと言った状態だから、休日を利用して「SWING」詣でに挑む全国のジャズ・フアンの方々が多いため、定休日と祝日がだぶった際には、可能な限り営業する事にしており、今日もいささか疲れ気味だが、頑張ってオープンすることにした。

 昨日はジャズに深く精通した京都の女性の方が久々にお見えに成り、私にバースデイ・プレゼントだと言って、立派な記念品を手渡され、驚きと嬉しさのあまり、歳甲斐も無く感極まって、目から熱いものが零れ落ちてしまった有様である。

 「SWING」の拘りのアナログ・サウンドの完成度の素晴らしさに驚いていたが、なんの、なんの、まだまだ進化の過程に過ぎないのだから、目標は更なる完璧さを追求して、「SWING」をお訪れた皆さんがジャズの素晴らしさを心から感動せずにはおれない見事なサウンドに仕上げるべく、責務があり、やるべき課題も幾つか見えており、着々と解決して行きたいと考えている。

 乞うご期待! と言ったところうか。

 

          <2,016年11月17日(木)>

 昨日は定休日だったので、久々に今の自分の体力的限界を確かめて見ることにした。

 先ず朝の起床2時。 早速何時ものように、妻と自分の二人分の朝食の準備を終え、一人で手早く朝食を済ませ、妻に焼き立てホカホカの「全粒粉ゴマパン」を食べて頂くために、すぐさま取り掛かかることにした。  順調に6時30分頃焼きあがり、その焼き立てパンを使って、妻と一緒にオープン・サンドを作り、本日第2回目の朝食を済ませて後、最近ジャズ・フアンの方達に人気の高い「SWINGオリジナル・ビスコッティ」を、ご来店下さった皆さんが「SWING」を後にする際、お持ち帰りで、まとめ買いして行く方が多く成り、焼き上げてもすぐさま品切れと成ってしまい、最近焼き上げる頻度が増し、嬉しい悲鳴をあげており、昨日も「全粒粉ゴマパン」を焼き上げてから、品切れ状態に成っている「ビスコッティ」をすぐさま焼き上げることにした。  

 予定通り9時半にすべて焼き上げ完了し。 次は、すぐさま、伊勢の長女宅にマイカーを飛ばし、季節の花植えや春咲き球根の植え込み、花木の剪定、リトル・ガーデンの整理整頓等を済ませて、「SWING」に帰宅したのが、2時だった。 それから、今度は「SWING」のリトル・ガーデンの花植えと球根の植え込み等のガーデニングに取り掛かり、日没時の5時過ぎまで掛かってしまった。

 その後、夕食を済ませてから、「SWING」拘りのアナログ・システムの総点検に取り掛かり、チエック完了したのが夜11時だった、。

 ベストをつくし、くたばり果てた一日だったが、余りの疲労困ぱいがたたり、眠れなくて、睡眠不足状態に陥り、今日は頭脳明晰とは言い難い、よろしくないコンディションだが、大音量でジャズを楽しめば、たちどころに、その疲れも一変に吹っ飛んでしまうだろう。  と言うことで、今朝は2時から、下記のジャズ本を紐解きながら、愛するジャズを楽しむことにした。 

 

 それにしても随分体力が衰えたもんだと、我ながらつくずく実感させられた。 頭脳はジャズから無限のエネルギーを頂戴しているから、ボケルどころか、益々冴え渡り、未だに進化し続けているのだから、驚きだ!

 ジャズに感謝! 感謝! の日々を過ごしている。   ボケたくなかったらジャズを好きに成ろうじゃないか。 さすればジャズから大きなパワーを頂戴できるやも知れないからだ。

 事実私は、ジャズがもたらす無限のエネルギーの恩恵に浴しており、ボケとは全く無縁の日々を過ごしている。

 

  *白い」アメリカの黒い音楽*

        「ブルースの魂」    リロイ・ジョーンズ、作、 上林澄雄、訳