***2016年9月1日~9月30日***

           <2016年9月30日(金)>

 今朝の起床は何時もよりも30分早目の三時だった。 たった30分早いだけなのに、随分早起きした様な気がして成らなかった。  今朝も何時もの様に妻と自分の二人分の朝食の準備をし終え、手早に一人で朝食を済ませ、今日は久々に、かつて25歳の若かりし頃、当時、話題を集めていたオンケン・モデルのエンクロージャーを自分勝手に縮小モデルを設計し、フオステクス16cmフルレンジ二発を装着し、高域部分は自作ホーンでまとめあげ、ネットワークを使わず、高域部分の下はコンデンサーでカットし、生涯初の自作スピーカー・システムを完成させた想い出深い記念すべきSPを今日はじっくり楽しむことにした。

 「SWING」店内のベスト・リスニング・ポジションに、まるで王様気分でドッカと腰を下ろし、早速、大好きな濃い目のキリマンを愛用のマグカップに二杯ぶん点て、在米中の弟がわざわざ送ってくれたキッス・チョコをおつまみにして、一人至福のゴールデンタイムを満喫することにした。

 例えチャチなサブ・システムとは言え、中高域部分に自作ホーンを使用しているため、全体のサウンドが図太くてソフトな仕上げリに成っているため、見掛けよりも遥かにスケールのデカイ、サウンドをしており、手前味噌に成るかもしれないが、目を閉じて耳を傾けると、まるでJBLの中級ランクのSPに匹敵するサウンドを奏でており、もしかして、このサブSPだったら、一般家庭で充分鑑賞に耐え得るグレードに仕上がっていると、改めてこのサブ・システムの仕上がりの良さに感動せずには居れなかった。

 半世紀以上になるオーディオ暦の中で、アルテックA7をはじめJBLの小型SP等十個以上は自作して来たが、総て友人仲間に譲ってしまい、手元に残っているのは、僅かに自作第1号のこのSPのみと成ってしまったが、自作SPの総てを店内に一堂にセッティングして、それぞれをセレクトしながら聴き比べては楽しんでみたら面白いだろうなあ、と、ふと思った。

 今朝は何時もよりも三十分早目の三時起床だったから、朝食を済ませ、四時半頃から約半日以上のプライベート・タイムがあり、この時間帯こそが、自由自在に使える至福のゴールデン・タイムであり、明日への生甲斐を生み出すエネルギーの根幹を成す重要なリラックス・タイムである。

 早朝からマイクロのお皿の上に御出まし願ったLPは、マイルスがジャズ・シーンにデビユー仕立ての頃、パーカーの元で鍛えられ、みるみる内に頭角を現し始め、進化の路を辿りつつあるマイルス・サウンドを系列順にじっくり楽しんで見ることにした。  マイルスがデビユー仕立ての頃は、クリフオード・ブラウンやリー・モーガンの様に、並外れた天才振りを全く感じさせない、至って普通のトランペッターに過ぎなかったが、10日程前テレビでも放送された「マイルス自叙伝」でもお解かりの様に、デビユー以来約10年経過後に、やっと、目覚ましい進化を遂げ、マイルス・サウンドを構築するまでに成ったのだが、その様子がパーカーのグループで鍛えられていた頃から順序立てて、改めて熟聴して見ると、その様子が鮮明に解き明かされるから、ジャズ・フアンの皆さんも機会がございましたら是非お聴きに成って見ては如何でしょうか。

 マイルスがデビユー仕立ての頃から順序立てて聴いて見たい方は、どうぞ、ご遠慮なく申し出て頂ければ

喜んでOKさせて頂きますので、ご一緒に楽しもうではありませんか。

 

*かつて50年前、私が最初に自作した再生システムです。 

*マイルスがデビユー仕立ての頃、パーカーの元で鍛えられていたアルバムです。

 

 *在米中の弟から送られてきたキッスチョコとマグカップになみなみと入れた濃い目のキリマン。

            <2016年9月29日(木)>

 昨日は小雨模様のまるで梅雨本番さながらの戦意喪失を招き兼ねない、諸手をあげて歓迎すべき定休日の空模様とは全く無縁の駄目天気だったが、それは別にして、休日を迎えた開放感の素晴らしさは、毎度のことながら、その魅力の絶大さはたまんない!  これと言うのも、未だこの歳で現役第一線でバリバリ、ビジネスに携わっているおかげなのかも知れない。  そう言えば、同年輩の連中で今尚ビジネスに携わっている奴は、辺りを見回して見ても全く見当たらず、なんだか違和感すら覚えることもあり、突出した存在に成ってしまった感があり、果たして、第三者である世間の多くの皆さん方は、昭和一桁代のこの自分が未だ現役を貫いている生き様を目にして、一体どの様な印象をお持ちなのか?  1度皆さんの包み画さず真意の程を伺って見たいものであるが、大方の皆さんは、いいかげんこの辺で現役引退しろや! なんて、苦言を呈する方も居るだろうが、どうして、どうして、「SWING」の存在を心から歓迎して下さるジャズ・フアンの皆さんが居る限り、現役続行を断念する訳にはいかないと考えている。

 かつて30年前のジャズ喫茶黄金期の様に、ジャズのレコードを存分に楽しむ、この素晴らしい文化を今更無くす訳にはいかないのだ。   

 

 昨日は予定していた屋外での山積みされた、リトル・ガーデンや菜園作業が、悪天候のため、総てお流れと成ってしまい、残念ながら已む無く屋内で終日過ごすことに成った。 

 だからと言って、退屈な時間を屋内で過ごしたのかと言えば、全くその逆で、常時「SWING」のベストな環境を維持し、全国から「SWING」詣でに挑むジャズ・フアンの皆さん方に、決して失望と言う二文字とは無縁の、「感動と絶賛」を得るための完璧な「SWING」が拘り続けるアナログ・サウンド維持するための準備体制を常時怠っては成るものかと、全身全霊孤軍奮闘しているから、いくら時間が有っても足りない状況である。  と言うことで、昨日は「SWING」が誇る、JBL38cmウーハーを二発装着した頑強この上ない、大型エンクロージャーのチエックと、寄り良いベストな進化を遂げるための改良を施すために、エアコン作動中にも関わらず、全身汗みどろに成って、早朝から深夜遅くまで掛かって、完璧とまでは行かないまでも、是迄よりも確実に大きな進化を遂げたのは事実であり、我ながら終日に渡り孤軍奮闘し、努力の甲斐あって、納得の行く成果を得ることが出来た! と、安堵の胸を撫で下ろした。

 何しろ、スピーカーの放射するエネルギーは、大半がウーファの領域にあると言われて居る様に、音楽の質感と量感の表現力に取って、ベースと成る低音域の強力な音圧力がリスナーの身体を揺り動かす、鋭く迫力満点のエネルギッシュな音圧感と豊かな低音域を再生出来るか、どうかと言うことがそのスピーカーの最大の生命線とも言うべき重要なフアクターだと思っている。  

 そしてパワー感溢れる厚みの有る、鋭く豊かな迫力満天の強力な音圧感を放射する低音域こそ、魅力あるサウンドの重要ポイントであり、Wウーハーの持つ性能を最大限に発揮させる為には、ウーハーが放射する強力な音圧を確りと受け止めてやるエンクロージャーの役割が如何に大切かと言うことに成り、ウーハーのユニット自体の特性よりも、むしろエンクロージャーの役割とその完成度が最重要課題と言える。

 と言うことで、昨日はエンクロージャーからウーハー四発総てを取り外し、箱の中に8cm角の角材を左右の箱にそれぞれ二本ずつ補強材を取り付け、強力な音圧に耐え得る強度を更に増し、大音量再生にも、びくともしない頑丈な箱を一日掛けてやっと完成し、勿論、吸音材のカット&トライにも充分時間を掛け、何度も何度も試聴を繰り返し行い、少なくとも以前にも増して、確実に進化を遂げた「SWING」の感動を呼ぶ大音量再生の醍醐味を確りジャズ・フアンの皆さんに堪能して頂けるまでに完成させることが出来たと自負している。

 全国のジャズ・フアンの皆さん、「SWING」は今尚依然として、揺ぎ無い進化を遂げつつあり、皆さんのご期待に添えるべく老体に鞭打ち奮闘しておりますので。  乞うご期待!!

 

 かつての天才達が残してくれた名盤の数々を、ご一緒にレコードの醍醐味を存分に味わい尽し、楽しもうじゃありませんか。

 

 かつては、都会に行けば至る所に素晴らしいジャズ喫茶が点在していたものだが、今の時代、「SWING」の様に大音量でアナログ・レコードのジャズを楽しめるジャズ喫茶は皆無に等しい、非常に悲しい状況にあり、ライブ・フアンの皆さんに取っては、まさに天国とも言える時代ですが、根強いレコード・フアンの皆さんに取っては、何とも残念な不運な状況にあり、この忌まわしい悲しい状況を何とか改善しなくちゃいけないと、老体に鞭打ち、ジャズ・レコードを楽しむ皆さんのご期待に添えるべく、伊勢志摩の度田舎に確りと根を下ろし、首都圏を始め、全国各地にお住まいのジャズ・レコードを愛して止まないジャズ・フアンの皆さんに、時代の流れに逆行せんばかりの私の心意気に賛同し、熱いエールを下さる皆さんが予想外に多く存在することが判明し、大いに遣り甲斐を噛み締めている今日この頃である。

 当「SWING」は大音量に耐えられ無い皆さん方は、申し訳ございませんが入店をお断りさせて頂いておりますので、悪しからずご勘弁の程、よろしくお願い申し上げます。

                                    店主敬白

            <2016年9月28日(水)>

 昨日は多忙極まる一日だったなぁ。  一体何がそんなに多忙だったのかだって?  朝七時半に伊勢スバルに出向き、車検に出したマイカーを引き取りに行った所、一時間半程待たされてしまい、オープン早々の来店予約を「SWING」NO.1の常連さんである、地元、三重、津のU君から頂戴しておったため、それに間に合わさなければ成らないため、急ぎ帰宅したところ、何とか滑り込みセーフで間に合って安堵した。

 一ヶ月振りに彼との再会を果たし、ジャズ・フアンとして、日一日と成長著しい彼の姿を拝見し、頼もしい限りである。  又しても彼から下記にアップしたタル・フアーローのLP盤をお土産だと言って手渡され、頂戴してしまった。

 いつもながらの彼の暖かい思いやりに胸の熱く成る思いである。 この場をお借りして改めてありがとうと言わせて下さい。 

 

 良く有ることだが、開店時と閉店時は慌ただしい多忙な日がよくあり、昨日もそろそろクローズしようと思った矢先、突然、遠路遥遥神戸から団塊世代と思しき御夫婦がわざわざお見えに成り、喜んで入店して頂き、ジャズ談議をはじめ、全国各地のジャズ喫茶事情を交えて、約三時間程「SWING」でお過ごしに成りましたが、K氏と名乗る彼のジャズ&オーディオの見識と同慶の深さには、まさに感動もので、脱帽せずにはおれませんでした。

 「SWING」にはジャズ・シーンで活躍されている現役バリバリのジャズ評論家やオーディオ評論家の皆さんが時折お見えに成りますが、そう言ったプロの方達よりも、むしろK氏の方が遥かに豊富な実体験を積み重ねて来た結果、培って来た情報量の凄さは見事なもので、誠に天晴れと言うほかない。

 何しろ北海道からジャズ喫茶業界の頂点に半世紀に渡り、未だ君臨し続ける一関の「べーシー」を始め、全国の名だたる一流処のジャズ喫茶は、ほぼ網羅しており、豊かな経験と知識は天晴れと言うほかなく、彼との熱のこもった、和やかな談議を通じて非常に重要な情報を沢山得ることが出来て、うれしくもありがたく思った。

 

*「SWING」常連さんのNO.1である、津のU君とお土産に頂戴したLP盤です。   

 *神戸から来店したK氏ご夫妻。

            <2016年9月25日(日)>

 一昨日は「SWING」の常連さんである大紀町のO氏ご夫妻がお見えに成り、「マスター! 今日はコルトレーンを是非聴かせて欲しい。」と入店するなり、すぐさまリクエストを受け、久々にコルトレーン・コレクションから五枚程、無作為にセレクトし、連続でたて続けにコルトレーン・サウンドに酔い知れ、たっぷりとシーツ・オブ・サウンドを満喫し、実に楽しいひと時を過ごすことが出来た。   なんだか自分の為の時間だったような気がして成らなかった。

 何しろ私自身がコルトレーン・フアンだから、こんな嬉しいことは滅多にない。 その上、私のLPコレクションはコルトレーンが最も充実しており、彼の有名どころや海賊盤と言ったものが、ほぼ網羅されており、相当マニアックなリクエストにも困ること無い。  それにしても、コルトレーンのリクエストは決して多い方では無いから、久々の出来事だったので、強く心に印象深くO氏御夫婦の仲睦まじいお姿が心に印象深く残ったため、アップさせて頂くことにした。

 どうも最近HPをサボリ癖がつき、ついついご無沙汰勝ちとなってしまい、これでは駄目だと反省している。

 23日、24日と伊勢の長女宅に竹内家の皆さんが一堂に集結し、何時ものように家族団らんの場も非常に盛り上がり、東京で頑張っている孫のS君も帰郷し、半年振りに、元気に江戸の先端情報業界の第一線で凌ぎを削り戦っている戦士の彼との再会を果たし、一段と逞しさを増した姿を目にし、安堵した。

 楽しいひと時を過ごし、余りの居心地良さからついつい、予定よりも長居してしまい、已む無く「SWING」は二日連続で臨時休業してしまい、皆様には大変ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳なく思っている。  このお返しは何時かさせて頂くつもりですので、どうかご勘弁下さいませ。

 

 さて今日は、サンデーだ!  久々に太陽も顔を出し、やっと秋の気配らしきものを感じさせる、久々の秋晴れだ!  「SWING」の拘りのアナログ・サウンドも、さぞ歓喜の叫び声をあげていることだろう。

 何しろ雨天続きで、高湿度満載の環境が連続で続き、JBL君も必死で最悪の環境を凌いできたが、今日は恐らく歓喜の叫びをあげていることだろう。  

 秋の深まりと連動して、「SWING」のアナログ・サウンドも、増す増す、本来の実力を遺憾なく発揮し、決して期待に背くことなく、存分にオータム・シーズンとジャズのコラボを満喫させてくれる」ことだろう。

 

 二日さぼってしまったから、そのぶんも頑張るぞ!!

  

 *大紀町のO氏ご夫妻が楽しんだコルトレーンのアルバムです。

            <2016年9月19日(月)>

 今朝は何時もより三十分早目の四時ジャストに起床。 早速妻と自分の二人分の朝食の準備に取り掛かり、手早に食べ終え、食後の締めに、大好きな濃い目のキリマンを三杯分点て、先ず一杯目を愛用のマグカップになみなみと注ぎ入れ、オープン迄には約6時間余りのフリータイムが有るから、久々に愛聴盤をたっぷり聴きながら、大好きな植草甚一の著書「ジャズの前衛と黒人達」を久々に紐解き、のんびり、ゆったり、至福のゴールデンタイムを満喫することにしよう。

 先ず「マイルスのRVG盤」に触手が伸び、糸ドライヴの重量級アナログ・プレーヤーのお皿の上に御出まし願うことにした。  今からオープン迄の約6時間余りのタップリのフリータイムがあるから、恐らく、12枚程度の愛聴盤は楽しめそうだ。  

 いつもより、今朝は少し早目に目覚めた原因は、明確に解かっている。 その原因は実に簡単にして明白。 と言うのは、昨日のサンデーが多忙過ぎたからに他ならないのだ。  若かりし頃と違って、年老いた今では、前日多忙すぎると翌朝にはどうしても、何時もより早目に目覚めてしまいがちと成り、前日の疲れがどうしても翌日に持ち越してしまい、なんとも情けない事態を生じている。  しかし、自分には強い強い身方が居るから、心配無用。  それは、何を隠そう「ジャズ」本来が持ち合わしている、目には見えない無限の偉大なパワーなのだ。  こうして、夜も明けやらぬ早朝から、濃い目のキリマンを三杯ほどのみながら、大好きな愛聴盤の感動の名演を全身にタップリ浴び、JBLサウンドの大音量に埋没すると、何故か、強力なエネルギーを全身に注入され、「SWING」がオープンする頃には、既に本来のパワフル老人にカムバックしているのだから、ジャズの偉大さ、ジャズの凄さ、ジャズの持つ不思議さに感動せずにはおれない。   ジャズは最高だ!

 さあ、三連休の最終日である今日も確り頑張るぞ!  

 

            <2016年9月18日(日)>

 相変わらず今朝も三時半起床。 すぐさまバカチョン・カメラを持って屋外に出て見たところ、昨日同様、薄雲に覆われてはいるものの、中秋の名月も顔を出したり隠れたりして、名月のゆるぎない魅力を放っていた。  すかさずカメラに収めることにしたが、朝食を済ませ、PSに向っている今の時間には、何と、大きな雨粒が音を立てて降り注ぐ本格的な雨天に急変してしまい、中秋の名月観月会どころの騒ぎではなくなってしまった。  恐らく16号台風の影響で、日本列島の真上に停滞している前線を刺激し、雨天を招いたのかも知れない。   ここの所、秋らしい胸の空く様な快晴にお目にかかったことが無く、まるで梅雨本番真っ只中の様な異常気象が続いている。

 これでは「SWING」の拘りのアナログ・サウンドに悪影響を及ぼさない訳が無い。 今日は悪天候に見舞われたサンデーではあるが、オープンまでには未だ五時間余り時間があるが、直ちに「SWING」店内の除湿機をONにし、ベストな店内環境を作るべく、いち早くスタートさせることにしよう。  こう雨天ばかり続くと除湿機の大活躍に期待を寄せるしかない。  今から準備すれば、オ-プン時点には、来店されるジャズ・フアンの皆さんのご期待に充分お応え出来る次元のサウンドでお楽しみ頂けるベストな店内環境が出来上がることだろう。  何しろ空気振動を起こし音を作り出すユニット機器の震動盤は紙の素材で出来ている出口の変換機器への、湿度が及ぼす影響の大きさは想像以上のものがあり、その鋭敏な変化の凄さに今更ながら驚かずにはいられない。

 とにかく、湿度が高いと、低音のエッジの部分が鮮明に描ききれず、ぼけてしまい、特にウッド・ベース等の弦の切れ込みが甘くなってしまい、今一表現力に冴えが無くなってしまうから、ピアノ・トリオ等の満足度が低く成ってしまい、ジャズを楽しむ上で湿度との関わりを無視する訳にはいかない、と言うよりは、避けることの出来ない宿命と言ってもいいだろう。

 ジャズとオーディオを極めるには、避けて通れない湿度対策。 異常気象が招くジャズ・サウンドえの影響云々等全く耳にしたこともなく、世間の話題にのぼったこともないのだが、突き詰めて考えれば、音に関わる人々に取っては重要なテーマである。

 

            <2016年9月17日(土)>

 最近来店される皆さん方は、多分に遠慮勝ちな皆さんが多いせいか、メイン・テーブルに常時備えられている「ジャズ・フアン・アンケート用紙」へご記入下さる方が非常に少なくて、困っております。 と言うのも、実は、アンケート用紙に記入されている、ご本人さんの大好きなミュージシャン名や愛聴盤名、是非聴いて見たいレコード名等をご記入して頂き、その情報を元にお皿の上に御出まし願うディスクを決定するのが、慣わしとなっており、お客様のご意思ご希望を最大限に反映させて、ご本人さんが本当に楽しいひと時をお過ごしに成れるための重要な情報が得られる「ジャズ・フアン・アンケート」は、お客様に取っても、私に取っても、ジャズ喫茶「SWING」に取って無くては成らない大切な情報だから、もしもこれが無いと成ると、使用するレコード選定の決めてとなる情報が全く無く成るため、已む無く私独自の独善的な進行と成ってしまい、お客様の意思が全く反映されずに終わってしまい、楽しさが半減してしまう危険性をはらんでおり、折角、貴重なお時間と多額の経費を費やし、わざわざ遠路はるばる度田舎の「SWING」までお越し頂いたのですから、心の底からお楽しみ頂き、最大限のご満足が得られ、充実したひと時をお過ごしに成れるお時間を提供したいと心から願っており、出来る限り不満足な結果を招きたくないので、是非とも皆さんの意思を明確に反映した「ジャズ・フアン・アンケート用紙」へのご記入を是非お願いしたい。

 「アンケート用紙」からの情報が無い場合は、私独自の考えで、お皿の上に御出まし願うディスクの選定は、どうしても独善的なものと成ってしまう危険性を生じてしまい、ディスクの傾向が偏り勝ちに成ってしまうため、お客様に取って決してご満足頂ける結果が得られる筈が無いため、どうしても「アンケート用紙」に記載されている、お客様が聴いて見たいレコード名やリクエストしたいレコード名等の情報が欲しいのです。

 「SWING」にお見えに成ったお客様が店内のイスに座っている時間帯は、お客様のご意思、ご希望を最優先し、まるで自分のリスニング・ルームでジャズを楽しんでいるかの如く満足度が得られる、ゴールデン・ジャズ・タイムを実現させてあげたい。 これがささやかな私の願いであり、実現可能な夢である。

 一人でも多くのジャズ・フアンの皆さんに、真のレコードの醍醐味を体感して欲しいからです。

 

           <2016年9月14日(水)>

 昨日は朝7時から津の東海眼科に出向き、妻の定期検診と瞳孔を開き、眼底の精密検査等を済ませ、「SWING」に帰宅したのが、午後6時半頃だった。 それにしても患者さんの多いのにはビックリした。

この大混雑振りだから今年12月に、新たに東海眼科病院を新築着工する筈だ。 次ぎの次ぎ辺り出向く時には、まっさらのピカピカ東海眼科で受診して頂けそうだから、楽しみだ。  恐らく、日本が誇る世界的眼科医に相応しい最先端医療を提供し、多くの目の患者さんの悩みを解決してくれる、立派な病院が完成することだろう。

 

 昨日の定休日は東海眼科でほぼ一日の殆んどを過ごしてしまったが、その後の妻の目の状態も順調に回復しており、検査結果も非常に良かったから一先ず安堵した。

 昨日の定休日は、年老いた我々には、たまには、確り自分の健康と向き合う時間も必要だと、気付かせてくれた貴重な休日であった。  皆さんもたまには、ちょっと立ち止まり、自分の体の健康状態を確りチエックする時間が必要だと思いますので、くれぐれもお体大切になさって下さることを願っています。

 

            <2016年9月13日(火)>

 昨日は久々(二ヶ月振りかな)に東京から若いカップルのIさんお二人が、遠路はるばる陸の孤島、伊勢志摩漁村の「SWING」にお見えに成り、彼等から首都圏を始め関東一円の現在のジャズ喫茶事情やジャズ・ライブの現状等ジャズ・シーン全般にわたり、多種多様なジャズにまつわる貴重な情報を沢山入手する事が出来て実に楽しかった。  

 例によって是迄よくあるパターンだが、彼等曰く。  「マスター! 伊勢神宮参拝を口実にやってきましたが、主たる目的は飽く迄も、奥志摩漁村の<SWING>詣でにあり、全国何処を探しても、<SWING>さんの様にジャズの名盤の真の醍醐味を確り体感出来るジャズ喫茶は、今や何処を探してもお目に掛かれないから、その願望を達成させるために、今回の旅を試みたんです。」と、心なしか、りきみ気味に私に語り掛けて来たのだ。  全国各地の超遠距離から「SWING」詣でをやってのけるジャズ・フアンの皆さんの、良く使う手法であり、伊勢神宮参拝を口実に「SWING」を訪れたジャズ・フアンの皆さんの数は数え切れない程沢山いて、私に取っては、又しても伊勢神宮参拝をダシにしてまで「SWING」詣でをやって退けたか、と言った、按配で、聞き飽きた耳タコ情報であり、伊勢神宮に対して失礼な振る舞いではないかと考え、私自身が超遠距離から「SWING」詣でに挑む皆さんを代表して、神宮参拝を試みることにしており、先月も伊勢に行った際、神宮を参拝させて頂きました。

 昨日東京からお見えに成ったIさんカップルは、40歳代後半の若き優秀なジャズ・フアンであるにも関わらず、ジャズの何たるかを奥深く知りつくしているばかりか、クラシックやロック、フュージョンに至るまで幅広いジャンルに精通した並外れた実力を誇る音楽家なのだ。  その端的な証拠として、彼がリクエストしたアルバムで実証出来る。

 果たして、そのアルバムとは? 下記にアップさせて頂いた作品です。 このアルバムはコルトレーンの名曲であり、彼が十数回に及ぶ録音を今日に残している「マイ・フェバリット・シングス」の中で、最高の名演とされているライブ録音トラックですが、悲しいかなこのことを充分理解出来ているジャズ・フアンの数は残念ながら数少なく、余程ジャズに精通したジャズ・フアンではない限りご存知ないと思いますが、昨日東京から来店した彼は、「マスター! <セルフレスネスのマイ・フェバリット・シングス>をお聴かせ願えませんか。」と、滅多にリクエストされることの無い名盤中の名盤を、彼は意とも簡単にリクエストされたのだから、驚きと嬉しさの余り、一瞬我が耳を疑い、再度彼にリクエストの確認をさせて頂いた按配です。  

 実は、かつて30年前、私はコルトレーンに夢中に成り、彼のアルバムを、かたっぱしから熟聴し、明けても暮れてもコルトレーンに終始していた頃があり、当時熱狂的なコルトレーン・フアンであったあの頃のことが今でも鮮明に思い出されて来て懐かしかった。  そのおかげと言ってはおかしいが、彼のアルバムはほぼ完璧に近いコレクションを実現しており、海賊盤約10枚を含め、ほぼ満足な状態を保っており、今でもプライベートな時間帯には、コルトレーンのコレクションから、お目当てのLPを引っ張り出して来ては楽しんでおります。 

 

 昨日は地元三重の津から、マイルス・フアンだと言う、素晴らしいジャズ・フアンのT氏がお見えになり、楽しいひと時を過ごせてうれしかった。 何しろ、貴重な地元ジャズ・フアンの来店だから、嬉しくない筈が無い。  「SWING」の来店客の大半が超遠距離からお見えに成る方達で占められており、地元近辺からの来店者は飽く迄も少数派にすぎない。  これと言うのも、地元にはジャズのレコードを楽しむ文化の次元が低いからに他ならないが、最近徐々に変化しつつあり、予期せぬ地元ジャズ・フアンがお見えに成り、びっくりすることが良くあり、驚いている。

 

            <2016年9月12日(月)>

 今朝もいつもの様に三時半起床。 先ず外に飛び出し、お天気伺いを立てたところ、余りすっきりしない、昨日のあの見事な秋晴れとはうって変わって、空にはお星様一つ目に止まらず、期待はずれの曇天模様のようである。 しかし、2~3日前から朝夕には急に秋の気配を感じる様に成って来たから気分がいい。

 いよいよ、頑固に拘り続ける「SWING」のアナログ・サウンド・システムに取って、待ちに待った絶好のシーズンを迎えることに成り、システムばかりか、自分までもが、まるで心浮き浮き! JBLが奏でる快適サウンドを思う存分楽しめるシーズンが、やっと巡って来たのだ!  とにかく、同じサウンド・システムにも関わらず、これ程迄に環境条件によって、同じシステムにも関わらず、受ける影響の大きさに驚かざるを得ない。  いかにJBL本体の素材と湿度との関わりの複雑怪奇な関係の大きさに今更ながら不思議なぐらい因果な関係を維持しているのには驚かずにはいられない。

 自分は今のこのシーズンは、まだまだ朝の目覚めた瞬間から、夜の就眠につく時までの間、お客様のいない時間帯の総ての時間は、パンティ1枚の丸裸のスタイルで終日過ごしているため、「SWING」店内で大音量の大音圧を素肌の全身に直接浴びると、今のこの時期のJBLサウンドの凄さが鮮明によく伝わって来る。   まるで体内の内臓までおも、大型エンクロージャーに装着されたJBL38cmWウーハーから放射される大音量の強烈な大音圧で揺り動かし、強烈な圧迫感すら感じさせるほどの音圧に驚かずにはいられない。 まるで一瞬、陶酔状態を招くほどの強烈な音圧感を体験出来るのだから、麻薬常習犯まがいの癖におちいる危険性すら、はらんで居ると言っても決して過言ではないほどの、まるで異次元の体験を可能にしているのだから、大きな魅力と危険性の両面を持っているのだから、スリル満天なのだ!  この体験も、丸裸で過ごす今のこの時期だけのオーナーである私の得難い特権である。

 

 今日は志摩病院に出向き、首の患部の張替えと手術で取り除いた部分の精密検査結果が悪性か良性かの詳しい経過報告を主治医からお聴きしなければ成らない。  いつも志摩病院では予定以上の時間を費やしてしまい、帰宅するのが随分遅れてしまい勝ちだが、今日は地元三重の津から来店予約が入っているから、可能な限り早く帰宅し、来店予約された方に、ご迷惑のかからないようにしなくてはいけないと考えている。

 

 全国のジャズをこよなく愛する皆さん!  今のこの時期こそ、かつての天才達が残してくれた名盤の数々を存分に満喫する絶好のシーズンですぞ!  このチャンスをミスミス逃す手は無い筈だ!

 陸の孤島、伊勢志摩漁村の片隅に、確りと根を下ろし、頑固に自らのポリシーを貫きとうし、ジャズ・シーンに新たなる息吹きを吹き込み、ジャズの偉大さ素晴らしさを余すことなく知って頂くために、「SWING」は、例えライブの出来ない半人前のジャズ喫茶と言われようと、可能な限りのジャズ文化の偉大さと、その存続のために努力奮起を惜しまず頑張って行く覚悟である。

 

 ジャズって本当にすばらしい!  秋の夜長をジャズ一色に染めようじゃありませんか。

 

            <2016年9月10日(土)>

 昨日は陸の孤島、奥志摩漁村の「SWING」に伊勢の桜井べーシストが突然お見えに成り、久々にお元気なお姿を拝見させて頂き、うれしかった!  依然お会いした時と全くお変わりなく、お元気そのものだった。

 所が、私の丸裸の出で立ちをお見せしてしまい、何ともお恥かしい限りだった。 サマー・シーズンとも成れば、私のライフ・スタイルは朝目覚めた時から夜就眠するまでの、お客様のいない時間帯総ての時間は、パンティ1枚の文字通り、裸天国の田舎暮らしを満喫しており、家庭菜園やリトル・ガーデン等の屋外作業をする際、まる裸で過ごしているから、顔よりも、むしろ身体全体の方がはるかに日焼けしており、皆様にお見せするのが恥ずかしいのだが、昨日は伊勢から突然お見えに成った、べーシストの桜井さんに丸裸の姿を見られてしまった。  まあ、それはいいのだが、丸裸スタイルでお迎えする羽目となり、大変失礼な、店主としてあるまじき振る舞いをしてしまい大変申し訳なく思っている。 

 とは言っても、今後、裸天国とおさらばしようなんて言う気持ちは毛頭無い。 開放感に満ち溢れ、お客様のいない時間帯に、一人でエアコンの効いた店内のベスト・リスニング・ポジションのイスに丸裸の出で立ちで、どっかと腰を下ろし、Wウーハーを装着したホーンタイプの大型SPから放射されるジャズの強力な音圧を地肌に直接受ける際のあの快感と来たら、まるで麻薬的陶酔とでも言うのだろうか、シャツ等衣類をまとい、リスニングするのは馬鹿げているとさえ、誰しもが思うに違いない。  サマー・シーズンに於ける「SWING」店内での丸裸リスニング・タイムを満喫出来るのは、今のこの時期に於ける、天からの私えのささやかなプレゼントだと思いありがたく頂戴している。  

 ジャズ喫茶「SWING」はライブを行っていないから、ミュージシャンの皆さんが顔を見せなくて当然であるが、時たま、稀にレコードを楽しむジャズ喫茶「SWING」に興味を抱いて下さるミュージシャンの方がおり、ご一緒に名盤を楽しむこともあり、その時は何故か、お恥かしいながら私自身、格別の喜びにしたれるのが不思議で成らないのだ。

 「SWING」に来店するミュージシャンが占める割合はと言えば、ほんの1割にも満たない僅かな人数ではあるが、何故か、彼等がお見えに成った記憶は何時までも鮮明に脳裏から消え失せることが無いのが不思議で成らない。 

 昨日お見えに成った桜井さんには、伊勢名物「へんば餅」のお土産まで頂戴し、妻と一緒に美味しく頂きました。  ありがとうございました。

 さて、今日はサタデーだ!  早朝の屋外で自分の丸裸の肌を撫でていくそよ風の爽やかさが、13号台風通過後には激変し、嫌が上にも、秋の気配を感じずにはいられない、まさに「オータム・リーブス」の名曲がよく似合う季節と成った。 

 さあ、今日も頑張るぞ!!

 

            <2016年9月9日(金)>

 志摩地方一帯は、今回の13号台風襲来による被害は、恐らく避けられないだろうと予測されていたが、幸運にも志摩半島に上陸せずに、海上を通過して行ったおかげで、被害は皆無に済んだ。

 8号から14号まで、たて続けに、息つく暇もなく連続で襲来して来たのだから、この異常振りには驚いた。

九州や東北、北海道地方は連日の如く、地震と合わせて、集中攻撃を受け、まるで天災王国と化してしまった感があり、お気の毒で成らない。  台風シーズンは、まだまだこれから暫く続くから、明日は我が身かも知れないのだ。  

 それにしても今朝の素晴らしい夜明けには久々に感動した。 今朝も目覚め一番、先ず「SWING」の目の前に広がりを見せる熊野灘に顔を出す日の出君の満面の笑みをカメラに収めたくて、何時もの様にバカチョン・カメラとソニーのウオークマンをひっさげて、玄関ドアを開け、外に出たところ、日の出君が顔を出す東の空がすっきりと晴れ渡り、パンティ1枚の丸裸の肌を、ひんやりと爽やかに撫でて行く乾燥気味のすっきり感に富んだそよ風の何と心地良いことに気ずき、我ながら目を丸くしてビックリ仰天! いよいよ、「SWING」の拘りのアナログ・サウンドに取ってベスト・シーズンがやって来たのだと、思った。  これからは益々JBLサウンド本来の持ち味を存分に発揮出来るシーズンが訪れたと言うことだ!  期待に胸が膨らみ、ヤル気満々に成って来るのがこのシーズンなのだ。  何しろオ-ナーである私自身が、鮮やかな表現力に裏打ちされた、豪快にして優しいサウンドの素晴らしさに驚き、愛おしさすら覚え、胸が熱くなり、次から次と止めどなく愛聴盤を紐解き、時の過ぎるのを忘れてしまい、ついつい夜更かししてしまいがちと成るのが、これからのシーズンであり、充分注意しないと、コンディシヨンを崩す羽目となる。 

 

 全国各地から、かつての天才ジャズメンの名演が熱く刻み込まれた名盤をこよなく愛するジャズ・フアンの皆さんに心いくまで満喫して頂くためには、先ず私自身が充分納得し、胸をはってお楽しみ頂ける自信が無い限り、オープンしないことにしている。 従って、一端オープンしたからには、ジャズ本来の醍醐味を確りと体感して頂けるものと信じている。  

 しかし、各人の多種多様な好みの壁が存在するから、いささか、不安な部分もあるが、何とか最大公約数の感動を得られれば幸いだと考えている。

 

            <2016年9月6日(火)>

 昭和の一桁に生まれた我々世代は耳で育った。  テレビやスマホと言った日常的映像文化とは全く無縁であり、「ラジオとアメリカ映画」だけが青春の総てだった。  何しろテレビの無い時代だからね、今の世代の人達にはとても考えられないだろうが、WVTRの深夜放送から洪水の如く流れ出るアメリカ・ポピュラー・ミュージックを食い入るように聴いていたものだ。 

 恵まれた裕福な家庭には、その放送をカセット・テープに録音出来るカセット・デッキを所持していたから、カセット・テープに録音してコレクションしていた、当時のことが鮮明に脳裏に浮んでくる。

 しかし、今の文明時代に、そんな古い時代の既に化石化してしまった話を今更取り上げても、違和感のみが生じて、馬鹿にされるのが当然の筈が、なんと!  若者世代を代表する街である渋谷、原宿、秋葉原では、デジタル文化の中で育って来た若者達の大半が、デジタル音の様に切れ味鋭いクリアーで無味乾燥な機械的な音とはまるで違った、是迄耳にしたことの無い、血の通った暖か味のある動物的な温もりのあるカセット・テープの音に、衝撃的な新鮮さを覚えたばかりで無く、カセット・テープ自体のすがた、かたちに惚れ込んだようだが、なんだか若者達の心情が自分にはよくわかる。

 とは言っても、今更、半世紀前の既に化石化してしまった、あのカセット・テープやカセット・デッキが若者のあいだで静かなブームを呼んでいるのには、ビックリ仰天だ!!  

 それならば、と言うことで、早速、自分も物置小屋を探して見た所、奥の片隅にホコリまみれに成って眠っていたカセット・テープを発見し、きれいに掃除をして使用可能な状態にまで仕上げ、早速、デッキに挿入し、再生して見た所、なんと正常に音が出たのには、本当に驚いた。  恐らく、テープ同士がくっついてしまい、使用不能に成っていることだとばかり思っていたのだが、ビリー・ホリデイの若かりし頃のボーカルを再生してみた所、実にスムースに、あの説得力のある彼女のボーカルが綺麗に再生出来たのには、全く予想外でびっくり仰天! うれしかった。 

 今更ながら、カセット・テープの強靭さには驚かずにはいられなかった。  余りのうれしさに、歳甲斐も無く思わず、バンザイ! と叫んでしまったのだった、

 今度、江戸に出向いた際には、持ち運びしやすい、携帯用のミニ・カセット・デッキを購入することにしよう。

 カセット・テープとカセット・デッキの専門店が何軒かオープンしてるそうだから、楽しみだ!

 

*台風一過にも関わらず、スカッと気持ち良く晴れ渡る気配も無く、肌にまとわりつくジメジメ感は相当高湿度と見受けられる。  一刻も早くベストな店内空間の環境を整えるべく、除雪システムを作動させ、ジャズ本来の醍醐味を確りと体感出来る環境を整えなければ成らない。

            <2016年9月5日(月)>

 首に出来た吹き出物の切除手術を無事に終え、今日は四日目を迎え、患部の張替えと術後の経過確認の診察を受けるために、志摩病院に出向く日だ。  患部が首の右後方部のため、自分自身で術後の状態を確り確認出来ないから、よくわからないが、順調に回復していると思っている。

 大きく腫れあがっていた患部も随分小さくなり、痛みも和らぎ、楽に過ごせる様に成った。 あと二日もすれば、本来の自分を取り戻すことが出来るだろう。 

 負け惜しみではないが、田間には現在の自分自身の生き様を確り見詰め直し、チエックする時間も必要だと、しみじみ実感することが出来た。  今回の手術は、なんだか神の戒めだった様な気がして成らないのだ。  どうやら、前え前えと驀進するばかりの日々では無く、田間には立ち止まって、確り今の自分を見つめ直し、改めるべきは改め、確りとした知性溢れる眼力と判断力が必要だと、教えてくれた、掛け替えの無い神のお告げだと心得ている。

 

 残暑の厳しさは依然として今尚続いてはいるものの、朝夕は随分すごし良く成って来た。 刻一刻と秋の気配は確実に近ずきつつあり、まさにオータムリーブスの良く似合う感傷的なシーズンを迎えることに成った。  「枯葉」と言えばエヴァンスやマイルスの名演を思い出すが、何といってもサラ・ボーンの「枯葉」の名唱が先ず脳裏に浮ぶ、このことからもわかる様に、ボーカルに勝る楽器は無いと思っている。

 歳老う毎にボーカルの良さをしみじみ実感させられ、最近富にボーカルもののレコードに触手が伸びてしまい、「SWING」店内には大音量のジャズ・ボーカルが溢れんばかりに鳴り響いており、来店されるジャズ・フアンの方達に、「マスター! 最近、ボーカルものの頻度が随分多く成りましたね。」と言われることがあり、ハット! 我にかえり、驚くことがある。  ところが、悲しいことに、ジャズ・ボーカルもののLP

コレクションが実に貧弱なのだ。  残念ながら今更、ボーカル盤の入手に精を出すつもりは無く、所持するコレクションを最大限に活用するしか無いと考えている。

 人間の感情表現に最も適した楽器と言えば、それは「ボーカル」であり、その魅力を最も発揮されるシーズンが、今まさに訪れ様とするオータムだと思いますので、インストルメンタルばかりでなく、もっと、もっと、ジャズ・ボーカルを楽しもうではありませんか。

 

           *変化に富んだ今朝の奥志摩の夜明けの「SWING」。

 

            <2016年9月1日(木)>

 台風一過、予想通り見事な快晴を迎え久々に「SWING」の目の前に大きく広いがりを見せる熊野灘に面した大野浜へと出向き、暫くご無沙汰していた日の出君と再会することにした。 まるでプライベート・ビーチ同然のこの大野浜の雄大な大自然美の素晴らしさは相変わらず衰えることなく、底知れん魅力を放っていた。   打ち寄せる波の小さな音以外、何一つ物音しない、静まり返った夜明け前の熊野灘で、ソニーのウオークマンから流れ出るモダン・ジャズを、波打ち際の渚の砂を踏み締めながら聴く心地良さの何と素敵なことか!  何度味わっても、この至福のひとときの輝きは全くあせることが無いのだから、底知れん魅力を放っているのには、少なからず驚いた!

 

 さて今日から、いよいよ初秋に突入した訳だが、丁度台風一過と合い間って、ものの見事に、秋らしい趣きを一変に表出し、湿度の高い、ジメジメした肌にまとわりつく不快感も一変に吹き飛んでしまい、すっきりとした清涼感に満たされた、辺り一面の空気がなんとも心地良い!   やっと待ちに待った「SWING」の拘りのJBLアナログ・サウンドが冴え渡り、本来の底力を存分に発揮出来るシーズン到来と言うことだ。

 オーディオ・マニア諸君ならば、その変の所の音の違いは、鋭敏且鮮明に感じ取り、判別出来る聴力をお持ちだが、一般のジャズ・フアンの皆さんだって、湿度の高い、重い空気が充満した環境の中で聴くジャズと湿度の低い、カラッとした心地良い初秋のすっきりした環境の中で聴くジャズの心地良さの音の違いは、充分に感じ取って頂けるものと信じている。  

 やっと、ジャズ喫茶「SWING」が誇る、拘りのアナログ・サウンドの実力を発揮出来るシーズン到来と言う訳だ!   毎年、この時期を迎えると、JBLが奏でるサウンドの切れ込みと、パンチ力の鋭さがよみがえり、ジャズ本来の醍醐味に一段と輝きを増し、初秋の深まりと共に次第に本来の底力を発揮しだすから、頼もしい限りであり、秋の深まりが楽しみで成らない。   サラッとした心地良い秋風と共に「SWING」のアナログ・サウンドは、オータム・シーズン到来と共に目覚め、よみがえって来るのだから、今こそ、その絶好のシーズンを迎えたことに成り、秋の夜長をジャズで埋め尽くす、まさにゴールデン・ジャズ・シーズンを迎えたと言う訳だ!  

 ジャズの名盤をこよなく愛する皆さん!  初秋を迎えた今こそ、ジャズに埋没し、ジャズの素晴らしさを存分に味わいつくす、絶好のチャンスではありませんか!

 来たれ!  全国のジャズ・フアン諸君!  ご一緒に楽しもうではないか。 

 

*昨日は「SWING」が定休日と知らずに、神戸から訪れた方がいて、丁度運よく私が在宅だったので、快く入店して頂き、約三時間程、名盤を楽しんで頂きました。   

 全国のジャズ・フアンの皆さん、ご来店下さる際には、申し訳ございませんが、是非、営業確認のお電話をご面倒ですが、よろしくお願い致します。