(2016年3月16日~31日)

 いよいよ三月も後半に突入し、悩まされ続けていた早朝のあの厳しい冷え込みとも、いざ決別と成ると、なんだか一抹の寂しさすら感じられて成らないのだから、人間ってなんて勝手気侭な動物なんだろう、と、我ながら呆れ果て、歳老いた自分の未熟さを恥じずにはいられない。  

 春爛漫のお花見シーズン到来と同時に、ジャズの華も満開の醍醐味を「SWING」の拘りのアナログ・サウンドで、皆さんとご一緒に存分に味わい尽くし、心行くまで満喫しようではありませんか! 







               (2016年3月31日)

 いよいよ今日は三月も最終日だ! 今年もつい最近新年を迎えたと思ったら、あっと言う間に明日はもう四月なのだから、何と言う月日の経つのが早いことか。 やりたいことが山ほどあるにも関わらず、気ばかりあせって一向に、捗らないジレンマに陥っている自分がなんとも情けない。 歳を重ねる毎にその傾向が一段と色濃く現れはじめ、かつて若かりし頃の様に何事も予定どうりの速度で着実に完結せず、次ぎから次ぎへと前進し難く成って来たから、常時ストレスから開放されない状態が続いている有様である。 

 とは言っても、冷静に同年代の諸君の生き様を拝見させて頂くと、殆んどの方は既に現役の第一線から退き、一切の気苦労から開放され、自由気侭にのんびり余生を楽しんでおられる方が殆んどだから、未だ現役第一線を貫き通し続ける自分の生き様は、異例中の異例のもので、突出した存在の生き様をしており、何処からかその情報がメディアの方達の耳に入ったらしく、ローカル・テレビから一昨年に引き続き二度目の取材依頼のご連絡を頂戴したが、余りにも次元の違い過ぎる世界の取材内容に納得いかず、申し訳ないが丁重にお断りさせて頂くことにした。 

 自由気侭に解き放たれた老後の生活に飽き足らず、自ら率先して現役の厳しい第一線で生き抜く路を選んだのだから、世間一般の同世代の皆さんの暮らし振りを素晴らしいとか、羨ましいなんて思ったことは全く無い所か、退屈な時間を持て余し、緊張感の欠如した日々の生活の連続が老人ボケを早く発症してしまうリスクがあるだろうから、むしろお気の毒だと思っている。  とにかくボケて居る暇なんて全く無い所か、一日24時間が40~50時間に成って欲しいと願うばかりである。

 ジャズを生甲斐にしたわが道を行く生き様は、緊張感に満ち溢れ、多忙を極めるが、来る日も来る日も実に楽しい!  無言の内にジャズから無限のパワーをして居る自分は本当に幸せ者である。

 

 さて昨日は定休日だったので、日曜大工と左官仕事、そしてガーデニング等予定満載で、午前中は順調に予定していた仕事もかたずいていたのだが、正午過ぎに成ると突然、妻が横山のお花見に行きたい言い出し、それならばと言うことで、早速、バカチョン・カメラとソニーのウオークマンを持って、イザ出陣!

 昨年に引き続き二度目の横山桜見物と洒落込むことにした。 満開にはあと少し及ばない六部咲きと言った所だっが、妻のリクエストのおかげで、それなりに結構花見気分を満喫する事が出来て良かった。

 「桜と団子とモダン・ジャズ」の絶妙のコラボは実に楽しい想い出と成った。

 なんとかして生涯現役を貫きたいと願うばかりである。

 桜の身頃は、まだまだこれからです。 皆さんも是非お花見見物を楽しんで下さい。

 

               (2016年3月30日)

 今日は多くの皆さんが余り目にしたことの少ない、日の出君が水平線から顔を出す直前の光景をお目に掛けましょう。

 

 今日の書き込みはいきなり画像で始まりましたが、田間には文字は最小限に留めて、画像中心に仕上げるのもいいかも?

 と言うことで、今日もお天気もいいことだし、「SWING」のリトル・ガーデンで昼食の一品にと、伊勢の逸品である錦爽鳥と志摩名産の的矢牡蠣を妻が焼いてくれた。  ガス・オーブンや電子オーブン等で焼き上げたものよりも、自然素材の炭火でじっくり焼き上げたものは、何故か旨味成分が濃縮され、香りも増し、一際美味しさを増すから不思議でならない。  最新の調理機具である文明の力を使って料理している我々現代人よりも、自然界の天然木の火力を使って調理していたかつての古代人の方が遥かに美味しい食べ方をしていたことに成るのだから、皮肉なものだ。

 今日は定休日だから屋外での作業が山積しているので、先ずガーデン用に使う丸太をノコギリで切る大工作業から始め、続いてタイル貼りの左官仕事に挑み、時間があればガーデニングに汗を流す予定である。

 お天気もいいことだし、太陽の陽ざしをたっぷりと浴び、ラジカセから流れ出るモダン・ジャズを聴きながら、終日屋外で過す予定である。

 

 昨日夕刻に在米中の弟から小包みが届いた。  中味は下記の画像の通リですが、総て「SWING」にご来店下さる皆さんのコーヒーのおつまみ用に三個ずつ添えてサービスさせて頂いているキッスチョコと「SWING」の人気商品である特製ビスコッティに使用するアーモンドや毎朝、自家製ライ麦ゴマパンに塗って食する時に使うピーナッツ・バター等が遥か遠くのカリフォルニアの果てから、わざわざ送られて来たのだ。 「SWING」始まって以来これで何度目になるのか、全く数え切れない程、何十年に渡りエクストラ・バージン・オリーブ・オイルを始め、ありとあらゆる品物を私達の為に送り届けてくれているのだから、唯唯、感謝あるのみ。

 カリフォルニア西海岸に足を向けては寝られないのだ。 自分に取って生涯最大の恩人はと聞かれれば?

声を大にして弟だ! と叫びたい。

 

              (2016年3月29日)

 今朝の目覚めは、ほぼ何時もの定刻、四時十分前だった。 すぐさま外に飛び出し、今日のお天気伺いを立てることにした。  真っ暗闇の夜空にはキラキラと輝く星達が、見事な満天の星空を演出しており、まるで北アルプスの「槍ヶ岳」の頂で目にした時のあの光景に近い素晴らしいもので、最近めったにお目に掛かった記憶の無い見事なもので、是は絶対今朝の日の出は見逃しては成らないと思い、手早く朝食の準備を整え、一人寂しく何時もの様に食べ終え、早速、愛用のバカチョン・カメラとソニーのウオークマンをポッケに偲ばせ、「SWING」の眼前に広がりを見せる真っ暗闇の熊野灘へと、歩を進め、水平線から日の出君が顔を出すまでには半時程の余裕があったので、恒例の波打ち際の渚のお散歩と洒落込むことにした。 

 寄せては返す小さな波の音以外に、何一つ物音しない、静寂の世界に砂浜の砂を踏み締めるザクッ、ザクッと、リズムよく刻む自分の足音と、ウオークマンから流れ出るモダン・ジャズの音が響き渡り、熊野灘に面したこの大野浜の渚は、まるで自分の独演場と化し、まるで大自然を一人占めした贅沢極まるひとときを過ごし、暫くして、一ヶ月振りに満面の笑みを称える日の出君との再会を果たすことが出来た!  半世紀以上に渡り、日常茶飯時の如くお目に掛かって来た熊野灘の日の出君ではあるが、今朝の日の出君程見事な日の出君の姿にお目に掛かった記憶は見当たらない。  本当に今朝の日の出君は、無限のパワーを頂戴出来る素敵な朝日だった。 

 

 昨日は東北の岩手から遠路はるばる「SWING」詣でを見事にやってのけた中年の熱いジャズ・フアンにお目に掛かり、並外れたジャズへの情熱の凄さに我ながら驚かずには居られなかった。 岩手と言えば、我が国のジャズ喫茶業界の頂点に君臨し続ける「べーシー」の存在が大きく影響してか、東北地方全体がジャズ文化のレベルが非常に高く、時折、この伊勢志摩漁村の果てまで、超遠距離を屁とも思わず、わざわざこの度田舎の「SWING」までお見えに成る方に遭遇する時が有るが、如何に高速道路が完備されたとは言え、彼等のジャズへの情熱の凄さの程がお解かり頂けるものと思う。  彼等のパワーと並外れた情熱の凄さに乾杯せずにはおれない。  乾杯!!  

  

              (2016年3月28日)

 昨夜の天気予報では今朝は雷雨だとのことであったが、自分が目覚めたAM,4:00少し前の空には沢山のお星さん達が空一面にキラキラと輝いていて、雷雨なんて全く無縁のいいお天気だ。 このぶんだと今日も三日連続で「SWING」のリトル・ガーデンで、お花達に囲まれて、ラジカセから流れ出るモダン・ジャズでも聴きながら、妻と二人がささやかな焼き芋パーティと洒落込むことにしよう!  何しろ無農薬自家栽培のお芋さん達だから、格別に味わい深さもひとしおなのだ。

 今の自分の心中の満足度たるや、飛騨牛や近江牛の分厚い極上のステーキに勝るとも劣らない満足度を得られるのだから、人間の真の食の満足度なんて全くいい加減なものだ!  食する際の舌から得られる美味感覚の情報のみが食の満足度を決定ずけるとは限らないのだ。 美味しさを決定ずける要因なんて、食材の美味しさのみで決定付けられるものではなく、プラスアルフアーなる個人的な複雑怪奇とも言える感情や想いで迄もが加味されて、その食材の最終評価が成されることがよくわかる。    たかが焼き芋と馬鹿にしちゃいけない。  何しろ人間はハートフルな感情動物なんだから、例え安価な食材でも食する当事者によっては、極上食材に匹敵する価値を見出しているかも知れないのだから、その価値判断は全く異なって来て当然と言わねばなるまい。

 さんさんと降り注ぐ太陽の陽ざしを全身にたっぷり浴びながら、リトル・ガーデンのお花たちに包まれ、モダン・ジャズを聴きながら、妻と二人で焼き立てホカホカ、熱々の焼き芋をフー、フー言いながら、キリマン片手に食する極上の朝のリラックス・おやつタイムの素晴らしさは格別そのものである。 

 

 さて昨日はサンデーとあって、地元三重の津、鈴鹿、多気、紀北等の各地jから四組の皆さんがお見えに成りましたが、中でも名古屋からお見えに成ったジャズ・フアンの方とのジャズ談議の妙味が大変印象深く私の脳裏に焼きついており、今更ながらジャズの偉大さに改めて感服せずにはおれなかった。 まさにびっくりポン! そのもの。

 

            *名古屋からお見えに成った方が楽しんだLP。

              (2016年3月27日)

 私が頑固に拘り続けて来たアナログ・システムの中の大黒柱とも言える、肝心要のパーツである「カートリッジ」の役割はレコードに刻み込まれた小さな溝の両壁面上下左右の凹凸をトレースしながら、その機械的な振幅信号を電気信号に変換する、まるで魔術師の様なことを平然とやってのける変換機なのだから、たいした奴には違い無いのだが、これが又高度な使いこなしのテクニックと豊富な経験、そして並外れた繊細な五感を要求される、非常に面倒な部所であり繊細な作業を伴うから、オーディオ・フアンに取っては遣り甲斐のある作業である。  所謂、入口の変換機であるカートリッジと出口を受け持つスピーカー・ユニットは電気信号を前後運動の機械信号に変えて空気を振動させて音を作り出す役割を果たしている変換機であり、カートリッジとは全く逆の作業ではあるが、両者共想像を絶する魔術師的な仕事をこなしていることには何等変わり無い偉大な奴達であり、アナログ・サウンドの生命線とも言うべき最重要箇所であるその変換機が現在「SWING」ではトラブッテおり修理中のため、本来の「SWING」のサウンドとは似ても似つかぬ、自分の納得がいかないサウンド状態のため、臨時休業にしたいのはやまやまなれど、「SWING」の現状を知らないまま、遠路遥遥ご来店下さる方が後を絶たないため、残念ながら休業する訳にも行かず、困り果てており、訪れて下さる皆さん方に申し訳ない気持ちで謝罪のストレス満載の日々を過ごして居る有様である。

 更に不運にも、「SWING」が誇る重量級ロングアームであるオーディオ・クラフト4000のシェル一体型アームにも、ほぼ同時にトラブルが生じてしまったのだからたまったものでは無い。  ジャズ喫茶「SWING」に取って開店以来最大の危機到来と言える。

 この様なひん死の危機状態の時こそ、オーナーである自分の真の自力を問われる時でもあるのだから、持ち前のパワーをフル回転し、全知全能を振り絞り、訪れるジャズ・フアンの皆さんに可能な限りお楽しみ頂ける極上のジャズ空間を提供すべく全力投球しなければ申し訳ないと、意を決して只今挑戦中である。

 

 さて昨日はオープン間もなく、和歌山から「SWING」初来店となるお二人がお見えになり、トラブル中のサウンドとは全く知らずLP3枚聴き終えた時点に、現在の「SWING」の最悪のサウンド状態をご説明させて頂いた所、なんと彼等曰く、「マスター、不満なんて全く無いですよ。 素晴らしいじゃないですか、このサウンドで充分楽しめましたよ。 遠くからやって来て本当に良かったと思っています。 再度訪れたいと思います。」と言う言葉が彼等から帰って来たのには、いささか驚き、お世辞半分にしても素直に安堵した。

 

            *和歌山からお見えに成ったお二人が楽しんだLP。

              (2016年3月26日)

 昨日に引き続き今朝も早朝の水道水は相変わらず身のちじむ様な冷たさで、眠気まなこもいっぺんに吹っ飛んでしまい、あっと言う間に本来の自分に戻るから、おおいなる清涼剤の役割を果たしており、少なからず私生活の中で役立っているのも事実である。  この頃あちらこちらで桜の花の便りを告げる便りを頻繁に耳にするが、早朝における水温む頃を実感出来るのは、どうやら桜の花の満開とは無縁らしく、まだまだあとしばらくかかりそうな気がして成らない。

 

 昨日は久々に怠け心が芽生えかけた自分の気構えに、天からの厳しい警告を頂戴してしまった。 一体、どの様な警告かだって?  実は「昨日はオープン早々から岐阜から四人組のジャズ・フアンの方がお見えに成り、彼等がオーダーしたピッツァやパスタの調理をこなしては、名古屋周辺のジャズ喫茶事情やジャズ・ライブの現状等詳しい情報談議についつい話が盛り上がり、可也の時間を要してしまい、自分達の昼食が何時の間にか夕刻までずれ込んでしまい、彼等四人が「SWING」を後にしたのはPM四時頃だったので、我々二人の老体にはいささか堪え気味のため、本日の営業は是でクローズしようかなと、さぼりの虫が頭をもたげ始め、よし、是で閉店にしようと思ったその矢先だった。  何度かお目に掛かったことのある京都人のお馴染みのご立派なご婦人とその息子さんのお二人がお見えに成り、驚きと嬉しさの余り、一変に怠け心も吹っ飛んでしまい、一瞬にして本来の自分に立ち返り、よし! やるぞ! と言うフアイトが燃えて来たのだ。  と言うのは、何しろご婦人と息子さんのお二人は京都人であると同時にニューヨークやシドニーにお住まい国際人でもあり、尚且つ、京都のあの有名なジャズ喫茶「しやんくれーる」で若かりし頃お勤めに成っていた経験があると言うのだから、是は我々素人よりも遥かにジャズにご同慶が深く、より精通されているのは確かであり、色々と伝授願いたいことも沢山あり、「SWING」来店客の中では突出したジャズ通の非常に頼もしいご婦人である。  ご婦人のお顔を拝見すると同時に、私の脳裏には、かつて70年代から80年代のジャズ黄金期の京都が鮮明に思い出されて来て、なんだか胸が熱く成り、懐かしくて成らなかった。 

 中でも当時「しやんくれーる」のママとマイルスの関係がよく話題を呼んだこともあったりして、「ダウンビート」や「ビッグ・ボーイ」、パラゴンの「ビッグ・ビート」「ブルー・ノート」等ジャズ喫茶のハシゴをよくしたものだ。 その中でも強烈に印象に残っているのが河原町三条に有った「ZABO」だ。 薄暗い階段を降りた地下の店内にはアフリカの仮面が並び、フリー・ジャズがアルテックA5から大音量で流れ出ており、コーヒーが無くなると昆布茶

が出て来て、嬉しい思いをした記憶がある。

 それらの京都の多くのジャズ喫茶も果たして現在も健在なのだろうか? 案じられて成らない。

 

 本来の「SWING」のサウンドをお聴かせ出来なかったのが何よりも残念でならなかった。

 

     *本日の熊野灘に顔を出した日の出君。

              (2016年3月25日)

 昨日は神戸から、我こそはソニー・ロリンズの大フアンだと豪語する方がお見えに成り、以前から「SWING」に来たくても中々来れなかった事情や、自らが惚れ込んでしまったロリンズの偉大なミュージシャンとしての功績を懇切丁寧に私に語り掛け、自慢気そうな面持ちでロリンズ節に酔いしれていた彼の顔が印象深く思い出されて来て成らなかった。  個性豊かなジャズ・フアンの方はどうしても、後日、何時までも鮮明に自分の記憶に刻み込まれており、時折思い出されて来ることが有る。  何しろ神戸のジャズ・フアンの皆さんに、度田舎のライブも出来ない半人前の男の隠れ家的ジャズ喫茶「SWING」を大変気に入って頂き、何故か予想外のご好評を博し、遠路遥遥わざわざこの「SWING」に来店するジャズ・フアンの方が後を絶たず、東海、関西一円では、最もジャズ文化の豊かな地域として名を馳せた神戸市内のジャズ・フアンの方達が数多く「SWING」詣でに挑もうとする皆さんの熱い情熱の凄さには、唯唯、感服! 感謝! するのみである。

 

 神戸と言えば、かつて10年前」には、元町の「jam jam」が私の大のお気に入りで、深夜と言わず、朝帰りは常習犯でマイカーをぶっ飛ばし、よく通ったものだ。  そう言えば京都にも沢山のジャズ喫茶が至る所に点在しており、中でも熊野神社近くの「YAMATOYA」や河原町界隈には「いあんくれーる」や「インパルス」「ビッグボーイ」等沢山のジャズ喫茶が軒を並べて」いたが、中でも大音量でフリー・ジャズをアルテックA5でガンガン鳴らしていた「ZABO」が大好きでよく行ったものだ。 私の憧れのジャズ喫茶だった! 

 

            *神戸からお見えに成った彼等が楽しんで行ったLP。

               (2016年3月24日)

 昨日は定休日だったので、伊勢にお住まい長女宅のリトル・ガーデン(私の作った熊さんがガーデングッズとしてインテリングされているので、通称「クマさんガーデン」とひとは呼んでいる)の整理に行って来た。 

 快晴に恵まれ、屋外でガーデニングに没頭していると、うっすらと汗ばむほどの陽気となり、あと一週間もすれば、恐らく伊勢の宮川提の桜もほころび始め、あちこちの桜の便りも頻繁に飛び交う花見シーズンを迎えることに成ることだろう。 

 毎朝恒例と成っている、妻とのティタイムを済ませてから、伊勢に出向くことにした。 伊勢到着は既に10時を過ぎていたため、ピッチをあげてクマさんガーデンの花の植え替えや剪定に没頭し、正午過ぎまで掛かってようやく全体の五分の一程度完成したのでひとまず帰宅し、後日再び出向くことにした。

 

          *伊勢の長女宅のリトル・ガーデンの一部をご紹介します。

 伊勢から「SWING」に帰宅後、余りにも春爛漫の見事な陽気のお天気だったので、一昨日に引き続き、「SWING」のリトル・ガーデンのお花達とラジカセから流れ出る極上のモダン・ジャズに包まれながら至福のひと時を満喫することにした。  

               (2016年3月23日)

 昨日辺りから春爛漫の陽気も急に色濃く成り、早朝の厳しい冷え込みも和らぎ始め随分過ごし良く成ったものだ。  いよいよ「SWING」のリトル菜園に各種野菜苗を植えるシーズン到来が目の前まで近ずき、その準備態勢を万全に整えるために忙しく成るぞ! 妻と二人で体調を整え、着々と予定通り押し進めなければ成らない。  これから年末に向って日々多忙を極めることに成るが、なにぶんにも自然を相手の仕事だから、全く予測し難い面もあるが、予定通りうまく収穫に結びついた時の達成感は素晴らしく、何物にも変え難い大きな感動を得ることが出来るから、やり甲斐が有り、総て無農薬栽培だから少なからず健康に役立っている。

 ガーデニングにしろ菜園のしろ、、愛情込めて育て上げれば、確実にそれにこたえてくれるのだから、遣り甲斐があると言うもの。 むしろ子育て以上の確実な達成感すら得られる時もあるのだから、これは溜まらない。

 「SWING」を営みながら、隙間を縫っての菜園作業やガーデニングだから、如何に小さな規模とは言え、ネコの手も借りたい多忙な日々の連続だから、ボケルてる暇など全く無い所か、体力は日に日に衰えてはいるものの、脳の方は益々進化を遂げ、冴え渡る一方でボケとは全く無縁の健康を維持しており、これは多忙を極める代償として天からの大きなプレゼントなのかも知れない。 太陽の陽ざしがさんさんと降り注ぐ元で汗を流しながら過すひと時が如何に健康に役立っているかが実感出来る今日この頃である。

 

 以前から気にしていたことだが、地元三重の松阪市から「SWING」にお見えに成るジャズ・フアンの方が、他の地域よりも群を抜いて多く、一体これは何故なんだろうか?  と自問自答する日々が続いているが、未だ一向にその答えが見つからず、解からず仕舞いのまま今日を迎えており、不思議で成らない。 何れにしても松阪一円の地域住民はジャズ文化が他の地域よりも、予想以上に発達していることは確かなようである。 

 

 さて昨日も、松阪から若者と中年の二組のジャズ・フアンが来店し、只今、「SWING」のメイン・カートリッジ2本とメイン・アームが修理中のため、予備のカートリッジとアームで急場を何とか凌いでおり、「SWING」本来のアナログ・サウンドとは程遠い、満足のいくサウンドでは無いにも関わらず、別段、苦言を呈する訳でも無く、楽しんでおられたご様子だったが、なんと寛大な人達なんだろうと、私としては大変皆さんに申し訳なく、穴があったら入りたい気持ちで一杯だった。

 

 昨日、松阪からご来店下さった皆さん、トラブル発生中の「SWING」のサウンドを、わざわざ遠くから聴きに来て下さってありがとうございました。 大変申し訳ございませんでした。

 

 昨日は実に穏やかな朝を迎え、「SWING」のリトル・ガーデンでのんびり過ごし、妻に焼き芋をして頂き、ラジカセから奏でるモダン・ジャズを聴きながら、焼き芋をかぶりつきながら妻と二人で至福のひとときを満喫することが出来た。

 今日は定休日。 伊勢の長女宅のリトル・ガーデンの手入れにこれから出向くことにしよう。

               (2016年3月22日)

 「SWING」の小さな小さなリトル・ガーデンに植えつけた春咲き球根もやっと花を付け始めた。 今年は予想外の異状気象に見舞われてしまい、リトル・ガーデンのお花達や菜園の各種野菜の成長に大きな影響を及ぼし、想像以上のダメージを受けてしまい、ひん死の状態だったが、何とか曲がりなりにも本来の見事な花ではないが、やっと花を付け始めた。 

 自己採点するとすれば、60点と言った所か?   夏の花であるカサブランカの球根は今尚依然として全く芽が出ていないから、もしかして全滅してしまったのかも知れない。

 

               (2016年3月21日)

 昨日はアナログ・サウンドに頑固に拘り続けるジャズ喫茶「SWING」に取って、平成の革命とも言える記念すべき日だった。  一体何が革命なのかだって?  アナログ・サウンドに生甲斐を見出し、アナログを売りにして来た「SWING」が、ここに来て何と!  禁断のデジタル・サウンドであるCDの世界に足を踏み入れてしまったのだから、これを革命と言わずして何と言おうか。  一大飛躍と呼ぶにはいささか筋違いだが、アナログとデジタルの両サウンドの幅広い音の世界のジャンルで楽しめる舞台作りが整ったことに成る。

 昨日閉店間際に、新たなる人生の遊び友達とも言える、アナログ・レコードをCDにプリントする「CDプリンター・マシン」がやって来たのだ!  是でコレクションしているLPの中から、お好みのLPをCDにプリントしてCDラジカセ等で気軽に屋外のリトル・ガーデンや菜園作業をしながらとか、マイカー等で幅広くジャズを楽しめる様に成った。  ますます日常生活の中で音楽との関わりが幅広く濃密に成り、是迄以上にジャズ・ライフをエンジョイ出来るものと大いに期待している。

 もしも、お客さんがLPをCD化して欲しい要望が有れば、快く応じ、「SWING」からのささやかなプレゼントとして差し上げる来店サービスにさせて頂いてもいいと考えている。

 

 *昨日閉店間際に「SWING」に届いた「CDプリンター・マシン」。  

 昨日は正午過ぎに「SWING」の常連さんである神戸の熱烈なジャズ・フアンのお二人が二ヶ月振りにお見えに成り、積もるジャズ談議に華が咲き、思わず話込んでしまい、何時も10枚程度熟聴して行くのだが、今回はその半分の5枚に留まった。  なんだか申し訳ないことをしてしまった気がして成らない。  彼等がレコードを充分聴けなかったぶん、私が神戸市内のジャズ喫茶の現在の状況やジャズ・ライブの様子等ジャズ・シーン全般の沢山の情報を彼等から得ることが出来たことに成り自分に取っては大収穫であった。

 

 彼等とのジャズ談議の内容の全貌については後日詳しく書き込みたいと思いますが、その中でも特に印象深く脳裏に焼き付いて離れなかったのが、神戸市内のジャズ・ライブの場で異変が起こりつつある話題だった。

 果たしてその話題とは、近年のジャズ・ライブの演奏がマンネリ化傾向にあり、わあわあとやたら騒ぎたてる低次元のライブ・フアンばかりが集う、単なる幼稚なストレス発散の場と成っており、本来のジャズ・ライブの名演を楽しむ熱気が様変わりしつつあると言う話題だった。

 

               (2016年3月20日)

 今朝の起床は何時もの様に四時だった。 すぐさま外に飛び出し、真っ暗闇の空を見上げたところ、昨日とは打って変わって、お星様達が満天の星空で迎えてくれた。 時折、ヒューンと音を立て冷たい風が頬を撫でて行く心地よさがなんとも溜まらない。 もうすっかり春の気配を呈しており、そろそろ花の便りで賑やかに成る頃だ、  どうやら三連休の中日である今日は快晴に恵まれ、お出掛け組の皆さんに取っては絶好の行楽日和に成りそうだ。

 もしかして、今日は超遠距離から「SWING」詣でに挑む熱いジャズ・フアンも居るかも知れないが、何しろ今の「SWING」は、拘りのアナログ・システムがトラブっており、是までに無い苦境に立たされているため、とてもじゃないが、残念ながら大手を振って心から大歓迎する訳にはいかない心境なのだ。 

 実は昨日も横浜から熱烈なジャズとオーディオ・フアンの中年の御夫婦が、「SWING」のアナログ・システムに、まさかのトラブル発生中とは全く知らずにお見えに成ったらしく、「SWING」本来の快適なアナログ・サウンドとはまるで次元の違う、極ありきたりの平凡なサウンドだから、私自身がとてもじゃないが感動を呼ぶ次元の高さのサウンドとはとても信じ難く、皆さんにお楽しみ頂くレベルの音では無いから、トラブル発生箇所であるカートリッジとアームの修理が完了するまでの間、已む無く臨時休業状態であることをご説明させて頂いた所、それでもいいから是非聴かせて欲しいと懇願され、已む無くOKすることにした。

 彼等が「SWING」をあとにする際、酷評を覚悟でおそるおそるご感想を伺ってみたところ、何と彼等曰く、「マスター、立派じゃないですか。 これだけの音でしたら充分ですよ。 確り楽しめました。 カートリッジとアームの修理が完成した頃、再びやって来ます。」と言う、予想外の言葉に戸惑いはしたものの、お世辞半分にしても全く不満気な表情を見せなかったので安堵した。 私は「<SWING>本来のアナログ・サウンドはこの程度のものじゃないですから、充分期待して頂いて結構です。 来店の際にはお電話下さいね。」と申し上げお別れした。

 自分自信が納得しかねる不本意なサウンドでも、充分お楽しみ頂けることを知り、現在のサウンドでもいいから聴かせて欲しいと希望する方の要望には快くOKさせて頂くことにしよう。

 

*横浜からお見えに成った御夫婦と女性ジャズ・フアン。 

 最近に成って身を持って実感して居ることだが、世はまさにデジタル時代到来と言うのに、時代遅れも甚だしい、今時古臭い過去の時代のアナログ文化に没頭し、時代の流れに逆行する、まるで反逆児的生き様をさらけ出し、ややもすると変人扱いされそうな自分の確固たる信頼を寄せているアナログ・サウンドに賛同される、所謂アナログ・サウンドを愛するアナログ・フアンの皆さんが、私の予想を遥かに上回る沢山存在することが、日を追う毎に判明し、アナログ・サウンドに頑固に拘り続ける「SWING」のポリシーに益々自信と誇りを持てる様に成って来た。  

 ジャズ黄金期の天才達が残してくれた名演の数々を色濃く刻み込んだアナログ・レコードの素晴らしさを、皆さんとご一緒に「SWING」の極上空間で味わい尽くそうではありませんか。 

 

          *遠路遥遥横浜からお見えに成った御夫婦が楽しんだLP。


               (2016年3月19日)

 昨日は久々に熱狂的なマイルス・フアンが京都からお見えに成り、マイルスがチャーリー・パーカーのグループの元で鍛えられていた1940年代中頃の初期の頃からの名盤と言われているものの中から、順次系統立てて楽しむ事が出来たが、流石に帝王マイルスだけあって、次から次とお皿の上に顔を見せるアルバムのどれもが、総ていいものばかりなのだから、まさに脱帽ものであり、何度耳にしても飽きることのない、名演が色濃く刻み込まれていて、改めて帝王マイルスの偉大さに感服せずにはおれなかった。

 マイルスやコルトレーンには愚作と言われる類の作品が見当たらないのは事実だと思う。 パーカーの元で鍛えられていた頃には、偉大なガレスビーの陰に隠れてしまい、未熟なマイルスに脚光の浴びることはなかったとは言うものの、将来の大器を予感させるに充分な片鱗を充分に感じ取ることが出来る。

 何よりも残念なのは、現在の「SWING」のサウンドは、メインに使っていたカートリッジ(オルトホンSPU-Aとアントレー)と重量級アーム(オーディオ・クラフト4000重量級ロング・アーム)の両者が現在修理中のため、応急的にシュアーV15タイプ3でなんとか急場を凌いでいるが、シュアーでは中高域から高域に掛けて余りにも音質が細すぎて、オルトホンたアントレーの様なズブトさが無いため、ペット本来の音色を全く再現出来ず困り果てて居る状況である。                                    

 アナログ・サウンドの肝心かなめの大黒柱とも言えるカートリッジとアームのトラブルは致命的症状と言えるもので、ジャズ喫茶オーナーの自分としては穴が有ったら入りたいと言うのが偽らざる心境である。

 機械信号を電気信号に変換する、魔術師の様なことを平然とやってのける偉大な変換機だから、オーディオ愛好者としては最も面白いパーツ部門であり、最も難しい箇所でもある。  そのカートリッジとアームの修理完了までには約二ヶ月を要するとのことであるが、その間、臨時休業にせざるを得ない状況である。 

 現在使用している標準アームに自分で考えられるアイデアを色々と改良を施し、標準アームを重量級アームに変身させて使用してはいるものの、中域から低域に掛けてはものの見事に改善されたが、高域の線の細さを改善することが出来ず困り果てている状況である。 

 

 飽くなき進化を遂げ続けて来た「SWING」の頑固に拘り続けるアナログ・サウンドも、ここに来て暫く冬眠ならぬ春眠状態に入らざるを得なく成った。 

 現在のサウンドでもいいから是非聴かせて欲しいと、ご希望なさる方はその旨、仰って頂けば、喜んで対応させて頂きます。

 

  *京都からお見えに成った熱狂的なマイルス・フアン。

 今日は三連休の初日のサタデーとあって、気分は見事に高揚しては居るものの、「SWING」の拘りのサウンドは残念ながら最悪状態にあり、ストレス満載の連休を迎えてしまって、実に情けないが、せめて心の安らぎを取り戻すため、アナログではなく、この際、非常手段として久々にCDでハード・バップ・ジャズでものんびり私時間でも楽しむことにしよう。  

 


               (2016年3月18日)

 今日は先人達が言い残した華金なる非常に縁起のいい日だが、果たして如何なる日と成るのやら、楽しみで成らない。 燃え尽きんばかりのジャズ・サウンドの轟音に満ち溢れた一日と成ることを祈ることにしよう。

 

 さて昨日は「SWING」に取って、非常に珍しいお客様がお見えに成り、記念すべき一日と成った。 一体何がそんなに珍しいのかだって?  誰にも話さず、内密にしておきたいのはやまやまだが・・・・、お話しましょう。

 実は、「SWING」は本格的なジャズ喫茶としてスタートを切って、早四年目を迎えておりますが(「SWING」がイタリアン・ショップとして開店してから36年目、本格的なジャズ喫茶に路線変更してからはや四年目だから通産40年)、その間、ヤングの女性ジャズ・フアンがご来店下さった記憶が全く無いのだが、昨日は何と!  地元志摩市から若い女性のジャズ・フアンの方がお二人でお見えに成ったのだから、一瞬、私は恥ずかしながら年甲斐も無く胸が熱く成り、嬉しさのあまり動揺をかくせなかった。 

 黒潮洗う雄大な熊野灘に抱かれた男の隠れ家的極上のジャズ空間を誇るジャズ喫茶「SWING」は、かつて40年前の時代のジャズ喫茶のイメージをそっくりそのまま引きずったスタイルの店だから、明るくてお洒落でかわいい雰囲気とはまるで真逆の、暗くてごつい男の隠れ家的雰囲気のする、時代遅れの古臭いイメージを免れない、入りにくい店だと私自身が思っているのだから、彼女達に取って「SWING」に入店する際には、想像以上の勇気がいっただろうと憶測出来る。

 よくぞ「SWING」にご来店下さったものだと、彼女達の勇気ある決断に乾杯せずにはおれない。 地元志摩市のお二人に乾杯!! 

 昨日は志摩市からご来店下さったお二人の皆さんありがとう。 

 ヤング女性の来店を心から歓待するのは勿論ですが、今更、女性諸君の居心地のいい店内環境や営業スタイルに一新して路線変更する気持ちは全く無い。  是迄通り、かつての天才達の名演を記録したレコード鑑賞を愛して止まない、今や行き場を無くしてしまった全国の熱烈なジャズ・フアンのために、「SWING」は是迄通リ、私が頑固に拘り抜いたアナログ・サウンドの大音量再生に飽く迄も強く拘り続け、力強く進化の路を歩み続け、更なる極上空間に磨きを掛け、皆さんのご期待に添いたい考えております。

 

 「SWING」の拘りのアナログ・システムの肝心要の愛用のメイン・カートリッジ二本(オルトホンSPUーA、アントレー)とそれを装着する重量級ロングアーム(オーディオ・クラフト)の両方共ほぼ同時にトラブル発生を招き、只今、シュアーV-15-タイプ3に代役をお願いし、急場を凌いでおりますが、どうも納得の行くサウンドとは程遠い完成度のため、いろいろと考えられるテクニックを施しはしたものの、納得いく感動を得るまでには至らず、最近、私自身いささかストレス気味で困り果てている有様である。  WEC5さんに修理を依頼しておりますが、完成するまで約二ヶ月を要するとのことであるが、困り果てている次第。 

 本来の「SWING」拘りの感動を呼ぶ、圧倒的な存在感と迫力ある説得力を実感出来る次元の高さには程遠いものではあるが、暫くの間、皆さんには大変申し訳」ないが、ご辛抱願いたい。  必ずやこの埋め合わせは後日させて頂こうと考えておりますので、よろしくお願いします。

 

 そうだ、今日は江戸で奮闘中の可愛い孫に色々と手作り料理を三日分送る日だった。 そろそろ是から頑張って仕上げることにしょう。   待ってろよ!  SYOUKUN!  明日の午前中には手元に届くからね。 お楽しみに。

 

 

 

               (2016年3月16日)

*「SWING」の眼前に広がりを見せる熊野灘に面した大野浜の昨夜9時頃の光景。

 昨夜は眼前に拡がりを見せる、自分のホーム・グラウンドであり、プライベート・ビーチでもある、黒潮洗う熊野灘にめんした大野浜に出向き、ネコ一匹目に止まらないまるで無人島の如く、かすかに聞こえるのは、まるでフォービート・ジャズでも奏でるかのように正確なリズムを刻み続ける渚のさざ波の音ぐらいのもので、静まり返った伊勢志摩漁村の夜の海辺を吹き抜ける、かすかにイタリアンなスパイスの効いた潮風を全身にあびながら、愛用のソニーのウオークマンから流れ出るマイルス・デイヴィスのカインド・オブ・ブルーの小音量再生のサウンドが、シーンと静まり返った熊野灘の海辺に、まるで「SWING」のJBL大音量サウンドの如く響き渡り、一瞬ウオークマンの存在感にビックリ仰天! 思わずボリュームを絞った。  海辺の昼と夜との環境の違いの大きさを改めて実感させられた。  サマー・タイムの閉店後には、もっともっと積極的に夜の熊野灘に出向き、一日の最後を飾るひと時を潮風に体を浸しながらジョニー・ハートマンの様なボーカルでも聴きながら一日の終焉を過ごすのも一興かも知れない。  何十年もの間、伊勢志摩漁村の海辺近くに暮らしていながら、朝と昼の熊野灘のほぼ総てを知り尽くして居ると自負していたものの、夜の熊野灘が持って居る魅力については未だに未知の世界だから、もっともっと寄り添い近親感を深めながら、私生活に取り入れて行くべきだと痛切に思い知らされた。

 

 さて昨日は、定休日の前日の火曜日とあって、何だか気抜けしてしまい、いささか弛み気味となり、のんびり構えて居た所、オーディオとジャズのベテランの方がお二人、松阪からお見えに成り、一揆にヤル気満々と成り、「SWING」店内はモダン・ジャズの轟音で溢れ返り、ジャズ喫茶本来の姿に気分高揚! 彼等お二人からオーダーを頂戴したMXピッツァ二枚をすぐさま焼き上げ、二杯のコーヒーも点て終えた後は、オーディオやジャズ談議に花が咲き、あっと言う間に二時間が経過し、不満気な面持ちの欠片も見せずに「SWING」を後にはしたものの、私の自尊心は非常に耐え難い悲しい思いで彼等二人を見送った。   一体何故だかって?

 何をかくそう、「SWING」の現在の拘りのオーディオ・システムは、アナログ再生の肝心かなめの大黒柱とも言える、機会信号を電気信号に変換する最も重要な箇所を受け持つ、カートリッジとアームの両方が同時にトラブッテしまい、致命的なひん死の状態にも関わらず、彼等は何一つ不満気な表情を見せずに「SWING」を後にしたのだが、申し訳ない気持ちで彼等二人を見送ったのだ。

 現在は、メイン・カートリッジである「オルトホンSPU-A」と「アントレー」の二本、それに「オーディオ・クラフト4000の重量級ロングアーム」の三つがほぼ同時に故障した為、予備「のシュアーV15-3」に御出まし願って、当面の窮地を救って頂こうと苦渋の策を講じているのだが、最近少なからずストレスを感じる日々が続き、一日も早い修理完了の日が待ち遠しい。  

 今日は是から暫く修理完了の日までシュアーV15のお世話にならなくちゃいけないのだから、新品のシュアーV15だから、確りエージングを施し、少しでも早くベストな状態に保ち、最大の難関苦難を乗り切ることに全力投球することにしよう。 

 

*オーディオ・クラフト標準アームを重量級アームに変身させるため、アームにハンダ付け用の鉛線を巻きつけて改良を施し、シュアーV15の持ち味をワンランク上の力強いサウンドにグレードアップさせることに成功した。

 昨日は松阪からお見えに成ったお二人が「SWING」を後にした直後に、突然、伊勢から娘長女と孫夫婦がお見えに成り、私の大好物である散らし寿司を、お忙しい中を、面倒な調理を苦にもせず、私のために何時ものように愛情溢れる実に美味しい仕上がり具合に、妻と二人が食しながら、胸が思わず熱くなり、唯唯感謝の一言!  思わず、最高! 実に美味しい! と妻の前で叫んでしまったのだ。

 その上、大好物の岐阜饅頭まで沢山頂戴してしまい嬉しかった。  早速今朝の食後に濃い目のキリマンのおつまみに食したが、相変わらず絶品だった。  

 今日は素敵な定休日に成りそうだ。  厳しい冷え込みが衰えを見せ始めたら、早速伊勢の長女宅を訪れて、暫くご無沙汰していたガーデンの手入れを、確り充実させなければ成らないと考えている。

 恐らく来週あたりには出向くかも知れない。