***2016年10月1日~10月15日***

           <2016年10月11日(火)>

 HPもしばらくご無沙汰してしまい、今日は久々の書き込みに成るなあ。  今年の秋の三連休も何とか無事に済ませることが出来て安堵した。  何しろ我々老夫婦二人で総てをこなさなくちゃいけないのだから、未だに現役第1線で持てる能力をフルに発揮して、常に進化を遂げながら、全国各地から多額の経費と長時間を掛け、長距離移動の危険を犯してまでして、「SWING」を訪れるジャズ・フアンの皆さんの期待に充分にお応えしなければ成らない重大な責務があり、その緊張感たるや、現役を退いた同年輩の皆さん方とは全く異次元の世界で日々を過ごしているのだから、おかげさんで、未だボケとは無縁と言うよりも、日増しに頭脳明晰にして進化の一途を辿っており、自分自身で衰えたという自覚を持った経験が是までに全く無く、常日頃から常時、如何にすれば、伊勢志摩漁村の度田舎の果てまで、ご苦労なさって、わざわざお越し下さったジャズ・フアンの皆さん方がジャズへの熱き想いを確り満たし、レコードに刻み込まれた真の醍醐味を存分に満喫し、遠路はるばる奥志摩までやって来た甲斐があったと実感し、ご満足して頂けるかどうかに、全神経を集中し、再び訪れてみたいと思って頂けるべく、店内空間環境と充実したサウンドを完成すべく全知全能を集中し、努力を積み重ね、レコード鑑賞文化の素晴らしさを次の世代にまで、確りと引き継ぎ存続させる義務の様なものを感じており、微力ではあるがその為の努力を心掛けている。      

 

 ライブ・フアンは兎も角として、レコード鑑賞フアンに取っては、自らの熱い欲求を満たし得るジャズ喫茶は、残念ながら今の我が国には既に存在しない、悲しい状況にあり、時恰も、今や既に行き場を無くしてしまった全国の、不運極まる多くのジャズ・フアンの皆さん方の受け皿的役割を果たして居る「SWING」の存在が如何に重要且重大な責務を貸せられているかがお解かり頂けるものと思う。

 

 是までに「SWING」を訪れる多くの皆さんの口から、嘆き悲しむ、心の叫びを何度耳にしたことか知れない、「SWING」を訪れた皆さん方が言い残す、定番のお決まり言葉がある。 それは、「自分達の県には、この様なジャズ喫茶が無いから、是非、この<SWING>を持って帰りたい!」と言い残して行く、お決まりの耳タコ定番コメントが後を絶たない現状である。

 何しろ、レコード芸術を存分に堪能すべく、首都圏を始め、大都市各地の全国から、この奥志摩漁村の度田舎の果てまで、わざわざ苦労して出向くこと事態、これは異常としか言い様が無いのだが、時代の流れはその様な「旧態依然たる古い文化等消える運命にあるのだ!」と言わんばかりに、かつて40年前のジャズ喫茶華やか成りし頃のレコード鑑賞美学は既に無視され、消滅を危ぶまれており、巨大な時代の流れに逆らう事の難しさを身に沁みて実感させられている今日この頃である。

 

 昨日は秋の三連休の最終日とあって、そろそろ、多くの皆さん方はお疲れ気味と成る頃だから、当然、「SWING」にもその現象は現れても可笑しく無いと予想していたが、程好い来店客数となり、自分自身も名盤を楽しむ余裕があり、実に有意義な祭日だった。

 オープン早々、岐阜から中高年と思しき御夫婦(A氏)がお見えに成り、LP3枚をお楽しみになって「SWING」を後にしたのが、ジャスト12時だったので、即、昼食タイムにし、妻と二人でのんびりと、暫し休憩することが出来てよかった。  

 のんびり休憩していた所、トランペッターのM氏が、ご多忙の中、わざわざ「SWING」にお立ち寄り下さって、お元気なお顔を拝見出来てうれしかった。  ジャズ喫茶「SWING」はライブを行っていないから、ミュージシャンがお見えに成るのは非常に珍しく、例え短時間の滞在であっても、彼の心意気に感謝せずにはいられない。  この場を借りて、改めてありがとうと御礼申しあげたい。

 最近よくある現象だが、閉店間際に突然来店するジャズ。フアンの皆さんが多く成る傾向にあり、いささか戸惑っている状況である。 勝手言って申し訳ないのだが、来店される際には、ご面倒ですが、お電話をなさって頂くと、大変助かるのだが、如何なものだろうか。

 案の定、昨日も閉店間際に、「SWING」の大切な常連さんである、京都のX氏が訪れ、この方は全国的にもジャズ&オーディオのジャンルでは、よく名を知られた実力者であることから、度田舎で暮らしている私に取って、少なからず彼のお知恵を拝借したり、全国各地の有名処のジャズ喫茶の現状等の情報を入手したり、ジャズ談議に華を咲かせたりして、いつも貴重で大変有意義な時間を過ごしております。

  

*左画像が岐阜からお見えに成ったA氏ご夫妻。   右画像は京都のジャズ&オーディオの先生。

           <2016年10月7日(金)>

 昨日は「SWING」店内の脇役的存在だった「三人掛けソファー」を店内中央のヒノキ舞台に、御出まし願って、いよいよ主役を演じ、大役を果たして頂くことにした。

 店内中央のベスト・リスニング・ポジションに設置した「三人掛けソファー」を最初にご利用なさる方は、一体どなただろうか?  と興味深深だったところ、全国的に、このジャンルの世界では広く知られている、京都のジャズ&オーディオのプロの先生がお見えに成り、先ず1番目に、このソファーをご利用下さったのだから、なんとも縁起の良い初日だった。  その先生から、近日来拘りのランシング・サウンドの出口周りの改良に取り組み、一先ず完成の域に達した一昨日から何度も何度も試聴を繰り返しては、修正しながら、徐々に煮詰めること深夜遅くまで掛かってしまい、なんとか自分の五感を信じて、まあまあ納得いく時点にまで仕上げ、細部の微妙な調整に付いては、慌てずにゆっくり時間を掛けて仕上げて行こうと考えている。

 

 実は昨日京都からお見えに成った、ジャズ&オーデイオのプロの先生は、今回で5度目の「SWING」来店だったので、私とはすっかりお馴染みの方ですから、お互いを信頼し、きたんの無い意見交換をし合える仲だったため、「SWING」の現在のサウンドの是非について伺ってみたところ、彼は、今尚、半世紀に渡り、ジャズ喫茶業界の頂点に君臨し続ける一関の「べーシー」にも何度も足を運び、そのサウンドの実力の程は充分知り尽くしており、北は北海道から南は九州まで、名だたるジャズ喫茶の殆んどを知り尽くしておるため、彼の評価は充分信頼性の高いものであり、決してコマーシャル的な部分は皆無と見て良さそうだ。

 その彼に口から、昨日は、なんと!  驚くなかれ、彼曰く、「マスター! 昨日の時点での「SWING」のサウンドは、ついに「べーシー」のそれを、確実に上回り、今や「SWING」さんの、右に出る音を聴けるジャズ喫茶はございませんね。 と言う事は今や全国NO.1と言っても過言ではないでしょう。」と目を輝かせながら、私に向って、笑みを浮かべ、心持自慢気に語気を強めて、感想を語りかけてきたのが、大変印象的だった。

 たとえお世辞を差し引いたとしても、その絶賛振りは半端なものではなかったから、進化を遂げていることは確実なのだから、少なからず安堵の胸を撫で下ろした。

 自分自身も、10日前の「SWING」のサウンドと、現在の「SWING」のサウンドとは全く別もので、大きく飛躍を遂げたことは事実である。 高域の抜けも更に良く成り、低域もすっきりと引き締まり、図太く豪快な迫力は一段と増し、大きく進化を遂げたことは事実であり、ジャズの醍醐味を余すことなく味わい尽くすことが可能に成った。   

 

           <2016年10月5日(水)>

 今朝も相変わらず三時起床。 外は18号台風の影響で分厚い雲に覆われ、今にも雨が零れ落ちそうな雰囲気だ。  今年の10月は何時もの年と違って、何故か、抜けるような真っ青な青空を目にしたことが無い。  今のこの時期を於いてほかにない、絶好の山歩きのチャンスを逃すことに成り、いささか残念で成らない。  

 と言うことで、今朝も朝食後、すぐさま、昨日に引き続き、店内の模様替えを更に継続して、完成度を高めるべく取り組むことにした。

 先ず、是迄、のけ者扱いされていた、黒の三人掛けソファーを、「SWING」店内の最も重要なベスト・リスニング・ポジションの表舞台に御出まし願って、「SWING」の主役を演じて頂くべく、店内の中央にセッティングすることにした。  早速、拘りのアナログ・システムに火を入れて、何度も何度も、試聴を繰り返し試みて見た結果、全く違和感も無く、予想外にバランスの取れた迫力満点のサウンドを確認出来たので安堵した。  これで、全国各地から訪れるジャズ・フアンの皆さんに、レコードの醍醐味を存分に満喫して頂くけるサウンドであることを確認出来たから、一先ず安堵の胸を撫で下ろした。

 果たして、「SWING」店内の中央のベスト・リスニング・ポジションに設置された、「予約席」である三人掛けソファーに、一体、どなたが最初に腰掛けて、お楽しみ頂くのか、そして満面の笑みを余すことなく振舞うお姿を拝見出来るのか、楽しみで成らない。、

 

  この「三人掛けソファー」の最大の欠点は、余りにも座り心地が良過ぎて、眠気を誘い、ジャズを聴くどころか、寝入ってしまう危険性をはらんで居るから、要注意である。

 

           <2016年10月4日(火)>

 昨日に引き続き今朝も三時起床。 昨夜突然脳裏に浮び、もしも朝を迎えた時点に成っても、そのことを鮮明に記憶していたならば、久々にそのことを実行に移すことにしようと心に決めていたところ、何と目覚めた瞬間もはっきりと記憶していたので、よし! これはやるべきだ! と、決心し、朝食は後回しにして、早速、そのことを実行に移すこと にした。   一体そのこととはなんなのか?  と言いますと、「SWING」店内のイスとテーブルの全面配置換えに挑むことである。  実は、リスニングする音響の良し悪しとも関係するから、可也面倒な作業に成るのは必至だが、二年振りの模様替えとあって、なんだか心浮き浮き、いささか興奮気味となり、空腹を堪えながら必至で頑張った結果、三時に開始し、六時に完了したのだから、予定よりも早く、約三時間でやりとげ、細やかな音のチエックは時間を掛けて、オープンするまでに何とか仕上げなければいけないと思い、全神経を集中して、精神統一の元、70%程度までに完成させることに成功し、あとはゆっくり何日も時間を掛けて、拘りのベスト・サウンドに仕上げるべく、地道にコツコツ仕上げて行こうと考えている。

 所詮、度田舎のライブも出来ない半人前のジャズ喫茶であり、男の隠れ家的存在の役割を果たして居る「SWING」のジャズ空間は、大都市のジャズ喫茶の様に、お洒落でシンプルなセンスの良さを売りにした、綺麗な雰囲気とは全く無縁のもので、雑然とした、ごちゃ混ぜの、実に田舎臭い、ゴツイ店内雰囲気は、およそセンスのいい店内空間とは決して言い難く、今の時代のジャズ喫茶の流れの傾向を全く無視した、自己流の自らが主張したい拘りを、全面に掲げたポリシーを頑固に貫き通す意気込みは半端なものではなく、何としても、レコードを楽しむ文化を無くしては成らないと、心に決め、真のジャズ・レコードの醍醐味を一人でも多くの皆さんに満喫して頂くべく、老体に鞭打ち奮闘中である。 

 イスやテーブルの配置換えを終えた、今朝の店内の様子をバカチョンカメラに収め、下記にアップさせて頂きましたが、カメラ・ワークが拙くて、よく解からない画像と成っており、何とも残念である。

 全国各地至るところに無数のジャズ・ライブを楽しめるお店は点在して居るが、「SWING」の様な時代遅れも甚だしい、未だにアナログ・レコードの大音量再生に頑固に拘り続けるジャズ喫茶は時代の流れに取り残され、今や消滅の危機にさらされ、我が国から姿を消そうとしており、この大きな時代の流れに逆らわんが如く、ここ度田舎の伊勢志摩漁村から首都圏を始め大都市に向って、レコードを楽しむ真のジャズ喫茶の姿は欠くあるべしと、力強く発信して居るおかげで、最近ようやく全国各地のレコードをこよなく愛する多くのジャズ・フアンの皆さんから、暖かいご支持を頂戴するまでに成り、遣り甲斐を確りと噛み締めております。

 

           <2016年10月3日(月)>

 今日は首の吹き出物の手術後のその後も順調に快復しているか、どうかを検診するため、志摩病院に出向く日だ。  病院に行くのは大の苦手だが、止む終えない。  8時頃に出発することにしよう。

 

 今朝は何時もより少し早目の三時ジャスト起床。 急ぎお天気の様子を伺いに外に飛び出したところ、又しても今日も小雨模様の梅雨時を思わせる高湿度満載の上、真っ暗闇の空には閃光鋭く、稲光が派手に迎えてくれた。  雷鳴轟く悪天候は落雷に用心しなくちゃいけないが、現在の「SWING」の拘りのアナログ・システムはベスト・コンディションだから、これぐらいの悪条件等ビクともしないが、要注意する必要がありそうだ。   一昨年には一度真空管アンプをやられてしまった苦い想い出があるが、恐怖感を感じない程度の今日のような雷鳴ならば、全く案じることは無さそうだ。   昨日来、エンクロージャーとその周辺の強度を一段と増すために、重量級コンクリート・ブロックを敷き詰め、頑強なセッティング環境を完成させたおかげで、拘りのアナログ・サウンドも見違えるような力強さを増し、更なる進化を遂げ、全国各地からご来店下さるジャズを愛して止まない皆さん方に、ジャズの醍醐味を余すことなく存分にお楽しみ頂けるまでに完成度を増し、ストレス皆無の日々を過ごしているが、何よりも先ず、自分自身が心底ジャズ・レコードに刻み込まれた天才達の熱い名演奏を余すことなく、何時でも味わい尽し、満喫出来るのだから、こんなうれしいことは無い。  

 音を良くするには、余計な共振は押さえ込んでやるか、逃がしてやるか、のどちらか二者択一しか無いのだが、逃がしてやるには空中に浮遊させなければ成らないから、不可能に等しく、大きな重量で押さえ込むしか無いのだから、その主旨を実行するしかない。  と、言うことで、一昨日来エンクロージャー内部の強力な補強と吸音材のカット&トライを試み、SP周りの余計な共振を押さえ込むため、重量級コンクリート・ブロック12個置き(一作日8個、昨日4個購入)、更なる補強をし、頑強なセッティングを試みたところ、予想以上の成果を遂げ、従来のサウンドよりも更なる力強さを増し、低域がすっきりと透明感を増し、一段と体に感じる音圧感が増し、強力な迫力がよみがえって来たから、是までのサウンドとは全く次元の違う、別物の度迫力のジャズの醍醐味を楽しめる様に成った。  

 想定外とも言える驚愕の進化を遂げた「SWING」のアナログ・サウンドは、たいしてお金も掛けずにサウンドのグレードアップに結びつけるのだから、こんな愉快で楽しいことはない。  

 オーディオって本当に面白くて楽しい男の趣味だと、改めて実感させられた。   さあ! 益々、ジャズが楽しく成って来たぞ!   とにかく、無限のパワーを秘めたジャズから、遠慮なくパワーを頂戴し、ボケとは無縁の楽しい老後を謳歌したいと願っている。

 かつての天才達の名演を熱く刻み込んだ名盤の数々を、私とご一緒に楽しもうではありませんか。 そして、厳しい人生を生き抜くパワーに結びつけようではありませんか。

 

 今朝は少し早目の三時起床。 何時もの様に妻と自分の二人分の朝食の準備を終え、自分一人で手早く済ませてから、大好きな濃い目のキリマンを愛用のマグカップになみなみと点て、相変わらず在米中の弟から送られて来たキッス・チョコをおつまみにして、久々に有名な著書である「ブルースの魂」を紐解き、キリマンに舌ずつみを打ちながら、サブシステムを使ってCDをのんびり楽しむことにした。

 

           <2016年10月2日(日)>

 昨日閉店後コメリに出向き、重量級コンクリート・ブロックを8個購入しておいたものを、今朝、朝食を済ませて、早速四時から、購入したブロック8個を、大音量再生によって大型SPから生じる強烈な共振を抑え込み、快適サウンドのグレードを少しでもアップさせるため、SP周りに敷き詰める作業に取り組み、一時間ほどでほぼ完成したため、早速、その結果を確認すべく、拘りのアナログ・サウンドに一体どのように影響し、変化したのか見極めたくて、試聴して見たところ、何と! 驚くなかれ。 大音量再生によって生じる、強烈な共振を押さえ込む効果は充分とまでは行かないまでも、不思議なことに、低域を中心に、全体のサウンドが、是迄よりも更に、がっしりとした強靭さを増し、更なる圧倒的な迫力を構築し、想定を遥かに越えた驚愕の変化振りに度肝を抜かれ、その変化振りに、びっくり仰天!!  ブロックを敷き詰めるだけの単純な作業で、これ程までにサウンドが激変するとは、全く持ってオーディオの妙味と言おうか、その不思議さに驚き、溜まらなく奥深い面白さの魅力に今更ながら驚かずにはいられない!  

 私のオーディオ道の根幹を成す第一義は、先ず、たいしてお金を掛けずに、自らが目指す理想のサウンドを手に入れる事である。 何故ならば、私は貧乏庶民だからである。  別段、喰うに困っている訳ではないが、何百万、何千万と言う巨額の資金投入をしてまでして、オーディオを楽しむ気持ちは毛頭無いのだ。

 常に、最少の軍資金で最大の成果を上げ、自らが目指す目的を達成させる為の労力と英知を常に惜しんでは成らないと、自分に言い聞かせながら、実行し、今日の「SWING」のアナログ・サウンドを現在のレベルまで進化させて来たのは、並外れた細やかな英知の実践力による、長期に渡る、繰り返し繰り返し、手探りで試聴を重ね、散りも積もれば山と成るではないが、地道な努力の積み重ねが現在の「SWING」のサウンドを形成しており、決して今のサウンドは、多額の資金投入をして入手したものでは無い。 

 飽く迄も庶民レベルの趣味範囲に留まったものである。   それにしても、オーディオって本当に面白い!  ジャズとオーディオは車の両輪の様なものだから、飽く迄も両者のバランスが寛容である。

 

 今からオープンまで約6時間程あるから、久々に「SWING」店内のイスやテーブルの配置換えをして、気分転換でもすることにしよう。  自分の城だから、時折店内雰囲気を変えるのも必要なことであり、自分の英知と労力のみで済むことだから、ヤル気の意欲さえあれば何時でも可能なことであり、弛まぬ進化につなげることになる。

 

 画像アップは次回の書き込みの際にさせて頂くことにしよう。

           <2016年10月1日(土)>

 いよいよ今日から暦の上では秋本番到来と言うことに成るのだが、最近のお天気と来たら、歓迎しない雨天ばかりで、清清しい太陽君のお顔を拝顔出来る日が全く無くて、まるで梅雨本番さながらのようで、寂しい限りだ。

 

 食欲の秋だ! 芸術の秋だ! と、心身共に謳歌する絶好のシーズンとなり、時の経つのも忘れて、秋の夜長をジャズと共に渾然一体化し、恐らく昼だか夜だか境目のわからない、不規則極まる日々が暫く続くことに成るだろう。  

 あきの夜長を大好きなジャズ・サウンドに酔いしれて、過ごすこのシーズンの一日一日が何と楽しいことか。  およそ半世紀に渡り、毎年繰り返されて来たオータム・シーズンの素晴らしさは、とても言語で語り難い、感動の連続であり、生きてる喜びを改めて実感させてくれるのが今のこの時期でもある。

 とにかくジャズが最も似合うのが今のこのオータム・シーズンだと思っている。  もうじきいやが上にも、名曲「オータム・リーヴス」のお似合いの日が、足音を立てて目の前まで近ずきつつあり、その季が熟せば、自ずと毎年のことながら、連日連夜名曲「枯葉」の名演を耳にしない日が無くなるのが恒例である。   この名曲は色々なミュージシャンが演じており、それぞれ何度耳にしても全く飽きることを知らないのだから、如何に素晴らしい名曲であるかが伺い知れるものだ。

 

 そんな中、ふと私の脳裏をよぎったのが、私の大好きな植草甚一氏が、かつて「モダン・ジャズの発展」と言う著書の中で、「類稀な天才ピアニストのセロニアス・モンクとエリック・ドルフィーとの夢の共演が実現していたならなあ!」と言う一節があったが、生前パーカーが或る時、「偉大な音楽家は何時も生きて居る間に、正しく理解されなかった事が多く、そのため音楽家の生涯は何時も惨めだった。 かのベートーベンがそうだったように。」と書かれていたのが、鮮明に記憶に残っている。

 かのドルフイーの「AT   THE  FIVE  SPOT」は確かに偉大な名盤に違いないが、へそ曲がりな私は、どちらかと言えば、彼のラスト・アルバムである「LASTDATE」の方がドルフィーの類稀な名ソロがたっぷり聴けるから大好きで、中でも<SIDE-2>2曲目の「YOU DONT  KNOW WHAT LOVE IS」を聴くごとに感動を新たにさせられてしまう程、すばらしい!!

 

 昨日は先人達が後世に言い伝えた「華金」なる金曜日だったが、平日と余り変わった様子も無く、至って平凡な一日だったなあ、と、思い、間もなくクローズしましょうと思ったその矢先。 よくあることだが、突然横浜から遠路はるばる、度田舎の伊勢志摩漁村の「SWING」までお見えに成ったのだ。  すぐさまご来店の経緯をお伺いして見ると、是までにも頻繁によく耳にしてきた、超遠距離からの「SWING」詣での耳タコ事例であった。  一体何が耳タコかだって?   それは、伊勢神宮参拝を口実に、真の目的は「SWING」詣でを果たそうと言う魂胆なのだ。  言い方を変えれば、「SWING」詣でを果たさんがために、伊勢神宮参拝と言う大儀名分を利用して、抵抗感を少なくして、真の目的を達成しようと考えた必殺技である。  とにかく超遠距離からご来店下さるジャズ・フアンの皆さんは、多額の経費と長時間ドライブを強いられ、ご苦労と危険を犯してまでして「SWING」詣でに挑む方を、送り出す家族の皆さんへの旅の口実には伊勢神宮参拝が最も安堵感を与えるのかも知れないのだろう。

 いずれにしても、大変なご苦労をなさって、この伊勢志摩漁村の「SWING」まで、孤軍奮闘の上、お見えに成るのだから、皆さんの期待に充分お応え出来る満足度を提供しなければ成らない責務を感じており、そのために日頃から最大限の努力をしているのだが、果たして今回横浜からお見えに成ったジャズ・フアンの方は予想通りのご満足を得ただろうか?  気掛かりで成らない。