(2016年1月1日~1月15日)

 全国の名盤をこよなく愛するジャズ・フアンの皆さん、おけましておめでとうございます。 どうぞ本年も昨年同様変わりない熱いご支持をお願い申し上げます。

 

 皆さんもよくご存知の様にジャズ文化が稀薄で尚且つ次元の低い伊勢志摩漁村の片隅に私の頑固に拘り抜いたアナログ・サウンドの大音量再生を貫き通し続けたポリシーも、この度田舎の地に確りと根を下ろし、早くも五年目を迎え、やっと全国の名盤を愛する多くの皆さん方に広く認知されるまでに成長し、なんとか大輪のジャズの花を咲かせるまでに充実進化して参りましたが、これも全国の多くのジャズ・フアンの皆さん方のご支持とご声援の賜物だとひたすら感謝するのみです。  よくぞこの度田舎のライブも出来ない半人前のジャズ喫茶「SWING」を親身に成って熱いご声援を頂戴したものだと、改めてこの場をお借りしてありがとう!  と声高らかに叫ばせて頂きたいと思います。

 先人達が言い残した如く、「石の上にも三年」ではないが、その三年も既に過ぎ、最早「SWING」もそろそろ熟成期に突入し、自分が考えるジャズ喫茶の本来有るべき姿の極上空間も既に完成の域に達しつつあり、いよいよ完成の域に突入したと言ってもいいでしょう。   益々気を引き締めて、更なる高みを目指し、多くのジャズ・フアンの皆さんのご期待にお応えるべく奮起しなければいけないと、新年を迎え更なる飛躍の年にしたいと心に誓った。

 

*新年を迎え元日の朝のオープニング・ナンバーはこれ。













(2016年1月15日)

 今朝の目覚め時の外の様子は、あの大寒君が足音を立てて直ぐそこまで近ずいているのが良く解かる。 「SWING」の駐車場の水の有るところは確りと氷が張り詰めていて、今年もやっと旧正月が近ずいているんだなぁ、としみじみ実感させられる厳しい朝の冷え込みだった。  ちなみにその時の時間は夜明けに程遠い4時10分だった。   すぐさま妻と二人分の朝食の準備に取り掛かり、出来上がり次第手早に食べ終え、起床時の空には満天の星空がキラキラと輝いていたから、天気は良さそうだから久し振りに、「SWING」から徒歩で5分と掛からずに行ける熊野灘の夜明けの絶景を楽しむことにしよう。 

 そう言えば、日の出君との再会は久し振りだ。  バカチョン・カメラを持つ手が痺れそうな冷たさだったが、あの夜明けの絶景を目にした瞬間、吹っ飛んでしまう有様である。  何時も見慣れた光景なのだが、不思議に日の出君の満面の笑みを拝顔するとパワーが漲ってきて、この老体をヤル気満々にさせてくれるパワーを頂戴出来るのだから嬉しいじゃありませんか!  皆様にも今朝の熊野灘の日の出君の絶景をお裾分けさせて頂きますのでご賞味あれ。

 

 さて昨日は偉い先人達が言い残した華金と言われる非常に縁起のいい日なのだが、果たして昨日の「SWING」は如何なものか?   期待を胸にオープニング・ナンバーを在米中の弟から送られて来たばかりの4枚のレコードの中からドナルド・バードの「バード・イン・パリ」をセレクトし、「SWING」拘りの大音量、大音圧の轟音で一日のスタートを切る事にした。      すると10分程度過ぎた頃だったろうか、地元三重の津から「SWING」長年に渡る常連さんである中年の御夫婦お二人がお見えになり、華金を飾るに相応しい縁起のいい一日のスタートを切る事が出来た。  

 厳冬季を迎えた厳しいこの冷え込みを、吹っ飛ばさんばかりに「SWING」店内にはハード・バップの轟音で溢れ返り、ジャズの熱気満載の寒さとはおよそ無縁とも言える、まるで春たけなわの雰囲気を呈しており、JBL君に取っては生誕の地であるカリフォルニアのカラッとした乾燥気味の環境を好むJBL君だから、今のこの時期こそ、ベスト・サウンドを奏でる最高のシーズンだとばかり、高らかにその喜びを叫んでいる姿が何とも意地らしく、本来の持てる能力を余すことなく発揮出来る絶好のチャンスだから、何もこの絶好の瞬間をみすみす見逃す手は無い。  今のこの時期こそジャズを愛でるベスト・シーズンなのだ!   恐らくオーディオに憧憬の深いジャズ・フアンの皆さんならば、既にご存知だろうと察する。  

 ジャズ・フアンの皆さん、足音を立てて目の前に迫っている厳しい大寒をジャズの熱気で吹っ飛ばそうじゃありませんか。

 

             *今朝の熊野灘の夜明け。

(2016年1月14日)

 温暖化の恩恵に授かり、朝夕も過ごしやすい日々を送って来たが、今朝の厳しい冷え込みと来たら、まるで旧正月を思わせる厳冬季さながらの様相を呈していて、私が目覚める早朝の頃の「SWING」の駐車場でも至る所に今年初の結氷現象が見られ、いよいよ南国志摩にも冬の訪れを実感せずにはおれない、老人には歓迎したくない厳しい真冬がやって来た。   サマー・シーズンには何の苦もなくやってのけられる多種多様な屋外作業が、この時期に成ると、余程ヤル気をかき立て、フアイトを燃やさない限り完結しない羽目となり、歳を重ねる毎に厳冬季の苦手症状が際立って来たのは、何も自分だけでは無いのだろうが残念だ! 歳は取りたく無いものだ。  

 

 昨日は、在米中の弟から下記にアップした4枚のレコードが送られて来て、嬉しかった。  こうして「SWING」が今日揺ぎ無い、磐石の地位を確立出来たのは、弟の愛情豊かな献身的な力添えがあったればこそ成し得た成果と言えるのだ。   幼少の頃に父を無くした我々兄弟は不遇の人生を強いられられる事に成るのだが、弟は人並外れた努力の結果、アメリカで大成を成し得た、人生の勝利者と成り、私に取っては恥ずかしながら、この世で唯一あまえられる、まるで父の様な存在と言えるのだ。  

 早速、「SWING」の閉店後にサブのプレーヤーで弟から送られて来たレコードを試聴してみた所、非常にグレードの高い立派なものばかりで、嬉しさのあまり思わずヤッタ!!  と叫んでしまった。  パーカーもコルトレーンもビリーもエラも総て素晴らしいものばかりだった。   何時もの自分の悪い癖で、たて続けに各4枚とも3回ずつ繰り返しプレイバックし聴き込んでしまったが、それぞれのミュージシャンが最もいい時期の頃のものばかりだから、悪い筈が無く、聴けば聴くほどに感動も新たに、JBLの前に釘付けとなり、時のたつのも忘れ、ふと時計に目をやると何と針は深夜1時を指していて、びっくり仰天!  これは何時もの自分の早朝起床のペースに支障が生じてはいけないと、すぐさま床に付くことにした。

 

(2016年1月13日)

 今日は本年初の休日だったので、早起き(am.2:00)して妻が目覚める迄に「ライ麦ゴマパン」を焼き上げ、焼き立てホカホカを食べて頂きたいと思い頑張った結果、何とか間に合わすことが出来た。  早速、在米中の弟から送られて来たベーコンを使ってベーコン・サンドや野菜サンドを作り、大好きなキリマンを点て妻と二人でジャズを聴きながらのんびり朝食を楽しむことにした。 

 今朝焼き上げた「ライ麦ゴマパン」の食材は北海道産のライ麦粉と地元三重県産の強力粉を使ったが、アクセントとなるキャラウエイ・シードの手持ちを切らしていたため、完璧とは言えない仕上がりに成ってしまったが、まずまずの出来栄えだった。   

 

(2016年1月12日)

 今年最初の関門である三連休もやっと妻と二人で無事に乗り切ることが出来てひとまず胸を撫で下ろした。

何しろかつての若かりし頃と違って、年老いた今では、お客様からのグルメのオーダーをこなすスピードが全く違うから時間も掛かり、疲労感も早く訪れ、我ながら情けない時がしばしばある。  しかしながら、総てこなし終えた際の達成感は又ひとしおであり、その様な時、店内一杯に溢れ出るハード・バップの轟音の中で濃い目のキリマンを口にした瞬間、あっと言う間に疲れも吹っ飛び!  名盤に刻み込まれた大好きな名演を、ライブに勝るとも劣らない大音量で全身押しつぶされそうな大音圧のジャズ・サウンドから無限のパワーを頂戴し、たちどころに本来のパワフルな自分にカムバックし、若さを取り戻し、今尚現役の大一線で活躍し、ヤル気満々のエネルギッシュな日々を過ごせる体力を維持出来るのも、総てが偉大なジャズの恩恵に浴していると言っても決して過言ではない。   ジャズは本来、アフリカ系アメリカ黒人の文化であり、その彼等の虐げられた熱い胸の内を白人社会に向って、各種楽器を用いてジャズと言う手段を通じて叫び! 訴え続けたものがジャズと言う偉大な文化なのだから、彼等黒人の思いが色濃く刻み込まれた名盤の名演に感動も新たに、私のジャズへの思いは益々募るばかりで、ジャズから日々計り知れないエネルギーを頂戴出来る恵まれた今の自分が実在するのも、総て、在米中の弟や妻や家族一同、そして友人諸氏の暖かいご支援ご理解有っての恩恵にひたすら浴して居る幸せな奴だと、何時も感謝の念を忘れたことがない。  

 勿論、白人ジャズも和製ジャズだって大好きですが、何故か時たま無性にニグロの香り漂う黒人ジャズの魂に触れたく成って来る自分があり、その都度、我を忘れてむさぼる様にブラック・ジャズの洪水に埋没しております。 

 

 出来るものなら数多くのジャズ・フアンの皆さんに、ジャズから多くの恩恵を被り、少しでも厳しい日々の生活の中に潤いを醸し出す役割をジャズに担ってもらい、ジャズに寄り添い、末永くジャズを楽しんで欲しいと願っております。 

 きっと年追う毎にジャズの素晴らしさがしみじみ実感出来る日が訪れるものと信じます。

 

 昨日は三連休の最終日とあって、流石に超遠距離からお見えに成る方はなかったが、地元三重の四日市から三人組のジャズ・フアンがご来店下さって、「SWING」店内はモダン・ジャズの轟音で溢れ帰り、我ながら惚れ惚れする見事なジャズ空間を形成し、これぞ名盤を心底満喫出来るジャズ喫茶の模範と言っても決して過言では無い様相を呈しており、これが度田舎のジャズ喫茶かと?  我が目を疑いたく成る熱気溢れる光景が眼前に広がっており、どうやら今年もジャズ満載の日々が期待出来そうだ!  

 

 伊勢志摩漁村の頑固に拘り抜くアナログ・サウンドの大音量再生を貫き通す、半人前のジャズ喫茶「SWING」をよくぞ注目して頂きありがとう。   プライバシーの関係で画像公開が出来なくて残念ですが、ファイト満々にさせてくれるから堪らない。

 

 

*「SWING」から5分と掛からない距離に有る熊野灘の、秒刻みで刻々と変化し続ける夜明け前の光景。

     

                   *四日市からお見えに成った皆さんが楽しんだLP。

(2016年1月11日)

 今朝の冷え込みも随分と厳しく成って、大寒到来に相応しい陽気と成って来た。 お陰で目覚め直後にパジャマから普段着に着替える際はちょっぴり辛く成って来た。  お陰で夜明け前の渚のお散歩もサボり気味となり、ご無沙汰してしまい、熊野に顔を出す日の出君の満面の笑みを随分拝見していない。 今日は久々に日の出君との再会を果たすことにしよう。  もしかして、日の出君にお叱りを頂戴するかもしれないが、老体に免じてご勘弁願うことにしよう。  

 妻と二人分の朝食用の野菜サラダの材料や果物等を洗う水道水が随分冷たさを増し、サマー・シーズンの様に鼻歌混じりの快適な気分でスイングしながら朝食の準備をするのが、今頃の厳冬季の朝は、いささか辛く感じる年齢に成って来たようである。  早く来い来い!  夏よ来い!   と叫びたい心境なのだが、いちジャズ・フアンとして、或るいは、いちジャズ喫茶オーナーとしては、その様な泣きごとを言えない訳が実はあるのだ。   その訳とは?  一体何か?  「SWING」の拘りのアナログ・サウンドは、厳しい厳冬季の辛さとは全く裏腹に、乾燥気味の今のこのシーズンこそ一年を通じて最も快適なサウンドを奏でる絶好の歓迎すべき環境条件であり、ご来店下さる全国の熱烈なジャズ・フアンの皆さんに、大きな感動を得て頂ける、そしてオーナーとしては皆さんに最大の御奉仕を提供出来る大切な時であり、「SWING」に取っては、むしろ諸手を上げて喜ぶべきベスト・シーズンと言って良いのだから、泣き言なんか言ってられない頑張り時でもあるのだ。 

 「JBL」が産声を上げたアメリカ西海岸カリフオルニアの乾燥地帯の風土に良く似た環境条件が今のこのシーズンなのだから、「JBL」がご機嫌うるわしくジャズを奏でない筈が無いのだ。   

 天才達が残してくれた名盤の数々を愛してやまない全国のジャズ・フアンの皆さん、今こそ彼等の名演を余すことなく刻み込んだ名盤に心底酔いしれる絶好のチャンスだと思います。  ジャズの轟音に埋没し、ジャズの醍醐味をこころいくまで体感しようではありませんか。

 

 さて昨日は、新春最初の三連休の中日とあって、大阪から気合の入った、熱いジャズ・フアンお二人がオープン前から来店し、駐車場で開店するのを待ちかねていたのには驚いた。  何しろ私が老体のため、開店は遅く、閉店は早くの営業状態ですから、多くの皆さんに日頃からご迷惑を掛けてばかりいて申し訳ないと思っている。  とは言っても夜間遅くの「特別夜間格安貸切」の予約申し込みがある際には、快くOKさせて頂いておりますから、どうかお許し願いたい。  

 新春を迎える頃とも成ると、伊勢神宮参拝客の混雑と厳冬季の道路事情の悪化等から志摩地方を訪れる人はめっきり少なく成り、一段と過疎化現象に拍車がかかり、静まり返って居るのが例年の志摩の様子だが、今年は暖冬の影響と伊勢道路を利用せず、五箇所に抜けるサニー道路を使って志摩方面に訪れる方が多く見受けられることから、伊勢志摩サミットとは関係なく今年の志摩は少し違った趣きを呈して居る。

 

 ジャズの名盤の醍醐味を味わいつくす極上空間を完成し、名盤をこよなく愛する全国のジャズ・フアンの皆さんを歓待し、ジャズ文化の偉大さと、その素晴らしさを、ここ度田舎の片隅に確りと根を下ろし、全国に向って力強く発信し続けているのが、ライブの出来ない伊勢志摩のジャズ喫茶「SWING」です。 

 

*「SWING」から5分と掛けずに行ける、まるで自分の庭の様な熊野灘の夜明け。

(2016年1月10日)

 朝夕の気温がやっと冬らしく成って来た。 特に自分の起床する早朝三時から四時頃にかけての外気温は随分低く成り、エルニーニョ現象の影響で地球温暖化の悪影響があらゆる分野の至る所で深刻化しており、ご当地志摩でも新春を迎えたと言うのに、真夏の名花である「ハイビスカス」が例年だと10月にはすでに役割を終え命途絶える運命にあるのだが、何と! 今年は未だ元気に見事な花を咲かせ私達を楽しませているのだから、これは異常としか言いようがない。   小寒も既に過ぎ去り、極寒である大寒が足音を立てて目の前に迫って来ており、最も寒いとされる旧正月がもうじきだと言うのに、「SWING」のリトル・ガーデンでは未だ真夏の花の王者であるハイビスカスが見事に咲きほころび、訪れる人々楽しませてくれているのだから、この様な年は初めてだ。 

 しかし、今朝の起床直後、外に飛び出し、何時もの様に先ず今日のお天気伺いを立てた所、思わず外気温の冷たさにびっくり仰天!  やっとこの時期に相応しい厳しい冷え込みがやって来た、と改めて新春到来を実感させられたサンデー・モーニングでした。

 通例ジャズは秋の夜長を満喫するのに持って来いの文化であり趣味であるのだが、厳冬期のシーズンも暖房の確り効いた部屋だったり、コタツを囲みながら銘酒に舌ずつみを打ちながらジャズに酔いしれるのも、あながし満更でもないから、寒い夜にもジャズは相性抜群だと思う。   「SWING」も「オータム」から「ウインター」に掛けて乾燥時期だから、湿度も低く、拘りのアナログ・サウンドも春先頃の湿度の高いシーズンとは違って、今のこの時期こそ最もご機嫌なサウンドを奏でてくれる、ベスト・サウンドを楽しめるいい時期なのだから、ジャズを楽しむのにベスト・シーズンを、みすみす見逃し、楽しまない手は無い。  

 

 昨日は伊勢の熱狂的なヤングのジャズ・フアンであるN君がお見えになり、新春初のご来店だったのでご一緒に楽しく過ごすことが出来た。

 

 仕事の合間を使って先週新たに作った玄関横に設置した看板の一部修正することにした。  

 

(2016年1月9日)

 昨夜放映されていたナゴヤ・ニューイヤー・コンサートで見たチェリストの何と素晴らしかったことか。  クラシックのジャンルに付いては確かな知識も無く憧憬が浅いから、飽く迄も素人の単なる印象に過ぎないだろうが、当年15歳の少女とはとても思えない堂々たる立ち振る舞いと、奏でる音色の分厚く力強い並外れた説得力の凄さに圧倒され、妻と二人がテレビの前に釘付けにされてしまい、久し振りにクラシック音楽の素晴らしさに酔い知れた一夜であった。  それにしても、あどけなさの残る美少女のチェリストの何と可愛いいことと言ったら、とても言葉では言い尽くせない素晴らしい少女だった。  見た目の可愛い少女の容姿と奏でている力強い迫力満点のチェロ・サウンドのギャップの大きさに我が目を疑ってしまう有様である。 恐らく世界的なチェリストに成長するだろう並外れた才能の持ち主であることを充分に予感させる天才少女であった。  大きな感動を与えてくれた美少女チェリストの 素晴らしい画像を皆さんにもご紹介させて頂こう。

 

昨日は京都のお馴染みのジャズ・フアン二人組みがお見えに成り、昨日じっくりメンテナンスを施したばかりの拘りのアナログ・サウンドもすっかり本来の持ち味である、体感音圧のデカイ迫力に磨きが掛かり、以前にも増して、鮮明な迫力ある豪快さが更なる進化を遂げ、見違えるばかりにワンランク上のサウンドに仕上がったばかりの「SWING」サウンドを皆さんに楽しんで頂く事が出来て本当に良かった。  「SWING」も本格的に名盤を楽しめるジャズ喫茶をオープンして、早くも四年目に成るが、昨日お見えに成った彼等は四度目の新春来店と成り、その都度「SWING」を後にする際、私に言い残して行く言葉が、年明けに「SWING」を訪れるジャズ・フアンの皆さんのお決まりの合言葉が、実はこの時期の耳タコご挨拶と成っており、昨日も「マスター、毎年伊勢神宮参拝を大義名分に掲げ伊勢にやってきますが、マスターも既にお解かりでしょうが、心の内を明かせば、実は神宮参拝は飽く迄も表向きの名目であって、真の目的は伊勢志摩の憧れの<SWING>詣でを果たす事なんです。」 と言う訳です。  彼等から何時もお決まりの、伊勢神宮をコケにした合言葉を耳にする毎に、神宮に申し訳ないと思って、神宮の方角に向って手を合わせ御免なさいと謝っている始末なのだ。 

 しかし、ジャズ・フアンの真の心情だからまあいいか。

 

 *彼等が楽しんだLP。  

(2016年1月8日)

昨日は地元片田稲荷の縁日だったので1年振りにご利益を授かりに出向くことにした。 「SWING」から約400メートルの距離にあるお稲荷さんは、かつて若かりし頃は頻繁にお参りしていたものだが、最近縁が薄く成ってしまい、縁日にお参りするのみと成ってしまった。  縁日の様子をカメラに収めて来たからご紹介することにしよう。

 

 さて昨日は超怒級のベテラン・オーディオ・マニアーがお見えに成り、ジャズの名盤を夢中でむさぼるように聴き入ることも無く、唯ひたすらにジャズ談議に明け暮れ、「SWING」の店内空間ははち切れんばかりにジャズの轟音と熱気で溢れ返ることはなかった。   一言にジャズ・フアンと言っても千差万別で、一応ジャズはかじってはいるものの、飽く迄も音の是非に全神経を注ぎ、演奏の良し悪し等には全く無頓着だから、名演奏が刻み込まれた名盤には一切興味が無く、録音の良いレコードにのみ興味を持った、まさに熱狂的な音マニアだから、ジャズ喫茶と言うよりも、むしろオーディオ・ショップ向きのお客様ではないのか、等と勝手な思いを巡らしていた自分だった。   自らが理想とするサウンドを完成させるための道程は想像を絶する苦しみの連続であり、恐らく楽しむことの世界とは無縁の日々が待ち受けており、ジャズに浮かれて有頂天にスイングしながらジャズを楽しんで我々からすれば、実に哀れで可愛そうで成らない。  とは言っても、当人は苦しみを苦しみと思っていないのかも知れないから、どうこう干渉する必要はなさそうだ。  

 オーディオは飽く迄も音楽を聴くための道具であるから、賢明なジャズ・フアンに取っては寄り良いサウンドで真のジャズの醍醐味を楽しむためには、寄り完成度の高いサウンドを入手するのは重要な必須条件で有るのは言うまでもないが、オーディオとジャズとの興味の度合いがうまくバランスが取れているのが望ましいと自分は常に思っている。  ジャズとオーディオの関係は車の両輪の様なものだから、切っても切れない仲であることには違いないのだから、切り離しては考えられない。 

 しかしジャズ喫茶となると、お金を頂いてジャズを楽しんで頂くのだから、一般家庭のサウンド・レベルではお金を頂戴するのは失礼極まることに成るから、自ずとそれなりに高い次元の完成度を備えていて当然だと思っている。    ジャズ喫茶のオーナーとも成ると、常にジャズとオーディオの両方に才たけていて熟知している必要があり、豊富な経験と並外れた知識と英知が要求される事に成り、まだまだ未熟な自分に取っては更なる高みを目指し、成熟した大人のジャズ喫茶オーナーとして、誰からも尊敬し、親しまれる人物像を夢見て、日々修行の連続と言ってもいいが、実はそれが本当に楽しいのだ。   

 何時の日か、名盤をこよなく愛するジャズ・フアンの皆さんのための極上空間の完成を実現させるべく奮闘することにしよう。     こうご期待!

 

(2016年1月7日)

 今朝の目覚めは四時ジャストだった。 すぐさま外に飛び出し今日のお天気伺いを立てると、久々にあの北アルプスの頂きから眺望した見事な満天の星空とまでは行かないまでも、多くの星達が賑やかに光り輝いていた。  恐らく今日のお稲荷さんは多くの参拝客で賑わうだろうなあ。  自分も「SWING」オープン前に顔を出し、今年の運勢と家内安全、健康祈願することにしよう。                                  

 昨日は伊勢の娘宅のリトル・ガーデンの整理に出向き、予定通りまあまあに仕上げ、「SWING」に帰宅したのがPM.1:40頃だった。 早速私の帰りを待ちかねていた妻とすぐさま昼食を済ませてから、半年振りとなる今年最初の、頑固に拘り続けるアナログ・システムの総点検に取り組むことにした。  気が遠く成る程数多く有る、それぞれの各接点を、先ず入り口周りから取り組むことにした。  大小の綿棒と無水アルコールで根気よく丁寧に汚れを落とし、接点復活を図り、電気信号の通過ロスを最小限に食い止め、クリアーなサウンドを保ち、訪れるジャズ・フアンの皆さんのジャズへの熱い想いを存分に満たして頂くためには、オーナーとして当然欠かす事の出来ないやるべき必須作業とも言える年中作業の一つだと思っており、その頻度は半年に1回程度でいいだろうと考えている。

 最終的に電気信号の出口であるスピーカー・ユニットの接点クリーニングの作業をやり遂げたのは、夜の10時を過ぎていたが、電源を入れレコードを試聴してみたところ、なんと今日一日でやり遂げた成果はものの見事に現れ、そのサウンドは見違えるばかりに生き生きとよみがえり、鋭さと柔軟さが同居する胸のすく様な迫力サウンドがよみがえって来た!  感動の一言!  苦労して手を掛けてやれば、必ずそれに応えてくれるから、遣り甲斐があり、今回もしみじみと一人で達成感を味わっていた。     ジャズ・フアンにしろオーディオ・マニアにしろ、それぞれ各人の好みは千差万別で違うのだから、総ての皆さんに100%完璧に受け入れられるサウンドなんて絶対に有り得ないのだが、自分の中では今の「SWING」の頑固に拘り続ける説得力あるアナログ・サウンドをほぼ満足しており、名盤に刻み込まれた名演の醍醐味を充分楽しんで頂けるに値するサウンドに仕上がっていると自負している。 

 全国のジャズの名盤をこよなく愛する皆さん!     ジャズ黄金期の天才達が残してくれた名演の数々を、心行くまで味わい尽くそうではありませんか。

 バップやハード・バップは本当に素晴らしい!!  

 

(2016年1月6日)

 もう今日は新たな年を迎えてから6日目に成るのか・・・。  なんて月日の経つのが早いんだ。  まるで時計の針を早送りしているようだ。  そう言えば明日は地元片田のお稲荷さんの祭礼だったんだ。  毎年地元近辺の商売人やご家族の皆さんが商売繁盛、家内安全等を祈願するため、多くの礼拝者が訪れ、地元に取っては最も賑わいを見せる日である。 参道の道路沿いには沢山の出店も並び、子供達はお正月に頂いたお年玉を持って、出店の前で天おも登る嬉しさではしゃぎまわり、奇声をあげながら実に楽しそうな光景が至るところで目に飛び込んで来る。 子供達に取ってはお稲荷さんの祭礼日こそが正に正月到来と言ったところなのである。 

 かつて30年前には地元漁師達が手漕ぎ船で競うレースや砂浜に色々な商品を埋めて置き、ヨーイ・ドン!  でお宝さがしを競う競争等が行われていたものだが、今では既に無く成ってしまい、ちよっぴっり寂しい気もしなくはないが、例え昔と比べれば多少貧弱に成ったとは言え、地元住民に取っては、お稲荷さんの祭礼日を迎えると、新年を祝い、家族全員の健康と家内安全を祈願する心意気は今尚揺ぎ無い普遍性を保っている。

 

 さて今日は休日だから、今から伊勢の長女宅のリトル・ガーデンの手入れに出向き、今年の暖冬で予想外に長持ちしたハイビスカス6本も見事に役目も果たし、精一杯私達の目を楽しませてくれた。 ご苦労さんでしたと敬意を表し、ひとまず引退して頂き、運良く越年出来れば再び来年再会出来るかも知れないから、なんとか生き永らえてくれることを祈るばかりである。    例年だったら10月いっぱいで花期を終えるハイビスカスも、暖冬異変のおかげで新年を迎える迄立派なお花を咲き続けたのだから、思わぬところで驚異とされる地球異変の悪影響が予想外の好影響を及ぼす結果となり、多大の恩恵を頂戴する結果と成った。  

 

 

        *「SWING」の目の前に広がる熊野灘。

  

(2016年1月5日)

 テレビでは暖冬、暖冬と盛んに報じられているが、成る程、昼間の暖かさは流石に新春とは思えないホカホカ陽気だが、私が目覚め床を離れる頃の早朝3時から4時頃に掛けての時間帯に於ける寒さは、厳冬季を思わせるに充分な寒さを実感できる。  朝食の準備をする際の野菜などを水洗いする時や食後の食器洗い等する時の手の冷たさは格別で、暖冬なんて無縁同然である。  しかし、この身に沁みて感じる寒さこそが、弛みかけた脳の機能や全身の神経をよみがえらせボケ予防につながり、健康体を維持する上で必須不可欠な自然環境と言えるだろう。   並外れた早起きの悪い癖がサマー・シーズンからずーと今尚依然として続いていて、早朝の生活パターンがウインター・シーズン向きに修正されずに居るから困ったものだ。  睡眠時間の少ない生活を長年に渡り強いられて来た上に老化現象が重なってしまい、その影響でか短時間で生命維持に必要な熟睡時間を充分ホロー出来る体質に成ってしまったらしく、困ったものだ。  そうだ、今日から就眠時間を遅らし、積極的に生活パターンを変更することにしよう。  今自分が考えているこの時期の理想の起床時刻はam.6:00だと思っているから、出来る限りその時間に近ずけたいと思っている。

 

 さて昨日は、長年に渡り「SWING」NO.1の常連さんである地元、津の若い熱狂的ジャズ・フアンのU君が新年早々お見えに成り、レコードやミニアンプ等をプレゼントされ、うれしかった。  ミニアンプはFMやCD等の再生に有効活用出来るから有難い。  

 それにしても、U君のジャズ趣味人間として目覚ましい成長振りを目の当たりにして、若いにも関わらず、今や「SWING」を代表するジャズに精通した貫禄充分な立派なジャズ・フアンに成長され、今や熟成期に入ったかの印象を抱かせる見事なお姿を拝見し、こんな嬉しいことはなかった。  差し詰め「SWING」の優等生第1号と言っても決して過言では無い。  

 世の中には沢山のジャズ・フアンが居り、一言にジャズ・フアンと言っても、ジャズそのものよりもオーディオに専念するタイプやオーディオを余り重視せず、ジャズそのものを深く追求するタイプと言った片寄った趣味人間が多い中、ジャズとオーディオの両方に非情にバランス良く精通した成長振りを示すU君の姿は、まさにジャズ・フアンの理想型を示すものであると言っていいでしょう。    このまま精進続ければ、我が三重を代表するジャズ・フアンに成長すること間違いないと勝手な思いを巡らしており、U君の将来が楽しみで成らない。

 

                         *新春の熊野灘の夜明けの光景。

(2016年1月4日)

 新年を迎えたかと思ったら、正月三が日もアット言う間に過ぎてしまった。 なんと言う月日の経つのが早いことか。  又しても一つ歳を重ね、自分では結構貫禄の長生き老人の仲間だとばかり思っていたが、どうしてどうして世間には90歳、100歳と言った長老の方がゴロゴロいるのだから、傘寿を僅かに過ぎた位の歳では、まだまだ貫禄老人としての大きな顔はとてもじゃないが出来なくて、未だ時尚早し! と言った所である。      

 しかしながら、たとえ微力ながらもジャズ・シーンの底辺の一角を支え続け、ジャズ文化の拡充拡大に貢献し、自らの拘りを頑固に貫き通し、たとえ弱小ジャズ喫茶とは言え、傘寿を過ぎた田舎者がPSを我流で嗜みながら今尚現役バリバリで活躍し、依然として存在感をアピールして居る人間は日本広しと言えども、決して多くは無いと自負している。     伊勢志摩のこの度田舎の大地にジャズ文化をなんとかして根付かせ、一人でも多くジャズを愛し、ジャズに目覚め、ジャズを通じて友情の輪を広め、それぞれの人生に生甲斐の役割を果たす一輪の花を咲かせて欲しいと願っている。  ジャズには期待にお応えするだけのパワーを充分備えているのだから、積極的に利用しない手は無い。  ジャズを趣味に持つのも良し。 ジャズに生甲斐を求めるのも良し。

何れにしても偉大なる文化であることには違いないと信じている。                          

 今年の新春もジャズを賛美し、ジャズに大きな生甲斐を求める年に成った。  全国の熱いジャズ・フアンの皆さぁーん、かつてのジャズ黄金期の天才達の名演を色濃く刻み込んだ数多くの名盤の真の醍醐味を、頑固に拘り抜いた「SWING」のアナロゴ・サウンドの大音量再生をご一緒に楽しもうではありませんか。 

 

*新春三ヶ日の「SWING」がオープンするまでのプライベート時間を利用して、玄関横に設置された看板を新

  しく作り直して見ました。 

(2016年1月3日)

 お正月も今日で終わりだ!  多くの皆さんは年末年始の大連休もいよいよ今日が最終日だから、明日からのビジネスに備えてパワーを蓄えるために、自宅でのんびり休養したいと思って居る方が少なくないと思うから、外出する方は自ずと限られて来るだろうから、「SWING」にもその影響が出るに違いないと予想しているが、果たして如何な新春三日目と成るのやら?  興味深深。 

 今年の新春初日と二日目の殆んどの時間は来店者の対応に追われてしまい、例年の様に沢山のプライベートな自由に過ごせる時間が沢山確保出来ずに終わってしまいそうだから、お正月最終日である今日こそは、老体に鞭打ちながら、ジャズ文化の拡大振興とジャズ・シーンの底辺を支え続けるジャズ喫茶の役割を地道に押し進め、微力ながら社会貢献紛いの努力を注いで参ったが、昨年後半辺りからその成果が徐々に現れ始め、今年の新年二日間の「SWING」の様子が是までのお正月とは全く違う様相を呈しており、そのご褒美と言ってはおこがましいが、今日こそは自分へのささやかなご褒美をさむける意味合いから、自分の大好きな愛聴盤の数々を、日頃めったに耳にすることも無い、最大限の大音量再生の轟音の洪水の中で、かつての偉大な天才達の魂に触れ、ジャズの真の醍醐味を余すことなく味わい尽くし、更なる生きるパワーを頂戴し、よし、やるぞ!

と思いを新たにさせてくれるのだから堪らない。 今日一日が是非そうあって欲しいと願うばかりだが、果たして如何な新春お正月の最終日となるのやら?  

 

(2016年1月2日)

 今年の元旦の「SWING」は、是までの年明けの1月1日には、皆さんそれぞれのご家庭でご家族全員で新春をお祝いする多忙な一日と成り、お出掛けする時間的余裕等無い筈なのだが、今年の元日は何故か例年の元日とはまるで違った趣きを呈しており、恐らく今年の元日も例年通り、静かな元日に成るだろうと思っていた所、私の予想とは全く裏腹に、オープン早々、大都会から帰省したジャズ・フアン四人組の皆さんがオープンを待ちかねたように入店して来たのには全く驚いた!!  

 彼等のお陰で「SWING」店内はモダン・ジャズの轟音で溢れかえる賑やかな元旦を迎え、今年ははなから縁起がいいワイ!  と、ご満悦の元日ジャズ・デイと成った。 

 

*新年二日目の本日のオープニング・ナンバーは、マイルス最高の名演で良く知られているアルバム「マイルストーンズ」のside.1。2曲目「シーズ・ア・ヘッド」にすることにした。

*ちなみに、このアルバムは在米中の弟からわざわざ送られて来た、私に取って思い出深い記念すべきもので

 ある。 


(2016年1月1日)

 全国のジャズをこよなく愛する皆さん、明けましておめでとうございます。

かつてのジャズ黄金期の天才達が残してくれた数多くの名盤をこよなく愛する全国の皆さん、今年こそは昨年にも増して、そのレコードに熱く刻み込まれた名演の隅から隅まで、その醍醐味を味わい尽くそうではありませんか!

 そしてジャズ・シーンの第一線でご活躍されているミュージシャンの皆さん方のご健康と益々のご精進を遂げ、目指す更なる高みへと力強く歩み続けて欲しいと心から願うばかりです。 

 私が常日頃から抱き続けている理想のジャズ空間の完成に向って強い拘りを誰はばかることなく、頑固に貫き通している如く、ミュージシャンの皆さ方も、どうか胸に込みあげて来る自らの熱い想いを余すことなくマイ楽器を通じて、誰はばかることなく縦横無尽に表現し尽くして欲しいと期待しております。 

 

 一日になんの変わりも無い筈の元日の一日24時間は、不思議と何歳に成っても、新たなる新年を迎えた元旦の朝は、何故か普段の日の朝とは全く違った意味合いを持っており、その新鮮さの強大さと来たら、何歳歳を重ねても全く変わりないのだから、我ながら驚きだ!  脱皮を繰り返し進化しながら、更なる高みへと力強く追いやってくれる魔力とも言える不思議なパワーが湧き出て来て、ヤル気満々にしてくれるのだから元旦が持つ威力の凄さに驚かざるを得ない。

 と言うことで、今年の元日もおかげさまで妻と二人で変わりなく元気に迎えられ、こんなにうれしいことはない。 改めて健康に感謝せずには居れない。  小晦日大晦日の両日は伊勢に居を構える長女御夫婦の身に余る手厚い歓迎を受け、愛する孫達とも一緒に過ごすことが出来て本当に楽しかった!  

 今年は、もの心付き始めた幼少の頃以来、人生初体験とも言えるお年玉を頂戴してしまった記念すべき年である。 

 

 さて今日は聴き初めの日だ!  先ず最初にお皿の上に御出まし願うレコードはどれにするか決めていないが、何と言ってもジャズの門を叩き、ロックからジャズのジャンルにのめり込んでしまったきった掛けと成った記念すべきLPである、アート・ブレーキーの「バードランドの夜」を於いて他に無さそうだ。