*2015年6月(その2)。 7月*

(2015年7月2日)

来る日も来る日も雨ばかり。 今朝の目覚めの際、今日こそは、もしかしてあわよくば少しぐらいは日の出君の陽射しのおこぼれを頂戴出来るかも知れないと、淡い期待を胸に、起床一番、先ずは玄関ドアを開け外の様子を伺ったところ、梅雨本番真っ盛りともいえる、真っ暗闇の中を音もなく空から舞い降りるお湿りには、何だ! 今日もまたしても雨か! 残念ながら今日も愛しい日の出君の顔は見れず仕舞いに終わるのか。 この様子では熊野灘の渚ウオーキングも全く行く気がしなくて已む無く断念することにした。 となれば、待ってましたとばかりに、先ずは大好きな濃い目のキリマンをマグカップ2杯ぶん点て、在米中の弟から送られて来たアーモンドをおつまみにして、今日第1回目の朝のおやつタイムとし、サブ・システムを使って今日は読書をせずに弟から送られて来た「ビリー・ホリデイ10枚組ボックス・セット」を最初から系統だてて一揆に最後迄完全聴破することにした。  プレゼントされた直後に一度めぼしいものだけを3枚試聴したことは有るのだが、1度に総てを聴くのは初めてのことである。     もしも、ジャズを象徴する偉大な天才ミュージシャンを二人上げろと言われたら、迷うことなく即座に「チャーリー・パーカー」と「ビリー・ホリデイ」の名を上げるだろう。 それほど彼等二人の存在は偉大であり、全く別格の比類無き大天才なのだ!  彼等二人の日常の生き様が、専門誌で語られている如く、酒と麻薬に委ねた破天荒な日常は、常識人にはとても考えられない並外れた、有り余る才能に恵まれた大天才に相応しい生き様を貫き通した生涯は、虐げられた黒人達の白人社会への怒りを込めた、文字通り黒人文化を代表するジャズを通じて、悲しい思いを訴え続けて来た彼等の生き様は常識人とはまるで次元の違う大天才に相応しい生涯であり、彼等二人が残してくれた数多くの名盤を耳にする度、胸の熱く成るのを覚えずにはいられません。  早朝4時から9時までの5時間で、ほぼ「ビリー」を楽しめそうな目鼻がついた。  それにしても弟から素晴らしいアルバムをプレゼントされたものだ!    それにしても、おつまみやら、レコードやら総て弟から送られて来たものばかりで至福のひと時を満喫しているのだから、弟には今更ながら感謝しても感謝しきれない気持ちで一杯である。

 

 *早朝からじっくり楽しまさせて頂くことにした、在米中の弟から送られて来た、ビリー・ホリデイ10枚組ボックス。 

 

          *「SWING」のサブ・システム。

さて昨日は、7月最初の定休日とあって、山積した屋外での雑用も生憎の雨では、如何ともし難く、唯唯指をくわえて恨めしく梅雨空をながめていた。  となれば、屋内でやらねばならない課題を少しでもかたずける事にした。  先ず最初に取り組んだのが、LPの汚れを取り除く作業を3時間済ませた後、東京に嫁いだ次女に自家菜園で採れ立て無農薬新鮮野菜(トマト、きゅうり、ナス、赤タマ、オクラ、にんにく、バジル、レモングラス、志摩産ひもの、<SWING>特製ピザ等)を例年通り送り届けることにした。   その次は、店内の汚れを落とし、床面にワックスかけを施し、ピカピカに磨きあげた。 しかし、二日もすれば再び汚れてしまうのだが、一日でも、綺麗な店内で過ごせれば気分爽快である。  そして、一日の最後の締めに、拘りのアナログ・サウンドの念入りのチェックをしようと、LPを試聴しながら2時間程掛けて済ませ、ようやく短い休日を閉じることにした。 

(2015年7月1日)

定休日の今朝は天気予報通り雨のオープニングと成った。 残念ながら渚の散歩は断念し、サラダとベーコン・サンドでも作りのんびり朝食でも楽しむことにしようと思い、早速、調理に取り掛かろうとしたところ、食パンが無いのに気付き、すぐさまライ麦パンを焼き上げ、焼き立てのあつあつパンを使って、エッグとベーコンのサンドを作り、野菜サラダとコーヒーとで第1回目のモーニングを、パン焼きに2時間費やしてしまったおかげで、何時も一人寂しく済ませていたモーニングも、パン焼きで朝食がずれ込んでしまったために、久々に妻と一緒に楽しむことが出来て怪我の功名と成った。


*今朝あわてて焼き上げたライ麦パン。 

昨日は「SWING」に取って大変珍しく、ボーカル・フアンの方がお見えに成り、幅広くジャズを楽しむことが出来て有意義な一日であった。  「SWING」の拘りのアナログ・システムは、38cmダブル・ウーハーの大型SPを使っているために、器楽演奏には適していたとしても、肉声であるボーカルものの再生は余り得意では無く、どちらかと言えば苦手な音源の部類に属すると思っている。  ボーカルものの再生に適しているSPユニットは20cm~25cm程度のフルレンジ1発使用がベストだと思っている。 例えばJBLでしたら、LE8T辺りが最高だろうなあと思っている。  如何に素晴らしい再生機器であるJBLであっても、総てをこなせる万能ユニットはこの世に存在しないだろう。  「SWING」のSPがボーカルものが苦手な関係もあって、「SWING」のLPコレクションはボーカル盤が少ないばかりか、私自身ボーカル・ジャンルの知識も乏しく全くの初心者と言っても良い有様だから、ボーカル・フアンの方がお見えに成ると聊かびびってしまい、色々と教えて頂く有様です。

若かりし頃と違って、歳追う毎にボーカルものが次第に興味が高まって来たのは確かで、それも激しいものよりも、バラードふうの大人っぽいボーカルが好きで、最近では手持ち不足のボーカル盤を引っ張り出して来ては、お皿の上に乗せる頻度が高まり、夜の大人のジャズ・タイムには、バラード・ボーカルものがよく似合うから不思議で成らない。 肉声こそ最大の楽器であると誰かさんが言っていたが、なんだかその意味合いが最近ようやく解かって来た様な気がして成らない。  私の苦手、弱点はと言えば、「ビッグ・バンド」と「ボーカル」の二分野になるが、そろそろ禁断のジャンルに足を踏み入れる必要がありそうな状況に成って来た様である。   とは言っても、器楽演奏、それもトリオからセクステット辺りまでのコンボものが、圧倒的な人気を呼んでおり、この傾向は暫く続くだろう。


              *昨日お見えに成ったボーカル・フアンの方が楽しんだLP。

(2015年6月30日)

流石に梅雨本番だけあって、又しても今朝の夜明けを告げる一日の始まりの瞬間は、日の出君が顔を出す辺り一面分厚い雲に覆われてしまい、今にも雨が零れ落ちそうな、梅雨らしい夜明けを目の前にして、愛しい日の出君との再会を果たしたい、ささやかな願いは残念ながら叶えられなかった。  自然の摂理に逆らうことなど出来る筈が無いのだから、梅雨が穏便に過ぎ去るのを静かに待つしか無い。 誰よりも何よりも、今の梅雨時のこのじめじめした湿度を嫌がるのは、「SWING」が誇る、頑固に拘るアナログ・システムの主役を演じるJBLに他ならないのだ。 今のこのシーズンとも成ると、早々とエアコンで店内の湿度を取り除き、JBL君のコーン紙やエッジに吸収されている湿気を早く取り除き、乾燥させることによって質量を軽減し、軽快でスムースな動きを取り戻し、明快で切れ込み鋭いJBL特有のパンチの効いた歯切れの良いサウンドを奏でてくれるべく可愛がってやる必要がある。 兎に角、再生ユニットの湿気を出来る限り取り除き身軽にしてやり、前後のピストン運動がスムースに出来る様に管理を充分にしてやることが、今のこの時期のオーナーの重要な任務である。 故に梅雨時の今のこの時期こそジャズ喫茶オーナーの実力と管理能力を試される時でもある。  兎に角、何時もベストな状態を維持するのは大変な努力を伴うのだが、その苦労が自分に取っては遣り甲斐も有り、溜まらなく楽しいのだ!  苦しけらば苦しい程、その時の達成感は大きいと言うもの!  長年のあいだ登山を趣味にして来た関係で、苦労して頂に立った時のあの感動の大きさは、その苦労の大きさに比例するものだと言うことが身に沁みており、隠れた多くの苦労は総て喜びに通じる、いち通過点現象なのだから、常時自ら地道な努力を積極的こなさなければジャズ喫茶オーナーは務まらない筈である。  


   *自宅前に広がる熊野灘の今朝の夜明けの瞬間の光景はこれ。  

さて昨日は週始めの月曜日とあって、サンデーの疲れを持ち越しての翌日だから、多くの皆さんは疲労物質を体内に抱え込んで迎えた筈の月曜日だから、「SWING」もそれなりの影響は出ても当然だと思っていたのだが、11時オープンするとほぼ同時に、地元三重の松阪からお馴染みの若きジャズ好き仲間三人組みの皆さんが顔を見せ、三時頃まで雑談混じりの賑やかなジャズ・タイムを過ごし、何時ものように満足気な笑みを浮かべながら「SWING」をあとにした。 彼等は地元松阪の常連のジャズ・フアンだから「SWING」はすっかりお馴染みさんと成り、気軽に気安く「SWING」を利用しており、ジャズ談議にしてもかなり思い切った厳しい内容に踏み込んだ意見交換を熱心に取り交わす仲だから、時おり大きな声が飛び交い、熱のこもったジャズ談議に花が咲き、若者同志のパワーがみなぎっており、少なからず自分も彼等から何時も元気と若さのエネルギーを頂戴して居る有様である。  彼等が家路についた三時過ぎから閉店六時までの約三時間は、久し振りに、大好きなクリフォード・ブラウンを集中的に楽しんでみようと思い、適当に6枚、コレクションからセレクトして、プライベート・レコード・コンサートと洒落込むことにした。  この至福のゴールデン・タイムがあるからたまらないのだ!  公私混同こそこの商売の華であり、ややもするとオープンとオフの境界線が危うくなる危険性があり、時折、妻に迷惑を及ぼすことも決して珍しくは無い。

ジャズ喫茶と言えば、当然深夜営業の商売ですが、自分が老体の関係から「SWING」は6時閉店ですが、時たま御要望により夜間営業を快く承諾し、自分も一緒にジャズを楽しむことがしばしば生じてしまい、閉店時間が有って無い様なものだから、これではいけないと思いつつ、今日に至る。  


                 *私が楽しんだクリフォード・ブルウンの名盤達。


              *地元松阪からお見えに成った三人組の皆さんが楽しんだLP。

(2015年6月29日)

今朝の起床は何時もと変わらず3時40分。 すぐさまバカチョン片手に外に飛び出し、眼前に広がりを見せる熊野灘に面した大野浜へと一目散に急ぎ歩を進め、今日も又昨日に引き続き、自分に取っては欠かす事の出来ない日課と成りつつある、愛しい日の出君と目と目を合わせ、心おきなくお喋りを楽しめる夜明け時の至福タイムが、今日も満願成就かなえられる期待を胸に、わくわくしながら海辺へと急いだ。  昨夜の天気予報では晴れとのことであったが、海辺に立ち、日の出君が顔を出す方角を見渡して見た所、辺り一面が何と! 分厚く暗い雲に覆われ、今にも泣き出しそうな面持ちで、梅雨時のお湿りが、秒刻みで足音立てて近ずきつつあり、悲しいかな、どうやらこの様子では日の出君との再会は絶望の気配充分と悟り、日の出時間である4時30分に最後のシャッターを押して熊野灘とはお別れし、天気予報を信頼の余り、番傘持参を怠り、無防備で自宅を飛び出してしまったから、この空模様では急ぎ家路に付くしか無いと思い、日の出君を拝顔叶わず残念ながら帰宅することにした。

 

         *今朝の夜明け時の海辺の様子はこれ。 

さて昨日は私の大好きサンデーだ!  まさにそのサンデーに相応しいジャズ・デイと成った。 その見事なジャズ・デイの主役を演じてくれた皆さんは、神戸からお見えに成った五人組の常連の皆さんでした。 彼等は4年前、本格的ジャズ喫茶「SWING」をオープン以来何度と無く顔を合わしているから、ジャズの好みの傾向や、多少のお人柄は熟知しており、何かとスムースに事が運べるから、自分に取っては都合良く、楽チンに心おきなく皆さんとご一緒にジャズを満喫出来るのだから、何だかお金を頂戴するのが申し訳なく、良心に背く様な気がしてならなかったのだから、如何に自分が幸せ人間であったか伺い知れるものと思う。 まるで何時の間にかジャズ喫茶オーナーである立場をすっかり忘れてしまい、既にジャズ・フアン仲間意識の世界に埋没していたのだ。  この予期せんお目出度心境を田間に体験することがあるが、既にビジネスを離れ、オーナーである自分を忘れ去り、まるでいちジャズ・フアンとしてお客様と一緒にジャズを楽しみながら一日を過ごせるのだから、こんな素晴らしいビジネスは他に無いだろうと何時も実感させられてしまう。  ジャズ文化レベルの高い神戸の五人組の皆さん昨日はお疲れさんでした。 充分ジャズの醍醐味をご堪能して頂きましたでしょうか。  又の再会を楽しみにしております。


                   *神戸の五人組の皆さんが楽しんだLP。

(2015年6月28日)

一週の内で最も大好きな朝がサンデー・モーニングである。 何故か心が浮き浮きして、気分が高揚し、やる気満々に成ってしまい、ついつい何時の間にか今の自分の年齢を忘れてしまい、年甲斐も無く、パワフルな余り何事もやりすぎてしまい、あとで後悔させられることも決して珍しくは無い有様である。 このサンデー・モーニングの精神状態は少年時代から傘寿を既に過ぎた今日に至るまで、延々と変わることなく、やる気満々の一日が継続しており、たびたび妻から一体そのパワーはどこから生まれて来るのだろうね? と不思議がられているのだが、少なくとも現在における自分のパワーの根源は、偉大なる黒人文化である愛しい「ジャズ」の凄さの恩恵に他ならないのだ! と、声高らかに胸を張って叫びたい気持ちである!  どうぞ皆さんも私の様に、ジャズから生きるパワーを頂戴してみては如何でしょうか。 

しかし、今朝のサンデー・モーニングは久々に愛しい日の出君との再会を果たすことが出来て本当に感動した。 梅雨らしく無い素晴らしいドラマチックな夜明けの見事な光景をまざまざと満喫することが出来て本当に嬉しかった。  因みに、「夜明けの絶景」を楽しむための必須アイテムは、私の経験から言えることは、日の出君が顔を出す30分前がベスト・タイミングである。  太陽が顔を出した瞬間に、期待していた「夜明けの絶景」は既に半減してしまうから、飽く迄も日の出前30分間の中のほんの一瞬が勝負の分かれ目となる。 ご参考までに。

 

 *自宅前に広がる熊野灘のサンデー・モーニングの、日の出君が顔を出す直前の夜明け前の一瞬の絶景。。

さて昨日は週末とあって、前日の金曜日から来店予約のお電話を、和歌山の四人組みの皆さんから頂戴しており、その彼等が「SWING」の駐車場に姿を見せたのは、丁度オープンする11時ジャストだった。 彼等は確か三度目の来店だったと記憶しており、久々の再会に積もる話題も尽きず、ついつい雑談タイムが増えてしまい、皆さんとのジャズにまつわる情報交換に貴重な時間を費やしてしまい、大変申し訳ないことをしてしまったと反省している。  その彼等が「SWING」を後にしたのはPM,

三時頃だったが、それから、ずれ込んでしまった昼食を妻とのんびり楽しみ、そろそろ今日はこれで閉店にしようか、と妻と話をしていた所、突然、静岡からやって来たと言う熱心なジャズ・フアンの方が来店し、彼の御要望をこころよく承諾し、9時過ぎまで夜間営業をする事に成った。  その彼はこれから静岡まで帰宅するのだと聞かされ、彼のパワーの凄さに驚いた!

果たして無事に帰宅されただろうか、心配でならない。  静岡の浜松在住と聞かされ、浜松は日本楽器と言う日本有数の楽器メーカーが有る関係から、ジャズ文化のレベルも高く、立派なジャズ喫茶も沢山あるだろうに、わざわざ遠路遥遥この度田舎の奥志摩の「SWING」まで来店下さったのだから、胸が熱く成り、感謝せずにはおれません。


                      *浜松の彼が楽しんだLP。


(2015年6月27日)

今朝の起床は三時。 取り急ぎ朝食を済ませ、梅雨を迎えてからと言うもの、愛しい日の出君との再会もまま成らぬ寂しい夜明けばかり迎えており、もしかして、今日こそは、日の出君のあの満願の笑みを拝顔出来るかも知れないと期待を胸に、すぐさまバカチョン片手に、眼前に広がりを見せる熊野灘に顔を出す愛しい日の出君との久し振りの再会を果たそうと思い、一目散に大野浜へと急ぎ歩を進める。 撮影現場に到着し、日の出君が顔を出す方角をふと見たところ、何と!  日の出どころうか厚い雲に覆われ今にも雨が振り出しそうな雰囲気にがっかり、失望この上なし!  考えて見れば梅雨本番真っ只中なのだから、これが当たり前なのかも知れない。 高望みの欲張りだった自分がなんだか恥ずかしく成って来て、厚い雲に覆われた日の出の時間帯の大野浜の情景を2~3枚シャッターを押し、日の出君との再会は断念し、すぐさま帰宅することにした。 その時の画像を下記にアップしました。


さて昨日は、「華金」なる縁起の良い日だが、流石に賢明なる先人達が今日まで延々と言い伝えて来ただけのことは有って、前日の木曜日夜遅くに、金曜日の「格安貸切予約」のお電話を、名古屋の七人組の皆さんから頂戴していたため、準備万端滞りなく皆さんが無事に「SWING」に到着するのを待機するのみでしたが、道中の高速が空いており、予定よりも1時間早くの11時ジャストに「SWING」駐車場に皆さんの乗ったワンボックス・カーが顔を見せた。   四時間半の道程をノンストップで突っ走ってきたわりには、皆さん全くお疲れの様子も無く、「マスター! 半年振りにやって来ました。 お元気そうで何よりです。    今日はアナログ盤の好きなジャズ・フアンとオーディオ・マニア達に、名古屋では既に無くなってしまった 、<SWING>さんの拘りの素晴らしいアナログ・サウンドを仲間に聴いて頂こうと思い、引き連れて来ました。」と、車から降りるなり、いきなり私に語尾を強めて語りかけてきたのだ。  私は「余り誇大宣伝しないで下さいよ! そんなに驚くほど凄いサウンドではないんです、唯、普通のジャズ喫茶とは全く違って、私の頑固な拘りを妥協せずに押し通しているだけのことですから。」と言うと、彼等曰く、「マスター! 私達はその心意気に惚れ込んで、ぞっこんなです。   だって今の日本には<SWING>さんのように真のジャズの醍醐味を体感出来るジャズ喫茶は何処を探しても無いんですから! これは凄いことなんですよ。  一般的な極在り来たりのジャズ喫茶でしたら、わざわざ4~5時間も費やしてこの志摩の果てまでやってこないですよ!  どうか、いつまでも続けていて下さいね!」と、まるで唾をも飛ばし、りきみながら語り掛けて来て、圧倒されんばかりの迫力で励まされてしまった、彼等の言葉が、印象深く思い出されて来ます。

 

       *名古屋からお見えに成った七人組みの皆さんが「格安貸切」をご利用に成って楽しんだLP。

(2015年6月25日)

今朝の起床は昨日同様四時だったが、外の天候は梅雨本番に相応しい、厚い雲に覆われ、今にも雨が降り出しそうな雰囲気で、これでは日の出君との再会は絶望のため、海辺の早朝散歩には何故か意欲が湧かず仕舞いで、已む無く断念し、朝食をすませてからは、「SWING」店内のベスト・リスニング・ポジションに、まるで王様か貴族の様に我がもの顔で、どっかと腰を下ろし!  何時もの様に、大好きな濃い目のキリマンをマグカップに並々と点て、在米中の弟から送られて来た「高級アーモンド」をポリポリかじりながら、フォービートのリズムに乗ってスイングしながら食する心地良さと来たら、なんとも堪らないモーニングのゴールデン・タイムと言えるもので、過ぎ行く時の流れの早いことと言ったら、早朝の四時間なんてアット言う間に過ぎ去り、楽しい時間は早く済むと言う筈だ!  いつの間にか無意識に等しい二杯目のキリマンのお変わりを点てている自分が居り、「ベストなジャズ」と「濃い目のキリマン」と「高級アーモンド」の三拍子揃った贅沢極まる至福のひと時を存分に満喫することが出来た。 実はこれが「第一回目のおやつタイム」であり、「第二回目のおやつは」八時頃に妻の朝食と一緒に楽しむ事にしている。  


待ちに待った鳥取砂丘の名物である「鳥取ラッキョウ」を(7キロ)入手したので、一昨日の定休日には自分の大好物である「ラッキョウ漬物」を妻が完成してくれてうれしかった! 恐らく二週間もすればポリポリ、シャリシャリ食前食後に食せるように成るだろう。  スーパーで売っているラッキョウ漬物のように甘くなく、砂糖を使わず蜂蜜を使って甘さ控え目に仕上げてあるから、素材のラッキョウ本来の素材のおいしい味が確り楽しめるから、こんなうれしいことはない。


        *完成した「ラッキョウ漬物」はこれ。 

  *在米中の弟から送られて来た「高級アーモンド」。

さて昨日は、実に平凡な一日であった。 何が平凡なのかって?  実は地元鈴鹿の顔見知りのベテラン・ジャズ・フアンの老夫婦がお見えに成り、LPを楽しむことよりも、むしろ私とのジャズ談議や世間話などに興じる時間を多く費やしてしまい、聊かもったいない気がしないでもなかったが、それはそれでご本人に取っては意義深い一日だったのかも知れないから、まあいいか。 この様な日もあるだろう。   鈴鹿と言えば私の大好きな「F1レース」があり、あの轟音鳴り響くF1マシーンの炸裂音には痺れますね!    ヘヤピンやS字も勿論いいが、私の好きな場所はと言えば何と言っても、300キロで突っ走るあの300Rが最高ですね。 レース中も勿論素晴らしいが、広々とした駐車場で、一睡もせずに夜通し焚き火の側でワイワイさわぎながら見知らぬ多くの人達と過ごす夜のオフ・タイムの楽しいことと言ったら、いつまでも心に残る思い出となり、予選から決勝までのまる三日間もアット言う間に過ぎてしまう、実に素晴らしいイベントである。


            *鈴鹿の老夫婦が楽しんだLP。

  

さて今日は、先人達が今日まで言い伝えて来た「華金」だが、果たして好天に恵まれない梅雨本番の今日は、如何なる一日となるのやら?  心なしか期待薄かも?  自分に取っては、来店客の有る無しに関わらず、今日もジャズの醍醐味を楽しむ意欲になんら変わりは無いのだから、来店客の如何に影響を受けることは滅多に無く、自分のゴールデン・ジャズ・タイムは微動だにしない輝きを放って居ると言った所か。  「SWING」店内からジャズの轟音の途絶える日は滅多に無い! 

ジャズ無くして自分の人生は有り得ないからである。

〔2015年6月25日)

今朝の起床は四時だった。 夜明けの光景をしっかり満喫するには少し遅すぎた。 すぐさまバカチョンひっさげ外に飛び出し、一目散に大野浜へと急いだ!  しかし残念ながら待てど暮らせど、厚い雲に覆われてしまい、今日も愛しい日の出君との再会を果たすことは出来なかったが、むしろこの光景こそが梅雨本番に相応しい空模様なのかも知れない。 その時の夜明け前直前の光景はこれでした。

しかし、昨日フェース・ブックに「私の愛聴盤」で書き込みさせて頂いた、エディロック・ジョーとジョニー・グリフィンとのツー・テナー・バトル・セッションの熱狂的な名演をつずったアルバムをご紹介させて頂きましたが、果たして今日は全国のジャズ・フアンの皆さんが、このアルバムに対して如何なる反応を示すか、大変興味深く見守りたいと思っている。 一体何故なのかって?  と、言うのは、あくまで私自身の単なる偏見に過ぎないのかも知れませんが、このアルバムに刻み込まれた、ジャズ本来が持つ黒っぽいジャムセッションの根源らしきものが、熱狂的に語り尽くされ、滲みでており、かのジャズ史上に輝く孤高の名盤である、カーティス・フラーの「ブルースエット」よりも、寧ろ私はこのグリフィンとエディー・ロック・ジョーが繰り広げるスリリィングなテナー・バトルから生まれ出るニグロの魂が浮き彫りに成る絶妙な黒人ジャム・セッションの魅力と来たら、比類無き名演が刻み込まれた名盤だと思いますが、これが又なんと不思議と言えば不思議!  我が国のジャズ・フアンのあいだで、余り歓待されず、高い人気を得ることも無く、埋もれたまま今日に至っておりますが、私の中では、極論に過ぎないのかも知れませんが、コルトレーン・サウンドやマイルス・サウンドと言った、ジャズ・シーンに於ける天才呼ばわりされているミュージシャン達の名盤よりも、寧ろこのアルバムの方が遥かにジャズを実感してしまう有様なんです。 果たして、このへそ曲がりな私の偏見極まるジャズへの思いに、一体何人位の方がご賛同くださるのか?  又、全国のジャズ・フアンの皆さんが如何なる反応を示すか、大変興味深くその成り行きを見守っております。  当「SWING」でもご他聞に漏れず、余り高い人気を得ておりませんが、どうぞ皆さんも機会がございましたら是非一度耳になさって見ては如何でしょうか。

私の愛聴盤の中では、最高ランクの部類にあげられるアルバムです。

そのお勧めのアルバムは下記のLPです。 

昨日の定休日は、「伊勢の長女宅」と「SWING」の両方のガーデニング作業に終日追われっぱなしで、疲労こんぱい!

歳に相応しくないパワフルな一日を過ごすことに成ったが、その影響か、今朝の目覚めは少し遅めの四時だった。 

そう言えば、心なしか幾分疲れ気味ではあるが、ガーン!! と、大音量でハード・バップ・ジャズの轟音の中に身を置けば、たちどころに、本来の自分をアット! 言う間に取り戻せるから不思議なものだ。  ジャズは偉い!