* 2015年6月(その1) *

いよいよ今日から六月だ! 眩しい程にエネルギー感に満ち溢れた新緑の森が、早く来い! 来い! と自分を手招きしており、恥ずかしながら心は既に京都北山の新緑の森に有り。 と言った按配で、「大嫌いな梅雨の湿度」と「大好きな新緑」とが複雑に交じり合った困惑の六月がやって来た! 

(2015年6月24日)

今朝は何時もより少し早目の三時起床。すぐさま妻と自分の二人分の朝食の準備に取り掛かり、出来次第何時もと変わらず一人

取り急ぎ済ませて、今日は定休日の為、伊勢の長女宅のリトル・ガーデンの整理と新たな季節の花を植え付けるために、一路伊勢へとマイカーを走らせた。  四時十分前だったから、日の出時間までには三十分程あるが、既に外は明るさを取り戻しており、ヘッド・ライト無しで「SWING」を出発することが出来た。 伊勢までの一時間は、文字通りカー・ステレオを使って、夜明け前のモダン・ジャズ・タイムと洒落込むことにした。 何しろ自分一人だから、車内音量はお好み次第と言う訳だ!

何時も妻と二人のドライブが殆んどなのだが、今日ばかりは単独ドライブだから、大音量を誇る「SWING」店内サウンドに負けじとばかり、ボリュームを精一杯上げてはみたものの、とてもジャズの醍醐味を満喫出来るどころか、やたら騒々しいばかりで、已む無く中音量にボリュームを下げることにしたが、音量を上げれば上げる程、そのシステムの欠点や弱点が益々拡大されるばかりだから、如何に大音量再生が難しいかをまざまざと実感し、思い知らされたが、道中の一時間はカー・ステレオで余り欲張らずに、それなりにジャズを楽しむことが出来たから伊勢までの一時間はアット言う間に快適にゴールすることが出来た。

ハイビスカスも順調に花を咲かせており、カサブランカや朝顔、菊等も予定どうり成長しており安堵した。  およそ二時間程度で予定していた作業を総て完了し、家路についたのが七時過ぎだったから「SWING」着はその一時間後の八時過ぎだった。

丁度妻の朝食に間に合ったので、私は二度目のモーニングを妻と一緒に楽しむことにした。  因みに、二度目の私のモーニング内容は、「キリマン」、「ヨーグルト」、「自作ライ麦ゴマパン」、長女から頂戴した「つぶアン饅頭」、次女から頂戴した「クリ饅頭」等妻とお喋りしながらのんびり、ゆったり定休日の至福のモーニング・タイムを満喫することが出来た。  

 

さて昨日は、田間によくあることだが、三度ばかり、カートリッジにゴミが付着し、再生不可能な事態が生じたのには参った!  已む無く、再生を中断し、クリーニングすること三度だから、来店したジャズ・フアンの皆さんに繰り返し何度もご迷惑をお掛けしてしまい大変申し訳なく心が痛んだ。  お皿の上にお出まし願う頻度の多いLPはカートリッジにゴミの付着を招く事態は少ないが、日頃から余り使わないLPに限り、カートリッジにトラブルをよく招いてしまい、困惑することが良く有る。  アナログ・サウンドの弱点であり、避けることの出来ない宿命でもある。 デジタル・サウンドではとても考えられない不都合が、アナログ・サウンドではよく生じてしまうが、アナログ・サウンドには、その不都合を遥かに凌ぎ、余りある魅力をふんだんに秘めて居るのだから、応えられないのだ!   度々言っている様に、かつてのジャズ黄金期の天才達がアナログ録音された音源は、飽く迄もアナログ再生するのが最も違和感が無く、理想的な再生法だと信じており、「SWING」は大音量アナログ・サウンドに頑固に拘り続けており、今後もこのポリシーは貫く覚悟である。


        *画像アップのスペースが無く、已む無く断念した。明日から次のコーナーへ移動。

  

 


(2015年6月23日)

目に見えない様な極細の雨が降り注ぐ、夜明け前の行き交う人の姿もなければ、ヘッド・ライトを燈した車さえも走っていない静まり返った中を、バカチョン左手に番傘右手に熊野灘に面した大野浜へと早朝散歩に出掛けることにした。 梅雨には梅雨時の良さが立派に潜んで居る筈だから、今朝はその魅力を味わい尽くしてやろうと思い、敢えて小雨降る夜明け前の薄暗い通い慣れた道をもくもくと歩を進め、何時もの様に波打ち際の砂浜を30分程のんびり歩き終えた頃、小雨に煙る夜明けの瞬間をカメラに収めようとしたが、厚い雲に覆われて日の出君の顔を見ることが叶わず、残念だったが、夜明けを告げる主人公のいない夜明けの瞬間も又一驚の味わい深さを秘めており、人生晴れた日ばかりでは無い如く、これはこれで梅雨時の良さを精一杯演出して居るようで、なかなかのものであった。 その時の情景が下記の画像です。


さて昨日は週初めの月曜日。 予想外にも梅雨の隙間を縫って現れた、いい天気に思わずやった! と叫んでしまう有様だった。 と言うのは屋外でのやり残した仕事に今日はやっと取り掛かれそうだから、うれしい限りだ。 それではそろそろ準備に入ろうと思っていたその矢先に電話が鳴り出したのだ。 急ぎ受話器を取って見ると静岡から三人組の来店予約の申し込みだった。 その時、時計の針はAM.6時を指していた。  もしかしてこれはオープン前に「SWING」に到着するかも知れないと思っていたら、案の定、開店前の10に彼等は姿を見せた。  11時オープンだから開店には1時間早かったが、すぐさま入店して頂き、先ず中音量で軽めのジャズを聴きながら長旅の疲れを癒して頂くことにした。 その後、「SWING」を後にするPM.2時まで「SWING」拘りの大音量アナログ・サウンドでジャズの醍醐味を楽しんで頂きました。 彼等は始めての来店だったので、総てに興味深深、目を輝かして注意深く観察していた。  何しろ「SWING」は今の時代他に例を見ないジャズ喫茶だから驚くのも無理はないのだが、彼等の表情から察するに、充分ご満足頂けたご様子らしいから、一応安堵した。


 

(2015年6月22日)

自宅前に広がる熊野灘モンデイ・ウオーキングで目にした、日の出君が顔を出す夜明け前の情景はこれでした!

梅雨時の隙間をぬって現れた今朝のお天気は多少の雲は出ていたものの、日の出君の夜明けを告げる眩しいほどに輝きを放つ陽射しを目の当たりにするのは久し振りだったが、何度見ても夜明けを告げるドラマチックなこの光景を目の当たりにすると、如何に年老いた自分でも、何時も何時も、胸が熱くなるのを覚えずにはいられない。 極端かも知れないが、夜明けを告げるこのドラマチックな感動を呼ぶ光景の瞬間の繰り返しがあるからこそ、この価値有る自然現象が生きる意欲の源の一端となり、そして火付け役を果たし、日毎無限のパワーを頂戴している有様で、日の出君には感謝せずにおれない大の恩人である。 ここ奥志摩に生を受け、ものごころ付き始めた頃より海にまつわる世界の奥深さは知り尽くして参ったから、今度は二拾数年前より山の魅力の虜と成り、北アルプスや南アルプスそして中央アルプス等のほぼめぼしい3,000m峰は踏破して参ったが、どちらかと言えば、海よりも山の方が今の自分の中では、心引かれる深遠で強大な魅力を秘めて居ると言っても過言ではない。 勿論、大きな危険も潜んでは居るものの、あの頂に立った時の達成感の凄さと来たら、下界ではとても体験出来ない例えようの無い感動を得られるのだから、自分はこれを麻薬的魅力と呼んでおり、常に常習化の危険すら伴っておる程だから、如何に山の魅力の凄さが巨大かを伺い知れるものと思う。 


さて昨日は、日曜日! 何故かサンデイが訪れると何時も心がうきうきし出し、目覚めた瞬間から既に年甲斐もなく幾分興奮気味となり、ジャッキー・マクリーンではないが、スイング・スワング・スインギンと言った所で、冴え渡るアドリブ展開を期待出来る、楽しい一日を過ごせるサンデイ・ジャズ・デイと成ることが多くあり、自然と笑みがこぼれてしまう。 

案の定、サンデイ・ジャズ・デイに相応しいジャズ・フアンが開店30分前に、横浜から四人組のベテラン・ジャズ・フアンの皆さんがお見えに成り、店内はまさにモダン・ジャズの轟音で溢れ返り、ジャズ本来の持つ醍醐味を存分に満喫されたご様子だったので、安堵の胸を撫で下ろした。  彼等曰く、「マスター! <SWING>さんまで随分遠かったが、わざわざ志摩までやって来て良かったよ!  想像以上の完成度を誇る拘りの大音量再生には感動しましたよ。 横浜は愚か今の首都圏にさえもこれだけ徹底してジャズの醍醐味を体感出来るジャズ喫茶は無いですね。 来月には仲間を引き連れてマイクロで是非やって来ますから、よろしくね。」と言いのこして「SWING」を後にした。


              *横浜からお見えに成った四人組の皆さんが楽しんだLP*

(2015年6月21日)

起床一番先ず外のお天気伺いを立てるため、玄関ドアを開け、未だ夜も明けやらぬ真っ暗闇の外の様子を伺って見た所、風ひとつない無風状態の物音一つしない、シーンと静まり返った静寂の中、極細の雨が煙った様に空からとめどなく降り注いでいた。 この情景にピッタリの番傘にお出まし願って、そぞろ歩きでも楽しむに相応しい情緒溢れる「春雨だ濡れて行こう」の絶好の舞台ステージが出来上がっておりはしたものの、何しろこの老人では、いささかお色気に乏しく、ムード負けしてしまうのが関の山だろう。 役不足は目に見えており、野暮な考えはすぐさま捨て去り、この空模様では愛しい日の出君との再会も果たせないだろうから、今朝の夜明け前の海辺散歩は已む無く断念し、何時もの様にキリマンと在米中の弟から送られて来たアーモンドを食しながら、恒例のサブ・システムを使って、一昨日弟から送られて来た45回転盤二枚組の「ブルー・トレーン」を従来の33回転盤との違いを明確に理解しておく必要があるから、早速、五回たて続けに連続で試聴を繰り返し、塾聴して見ることにしたが、回を重ねて聴けば聴くほど、生々しいリアル感の優れた録音の良さに、今更ながら驚いたばかりか、コルトレーンを始めとする各ミュージシャン達の演奏までもが、一段と良く聴こえるのには驚愕の体験であった。  果たしてこれが同じレコードなのか?  と、自分の耳を疑ってしまうほどのすばらしい出来栄えに感動せずにはおれなかった!  これも総てジャズの国である米国に在米中の弟のおかげであると感謝している。 弟からはこれまでに何百枚ものLPが送られてきており、私の最大の理解者でもあり、たった一人の愛しい兄弟なのだ。  この素晴らしい45回転盤「ブルー・トレーン」を一人でも多くのジャズ・フアンの皆さんにお楽しみ頂ければ、こんなうれしいことはない。

サンデー・モーニングは「ブルー・トレーン」一色に塗りつぶすことにした。


さて昨日は、土曜日とあって、いささか慌ただしい一日を過ごす事に成った。   来店者は「SWING」詣でを遣って退けた大阪からお見えに成った五人組の皆さんによる「格安貸切」が、オープン早々からPM,四時頃迄「SWING」店内はハード・バップの轟音の途絶える事はなかったが、彼等が「SWING」を後にしてからと言うもの、プライベートなガーデニングと菜園作業に追われてしまい、てんてこ舞いの慌ただしいサンデーと成ってしまった。   「格安貸切」のオーダーは約一ヶ月振りだったが、なんだか「貸切」は独占欲が満たせるから、プライベートなリスニング・ルームで楽しむ如く、見知らぬ人に気使いせずに済むから、次元の高い満足度を得られるのは確かだから、精神的にすっきりしていて、実に気分がいいのは確かである。   一見して富裕層と思しき皆さんは「格安貸切」をよくご利用なさる傾向にあると見受けられますが、一人でも多くの皆さんに、容易にご利用可能な様に貸切料金は出来る限り格安に設定してございます。 「貸切制度導入」による弊害は如何ともし難い、避けることの出来ない、止む終えないと承知しており、多少の弊害は生じても、より次元の高い満足度を得て頂くためには、傷みを伴っても当然だと承知している。  兎に角、ジャズ喫茶オーナーが傷みを受けたぶんだけ、ジャズ・フアンの皆さんがその恩恵に授かることに成るのだから、飽く迄もジャズ・フアンの皆さんの為の制度と言えます。 この「格安貸切制度」を導入しているジャズ喫茶は「SWING」以外に、現在の我が国には全く存在しないだろうと思っている。  この制度は大きな傷みを伴うから、余程の決断が無い限り困難な営業スタイルと言えます。  全国見渡しても皆無と言えるこの「格安貸切制度」を唯一実践しているジャズ喫茶が、この度田舎の奥志摩の果てに存在すると言うのだから、まさしく珍現象の最たるものと言えるものだ!   


                *大阪からお見えに成った五人組の皆さんが楽しんだLP*


(2015年6月20日)

自宅前に広がりを見せる、今朝の熊野灘の刻々と変化を見せてくれる夜明け前の一瞬!


梅雨らしい天気が続いていると言えばそれまでだが、今朝も上記にアップした画像をご覧の様にすっきりしない空模様、もしかして正午辺りにはお湿りと成るやも知れん嫌な予感がする。 まだまだこれから一ヶ月近くもこの様な悪天候が続くのかと思うと気が滅入ってしまう。 先ず誰よりも悲しんで居るのは「SWING」のJBL君だろう!  何しろJBL君に取って最も大敵であり苦手とする高湿度シーズンの今のこの梅雨時から、一日も早く脱出したいと願う切なる願いを叶えてやりたいものだが、出来るのはエアコンで湿度調整することぐらいのことしか出来ない有様である。  だから今のこの時期とも成ると終日に渡り可能な限り愛しいJBL君に電流を流して、ご機嫌麗しくベスト・コンディションを保ち、多くのジャズ・フアンの皆さんに出来る限りご満足頂けるべく万全の態勢を維持して欲しいと願うあまり、思い付くあらゆる手段をこうじてやらなければ申し訳ないと思って居る。  是までの長い経験から、常に愛情を持って接すれば愛しいJBL君は必ず応えてくれるのだから嬉しいじゃありませんか!  私はJBL君は単なる無機質物体では無く、すばらしい一個の生命体だと思って付き合っており、まるで恋人の様な存在と言ってもいいだろう。    今日は週末とあって聊かあわただしい一日と成るやも知れんが果たして如何なものか?

 

 

さて昨日は、先人達が言い伝えられてきた「華金」と言われて来た縁起の良い日だが、一向にその気配も無く、至って平凡な一日だった?     平凡こそ最高なのだ! と誰かさんが言っていたのをふと、思い出しては見たものの、やはり賑やかな方がいい。   正午過ぎに地元三重の松阪から熱心なジャズ・フアン三人組の皆さんがお見えに成って、一時期「SWING」店内はモダン・ジャズの轟音で溢れかえり、これぞジャズ喫茶だと言える、いい雰囲気をかもし出し、なかなかのものであったが、彼等が「SWING」を後にした後は至って静かな時を過ごした。 

所が、驚くなかれ!  「華金」に全く相応しい驚愕の出来事が起きたのだ!  実は、在米中の弟から心待ちにしていた「1958マイルス」と、45回転盤二枚組の「ブルー・トレーン」が送られてきたのだ!!  「1958マイルス」の方はきずものだが私もコレクションしていたから肝を潰すほど驚かなかったが、「ブルー・トレーン」の45回転盤二枚組には本当にビックリした!  この様なLPがこの世に存在していたなんて夢にも思っていなかっただけに、感動もひとしおであった。

恐る恐る、お皿の上にお出まし願い、針を落として見た所、案の定、予想通り、その出来栄えは素晴らしいものいで、JBLから出て来たその音は通常の33回転盤とはまるでひと味もふた味も違う、見事なサウンドを聴かせてくれて胸の熱く成る思いだった。

遠くカリフォルニアの地で暮らす愛しい弟に心底感謝せずにはいられない。  一人心の底でありがとうと叫んでいる。

 

 

(2015年6月19日)

目覚め一番(四時)、先ず外のお天気伺いを立てねばと思い玄関ドアを開けた所、昨日の夜明け前の様に静かで風もなくソフトな小雨とは全く一変して、強風吹き荒むなか大粒の雨が叩きつける荒れ模様の天気には驚いた!  これでは海辺の散歩はとても無理だとわかり、「SWING」店内のベスト・リスニング・ポジションにまるで王様か貴族の様に我が物顔で、どっかと腰を下ろし、のんびりジャズを聴きながら何時もの様に大好きなキリマンを濃い目に点て、マグカップに並々と注ぎ入れ、在米中の弟から送られて来たアーモンドをポリポリかじりながら、サブ・システムのハード・バップ・ジャズをBGMにして、読み残した植草甚一の著書を紐解き、夜明け前の贅沢な至福のひとときを一人で満喫することにした。  悪天候のため散歩の出来ない夜明け前の現在のこの過ごし方のベスト・パターンが定着仕出したのは、本格的にジャズ喫茶をスタートさせた四年前からであり、自分の人生が如何にジャズ文化の底知れん恩恵に授かっているかが充分に理解出来る。  まさに「ジャズなくして我が人生に光明なし」、と言ったところうか。  本当にジャズの持つ底力はたいしたものだ!  ジャズは偉い!



さて昨日は、「SWING」は臨時休業を取り、伊勢の長女宅に妻と二人で押し掛け、何時もながらの身に余る絶大な歓待を受け、娘の優しい心に触れ、胸の熱くのを抑えるのに懸命で、なんだか申し訳ない気がして成らなかった。 私達二人を松阪牛を売る「牛虎」とファッシヨン・ショップの「専門店」へと連れて行き、「父の日」のプレゼントをしたいから、なんでも好きなものを自分で選んで欲しいとのことだったが、自分が着用するファッションは有り余るほど手持ちがあるからと言うことで辞退させて頂き、娘の優しいお気持ちだけを有り難く頂戴させて頂くことにした。  あっと言う間に夕暮れ時を迎えてしまい、早速娘宅に帰り牛虎で求めた松阪肉を始め季節の野菜等を織り交ぜて、久しく家族四人水入らずで、笑い声が絶え間なく飛び交う、実に楽しい豪華な夜食と成った。

(2015年6月18日)

頬をなでる風すら全く感じられない、夜明け前の静まりかえったなか、久々に大人っぽくムード満載の番傘差して、何時もの海辺散歩に出掛けることにした。  全く人気のない、猫一匹目に留まらない、シーンと静まり返った波打ち際の砂を踏み締める自分の足音がザクッ! ザクッ! と大きな音を辺り一面に撒き散らし、なんだか異様とも思える程大きな音に聞こえ、なんだか自分の存在感を強くアピールして居るようであった。  

しとしとと止めどなく静かに降り注ぐ梅雨独特の春雨らしい情緒ある趣がなんとも大人っぽい雰囲気をかもし出し、なんだか昨日のオーバー・ワークが少なからず影響してか、このまま静かにのんびりと一日を過ごしたい気分にかられてしまい、旺盛期の頃の自分とは全く違った自分がここに居るのに、ふと気付き、少なからず驚きと失望に苛まれ、歳は取りたく無いものだ、悟らされ、あくまでもマイペースを維持し続けるためにも、今日は「SWING」を臨時休業にすべきと考え、妻と二人でのんびり伊勢の長女宅にでも遊びに行くことにしよう。  そうだ昨日焼いた、「ライ麦ゴマパン」と「ドイツ・パン」や「ビスコッティ」、そして「SWING自家栽培のナス、キュウリ、赤たま、レッド・ピーマン、ミニ・トマト、にんにく」等、無農薬栽培の野菜達をささやかな手土産品に持参することにしよう。  とにかくビジネスとは全く無関係な、聊か贅沢なプライベート幸福感にどっぷりしたる一日を過ごす事にしよう。  そして、自分には長女宅の「リトル・ガーデン」の管理をしっかり果たさねば成らない任務が待っているのだ!  雨のガーデニングは冴えないが、やれることだけでも仕上げることにしよう。

(2015年6月17日)

今朝の起床は昨日同様三時。 ところが今日は朝食用のパンが無いため、のんびり至福のプライベート・タイムを満喫してなんかいられないのだ。  何とかして妻が目覚める七時頃までに、オリジナル・ライ麦ゴマパンを焼き上げる事にした。 40年来色々な種類のオリジナル・パンを焼き続けて来たから、パン焼き作業に付いては今の自分に取って技術的に何一つ困ることも無く、時間的にも妻が目覚める七時迄四時間も有るのだから、焼き上げるには充分すぎる時間もあり、早速準備に取り掛かり、CDラジカセのジャズ・サウンドをBGMにして、予定通りライ麦ゴマパンのでかいやつを二個焼き上げ、妻と二人で七時半頃、大好きなキリマンを飲みながらのんびりゆったり定休日(水曜日)の私に取っては二度目となるモーニング・グルメをたのしんだ。  焼き立てのパンはゴマの風味やライ麦のあの大人の雰囲気を持つ食感がひと味違って、ついつい食べ過ぎてしまう危険性があり、要注意。  「SWING」では何時でも食べたい時にパン焼きが可能な様に、地元三重県産の「強力粉」や「ィースト」等は余分にストックしてあり、準備播但整っております。  最近「SWING特製オリジナル・ビスコッティ」のオーダーが急激に増加しており、全国から訪れるジャズ・フアンの皆さんに大変な人気を博しており、うれしい悲鳴をあげている始末である。  何しろ一回に使用する薄力粉の量は2.5キロだが、一週間で完売してしまう人気振りだから、我ながら驚愕の悲鳴すら上げかねない状況である。   

 

*今朝焼き上げた、でかいオリジナル・ライ麦ゴマパン二個*

さて昨日は、これと言った変わった出来事も無く、地元三重の松阪から熱いジャズ・フアン三人組みの皆さんが来店し、楽しいジャズ・デイと成った。  地元三重も至る所にジャズ・ライブを楽しめる場所が沢山点在しており、ライブ好きの皆さんに取っては大変恵まれた土地柄である。  しかしながら、ディスク派と呼ばれる、所謂、ジャズ黄金期の天才達が残してくれた数多くの名盤を、こよなく愛するジャズ・フアンの皆さんが心底ジャズ本来の醍醐味を存分に満喫出来るジャズ喫茶は、悲しいかな、県内は愚か全国的にも皆無に珍しい状況であり、おのずと、この度田舎の「SWING」の存在が注目されることと成り、「真のジャズ喫茶は格あるべし! 」 と、声を大にして「SWING」はまるで我が国ジャズ・シーンに一石を投じるべく大役を担って居るかの如く、一匹狼の様を呈して居ると言っても良い。  微力ながら、全国の隠れたジャズ名盤フアンの掘り起こしに務め、ジャズ・シーンの充実拡大につなげるべく老体に鞭打ちがんばりたいと考えている。   目覚めよ!  ライブの出来ない小規模ジャズ喫茶!  全国の名盤をこよなく愛するジャズ・フアンの皆さんは、現在悲しいかな行き場を失った、さ迷よえる羊の如し、と言った状況である。

 

                  *地元松阪の三人組みの皆さんが楽しんだLP*

(2015年6月16日)

起床一番、今朝も何時もの様に、先ず外のお天気伺いを立てるため、玄関ドアを開け外に飛び出そうとしたら、無風状態のシーンと静まり、返った真っ暗闇の空から音も無く小粒の雨がしとしとと降り注いでいた。 ふと、時計に目をやると針は三時を指していた。  この先、未だ一ヶ月も梅雨シーズンが続くのかと思うとうんざりしてしまう。 これはなんとか心の持ち様を変えなくちゃ駄目だ!  そうだ!  自分にはジャズと言う強い味方が控えているでは無いか、ジャズさえ有れば無敵だ!

雨天大歓迎!  だって、雨の日は愛しいモダン・ジャズと一緒に至福のゴールデン・タイムを過ごせるのだから、こんなチャンスは又と無いのだ、と捉えてむしろ喜ぶべきなのだ!  と言うことで今朝の海辺の早朝散歩は断念して、早速朝食を済ませ、四時から八時迄の四時間、大好きな濃い目のキリマンを、お変わりのぶんまで二杯分点て、マグカップになみなみと注ぎ入れ、在米中の弟から送られて来たアーモンドをポリポリかじりながら、モダン・ジャズに酔いしれるこのプライベート・タイムの何と素敵なことか。 これこそ生きて居る喜びを心底実感出来る一瞬なのだ!   八時頃には妻も目覚めるから、妻の朝食と一緒に自分の第二回目の「おやつタイム」となり、当然妻と一緒にコーヒー・タイムを楽しむことに成る。  

今朝の早朝ゴールデン・ジャズ・タイムは、久々に苦手なボーカルものと、好きなピアノ・トリオを織り交ぜて楽しむことにした。  残念ながら「SWING」の大型ダブル・ウーハー・JBLシステムとボーカルとの相性は決していいとは言えない。 

ボーカルものには25cmフルレンジ一発装着のSPが最も相性抜群だと信じている。 実は自分も25cmフルレンジSPは所有しては居るのだが、サブ・システムに使っているため、入口の変換系が完璧ではないから、それなりの音しか楽しめないのは残念である。  ボーカルものも激しいものよりも、むしろしっとり聴かせる大人っぽいバラードものが、良く似合う年頃に成ってきた。  特に女性ボーカルがいいね!  男性ボーカルもトレーンとやってるジョニー・ハートマンなんか最高だね!  


                         *早朝に自分が楽しんだLP* 

                *神戸から来店した五人組みの皆さんが楽しんだLP*

さて昨日は、最近よくあるケースだが、途中の高速道路が思いのほかスムースに走れて予定よりも早く、開店1時間前の10時に「SWING」に到着してしまった神戸から来店した五人組の皆さんが、「マスター!  今回も先回同様予定よりも1時間早く到着してしまったよ。 申し訳ないがよろしく頼む。」とのことだったので、快くOKし、早速入店して頂き、道中の疲れを癒して頂くことにした。  何しろ「SWING」の常連さんだから、皆さんの好みの傾向も気心もよく存じており、何かと対応が容易で自分も気楽に一緒にジャズを楽しむ事が出来た。  

(2015年6月15日)

今朝はとても梅雨とは思えぬ立派な晴天を迎え、ここしばらく平凡なごく在り来たりの夜明けの写真をアップして来ましたが、少しマンネリ化してしまったので、今日は写真撮影の基本テクニックを無視した、所謂、説明的要素を完全に排除したアートフル・フォトなるたぐいの作品を作画して見ようと思い、ソニーのウオークマンをポッケにほりこみ、バカチョン片手に心勇んで近くの港周辺を散策し、心に響く光景を常識的な視点でレンズを向け、お決まりの基本的な撮影術をあえて一切無視し、ご覧に成って頂く皆さんに解かって頂こうとか、楽しんで頂こうなんて言う常識的な感情は総て捨て去り、自分の感性と感覚のみで作画してみようと意を決し、改めて挑戦しては見たものの、久しく封印していたテクニックだったので、満足の行く結果は期待出来なかったが、それらしいショットも捉えることも出来たから、まずまずと言ったところうか。

その時捉えたアートフル・フオトの一端をご紹介しましょう。

(2015年6月14日)

目覚め一番。 先ず外のお天気伺いを立てるため、外に飛び出して見ると、真っ暗闇の風ひとつ無いシーンと静まりかえった中、しとしよと梅雨らしい小雨がとめどなく降り注いでいた。  番傘でも差しながらそぞろ歩きを楽しむ情緒豊かなお散歩も、梅雨のムードを味わって見るのに悪くはないのだが、お湿りの日は何と言っても、恒例の大好きな濃い目のキリマンを点て、マグカップに並々と注ぎ入れ、在米中の弟から送られてきたピーナッツをポリポリかじりながら、サブ・システムでモダン・ジャズをBGMにして、植草甚一の著書を紐解くのが、最も自分に相応しい早朝の過ごし方であり、これに勝るプライベートなゴールデン・タイムは見出せそうにない。  今日は小雨が降り続く、梅雨本番さながらの日曜日だが、如何なる一日と成るのやら?  是迄、誰も訪れる者の無い日曜日は無かったが、仮に、この度田舎のジャズ喫茶「SWING」に誰も来なかったにしても、妻と二人でジャズを楽しむ至福のひとときを満喫出来る絶品の時間帯を誰はばかることなく、確保出来る喜びが生まれるのだから、これは天が我々二人に与えてくれたプレゼントだと理解して、ありがたく頂戴しなくては失礼にあたるだろうから、有効活用しなくちゃ。  いずれにしても日曜日を迎えると、なんだか心がわくわくして、老体のこの全身を勢い良く血潮が駆け巡る様な気がして成らないのだ。  とにかく一週間の中で日曜日と言う日は長年のあいだ特別な日として脳裏の奥深くに刻み込まれており、この習性は終生消え失せることは無いだろう。


さて昨日は、週末とあってオープン早々から、42号線沿いの紀州路尾鷲から三人組みのジャズ・フアンが開店するのを今か今かと、「SWING」の駐車場で待ち焦がれており、それを知った私は、オープン30分早めのAM,11時に入店していただくことにした。  彼等三人は「SWING」初来店だったから、恐らく開店時間を知らなかったのだろう。  その彼等を私は全く見識が無く、聊か進行に戸惑いはしたが、予想とは裏腹に、その圧倒されんばかりの熱烈な50年代ジャズ・フアンの凄さを目の当たりにして、ジャズの見識の深さに感動し、安堵の胸を撫で下ろすと同時に、今更ながらジャズ文化の偉大さに脱帽せずにはおれなかった。  行く末将来、非常に楽しみな三人組みの皆さんでした。 


                   *尾鷲の三人組みの皆さんが楽しんだLP*

  

*早朝の私のゴールデン・タイムを演出してくれたグッズ達。 「SWING」のサブ・システムと植草甚一の著書*

(2015年6月13日)

梅雨だと言うのに昨夜の天気予報では、今日は快晴とのことであったから、先ず朝食を済ませ、気象庁を全面的に信頼して、バカチョン・カメラとウオークマンを持って、外に飛び出し、期待を胸に、一目散に目の前に広がる熊野灘へと向かったのが夜明け前のam.3:50だった。 抜群のタイミングだ。  最良の日の出の絶景を楽しむためには、太陽が顔を出す30分前から刻一刻と1秒刻みで変化し続ける大自然の息を呑む様な見事な絶景を見逃しては成らない。  日の出のベストなシャッター・チャンスは僅か一瞬である。  何度日の出に立ち会っても、二度と同じ光景に巡り会えることは絶対に無い。 変化し続ける次の段階を全く予測出来無い所に、日の出君の不思議と感動が同居しており、一瞬のエクスタシーをプレゼントしてくれる日の出君の魅力は永遠に失なわれることはないだろう。   サタデイ・モーニングの愛しい日の出君は相変わらず魅力的だった。 

 

    *今朝の日の出君はこれ* 


                         (日の出君が顔を出す30分前の光景)

さて昨日は、俗に華金と呼ばれる縁起の良い金曜日だったが、それに相応しい日であったかどうかは自分にはよく解からないが、神奈川は横浜から四人組の名盤を愛するジャズ・フアンの皆さんが正午過ぎに来店し、四時頃まで和気藹々とした雰囲気の中で、かの天才達の名演が刻み込まれている名盤を心行くまで満喫して行きました。 我が国では歴史的にもジャズ文化の高い地域としてよく知られて居る横浜からは、「SWING」への来店者は決して珍しくは無く、関東地方では首都圏に次ぐ来店者の多い地域でもあり、「SWING」フアンのお馴染みさんも多数に昇ります。 昨日お見えに成った皆さんは既に顔見知りの方達ばかりだったので、楽チンだった。 


                     *横浜の皆さんが楽しんだLP*

(2015年6月12日)

今朝の目覚め三時。 何時もより30分程早めの目覚めだったが、すぐさま飛び起き、先ずお天気伺いを立てるために、玄関ドアを開け外に飛びだそうとしたら、未だ夜も明けやらぬ暗闇の夜空から梅雨らしい雨がとめどなく降り注いでいた。  無風状態の静かな雨だから海辺の散歩も傘を持って行けば行けないこともないのだが、どうも気乗りがしないから、断念して何時ものパターンだが、朝食を済ませた後は、先日焼き上げたビスコッティをかじりながら濃い目のキリマンを点て、マグラップに並々と注ぎ入れ、「SWING」のサブ・システムでモダン・ジャズのCDをBGMにして、大好きな植草甚一の著書をじっくり紐解くことにした。 その時間は何時もと変わらずAM.4:00~AM.8:00迄の約四時間だった。  このプライベート・タイムこそ自分独自の世界に埋没し得る早朝の輝ける時間帯なのだ!  この時間の終わりを告げる8時頃、妻はゆっくり目覚めし、妻の朝食と一緒に自分は何時もの様に第2回目の「おやつ」となり、それはコーヒーと長女が何時もプレゼントしてくれる伊勢の和菓子の饅頭を食しながらの至福のひとときである。 因みに第3回目の「おやつ」タイムはam.11:00頃に在米中の弟が送ってくれたアーモンドをつまみながら三杯目のキリマンを食することになる。 お恥かしい次第だが、これが私の変わらぬ日常の繰り返しなのである。  その上、「SWING」がオープンするとお客さんと一緒になってコーヒーを最低2杯は飲みますから、一日トータル5~6杯はどうしても飲んでしまい、聊か飲み過ぎだなとは自覚しつつも、だらしなくもコーヒー依存症だ! などと言われても仕方のない有様である。


さて昨日は、夜明けの頃は、曇天模様のまあまあのお天気だったが、時間が経つにつれて次第に悪く成り、8時頃には既に雨が降り出して来たから、これは今日は期待薄だ! 等と勝手な判断を仕出かし、のんびり構えていたら、突然、京都の四人組みの皆さんから、電話が入り「マスター! 現在伊勢道に入ったばかりだから、恐らく「SWING」さんに到着するのは10時前に成るでしょうから、予定よりも早く到着しますが、よろしく頼みます。」とのご連絡を頂戴し、早速オープンの準備に取り掛かることにした。  その彼等は「SWING」のリピーターだから顔見知りの方達ばかりで、気心もよく知っており、何かと好都合で、楽チンだった。  頑固に拘り続けるアナログ・サウンドの轟音に埋没すること、am.10:00~pm.2:00迄の約四時間、

彼等が「SWING」を後にしたのは何時もよりも少し早目の午後2時頃だった。  なんでも仲間の一人に急用が出来たらしく、急遽帰宅することに成ったとのことであった。  彼等が帰宅後の「SWING」は静まり返ったままだったので、これはチャンスとばかりに、ちょっとサボって休憩室で横に成ってテレビを見ながら寛ぐことにした。 個人経営の商売のいい所なのかも知れないが、飽く迄も自分の責任に於いて自由に経ち振舞うことが可能なのだから、楽しい限りである。

 

                     *京都の皆さんが楽しんだLP*

        *今朝BGMに使った「SWING」のサブ・システムと読書した植草甚一の著書*

(2015年6月11日)

昨夜の天気予報では雨とのことであったが、起床一番先ず外に飛び出し、空を見上げた所、空一面雲に覆われてはいるものの、どうも雨では無いらしいと思い、早速、眼前に広がりを見せる熊野灘に面した大野浜の砂浜散歩に出掛けることにした。

残念ながら空一面にひろがって居る雲が邪魔して、残念ながら今日は愛しい日の出君の顔は見れないが、これも又夜明けを告げる自然美の一端であり、一見平凡そうに見えるが、これも又、主役である太陽の無い夜明けの光景もまんざら捨てたものでは無い。    その光景がこれ。

昨日の定休日を利用して、品切れしちゃった「SWING特製オリジナル・アーモンド・ビスコッティ」を焼き上げることにした。 これはイタリア北部の保存食を自分でアレンジして考案したもので、「SWING完全オリジナル・ピッツァ」同様40年の歴史を持つ人気商品であり、多くの皆さんに親しまれて来た年代ものです。  この「ビスコッティ」が「キリマン」との相性が良く、「ジャズ」と「キリマン」と「ビスコッティ」の絶妙のトリオが奏でるハーモニーは中々のもの!

もしも、何時かチャンスがあればぜひお試しあれ。  予想以上に硬いから歯にご注意を・・・。

「ビスコッティ」を焼き上げて後、時間が余ったから、地元三重県産の強力粉が入手出来たので自家用に「ゴマパン」も焼き上げ、早速今朝の朝食に妻と二人でオープン・サンドやチーズ・サンド等をつまみながら「キリマン」片手に「モダン・ジャズ」をBGMにして至福のひとときを満喫した。

何時も夜明け前の早朝に一人で済ませる朝食も、自家製ゴマパンが有るので、今日は久々に妻と一緒にサブシステムを使ってジャズを楽しみました。

 

  

         *自家製ゴマパン*

 

*「SWING」特製オリジナル・アーモンド・ビスコッティ*

 *朝食を取りながらサブシステムを使って妻と二人で楽しんだLP*

   *「SWING」のサブシステム*

(2015年6月10日)

梅雨に入ったと言うのに、何ていい天気なんだ!  昨日は臨時休業だったが、今日は定休日だから幸運にも恵まれ梅雨の晴れ間を利用して、ドライブに出かけるのにチャンスだが、既に昨日から「ビスコッティ」を焼き上げる準備万端整っており、今日は約半日掛けて完成しなくちゃ成らない上、「ゴマパン」も焼き上げ、その後はリトル・ガーデンと菜園作業が控えており、今日一日のスケジュールは満タン状態だから、のんびり寛げるのは早朝の極限られた僅かな時間しか無いから、今日はハードな定休日に成りそうである。  世界に二つと無い「完全SWINGオリジナル・ビスコッティ」を焼き上げるには「パン」を焼き上げる約倍の時間と労力を必要とし、気合を入れて掛からないと中々手ごわい奴だから、完成させるのは容易では無い。  所が、この「SWINGオリジナルビスコッティ」は「SWINGオリジナル・ピッツァ」同様40年来多くの皆様から高いご支持を頂戴している人気商品だけに、面倒だからと言ってやめてしまうと残念がる方達が多数居るため、やめてしまう訳には行かず、老体に鞭打ち頑張っていると言う訳です。   先ず誰よりも焼き上げた自分が大好きなのだから、お恥かしい限りである。  何しろ濃い目のキリマンと非常に相性が良く、ジャズを聴きながら過ごす至福のプライベート・タイムには欠かせない大切なおつまみとして、重要な役割を担っております。   「ジャズ」と「濃い目のキリマン」と「オリジナル・ビスコッティ」の絶妙の一体感は、まるで「バド・パウエル・トリオ」の40年代後半の頃の絶頂期を思い出させてくれる様な絶妙のトリオだと、自分自身では実感しております。

とにかく、屋内での作業だろうが、屋外での作業だろうが、身の回りからCDラジカセによるモダン・ジャズ・サウンドの途絶えることは滅多に無い。

 

さて昨日は、妻の定期健診が正午から四時頃まで掛かってしまう関係から、已む無く臨時休業することにした。 何しろ「SWING」の営業時間は、AM,11:30~PM,6:00と言う短時間であり、夜間営業は皆さんの御要望により「格安貸切予約」のみに対応している状況です。   一日の開店時間は短時間ではあるが、非常に中身の濃いジャズ・デイを目指しております。

現在、我が国では異色的な存在として、日増しに注目度を増し、全国の今や行き場を失ってしまった名盤をこよなく愛するジャズ・フアンの皆さんの熱いご支持を頂戴するまでに進化を果たした、度田舎のライブの出来ない本格派ジャズ喫茶「SWING」は独自の営業スタイルを完成しております。  何時も皆様にはご不便をお掛けして居りまして大変申し訳なく思っておりますが、どうぞ皆様ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

 

 

       *梅雨と思えない素敵な今朝の夜明け*

(2015年6月9日)

例年よりも少し遅い梅雨入りらしいが、「SWING」が頑固に拘り続けるアナログ・サウンドの大音量再生をベストなコンディションを保ち続けるには、高湿度の環境が連続して継続する、今のこの梅雨時こそが一年を通して最も厄介な時期であり、オーナーの実力を問われることに成り、毎日毎日が緊張感を伴い、やり甲斐を嫌が上にも実感させてくれるから、自ずと挑戦欲も湧き出て来て、精神的な疲労感もこの時期には予想外に大きいが、何しろ年甲斐もなく、やる気満々なのだから、悪天候で熊野灘の夜明け前の砂浜散歩に要する時間帯、約4~5時間は「SWING」拘りのアナログ・サウンドのチエックと修正に費やし、常時ベストな状態を保ち、全国各地から訪れる、かつての天才達の名演を刻み込んだ名盤をこよなく愛する、所謂、熱狂的なディスク派ジャズ・フアンと称する皆さん方に少しでもご満足して頂けるべく努力を惜しんでは成らないと、今のこの梅雨時こそ我がジャズへの熱い志を貫くべく、改めて決意を新たに挑むべき時であると強く自分に言いきかせている。  と言った具合で、今朝もAM4時~6時までの三時間は美味しいキリマンをすすりながら、サブ・システムのCDサウンドでモダン・ジャズを聴きながら、大好きな植草甚一の「バードとかれの仲間たち」を紐解き、至福のひと時を満喫し、その後、6時~9時までの三時間は緊張感を持ってメイン・システムの念入りなチエックと修正に挑むことにした。

 

さて昨日は、前日から来店予約を頂戴していた神戸の六人組みの皆さんが「SWING」に顔を見せたのは、予定よりも随分早くの何とAM9時40分だったのだ。  定刻のオープンは11時30分だから、2時間近くも早く到着したのだから、全く開店の準備が出来ておらず、困惑したが、皆さんにすぐさま入店して頂き、道中の疲れを先ず癒して頂くため、コーヒーを飲みながらおくつろぎ頂き、LP1枚ぶんのエージング・タイムを頂戴し、万全のスタートを切る事にした。  何しろ神戸からお見えに成った皆さん方は、二ヶ月に一度のペースで顔を見せる謂わば「SWING」オープン以来の常連さんばかりで、ジャズの好みや気心もよく知り尽くしており、何かとスムースにディスク・メニューをこなせたので、人数の割には楽にこなせたから、最小限の気使いで済み、疲労感も少なく、むしろ彼等と一緒に成って名盤を楽しむ事が出来て、いいジャズ・デイであった。

神戸と言えば、流石にジャズ文化のレベルの高い、ジャズに恵まれた土地柄だけあって、超遠距離にも関わらず奥志摩のジャズ喫茶「SWING」詣でを試みるジャズ・フアンの皆さんが多数居るのには感動せずに居れない。 

 

                  *サブ・システムと植草甚一の著書*

                     *神戸の皆さんが楽しんだLP*

(2015年6月8日)

いよいよ梅雨の気配を感じさせるに充分な、真っ暗闇の夜明けを迎え、どうやら今朝の夜明けは、愛しい日の出君との再会は絶望的となり、楽しみにしていた一日で最大最高のあのドラマチックな自然現象の見事な演出を目の辺りに出来ず口惜しいが、これから梅雨本番を迎えれば、益々今日の様な日の出君のお顔を拝見するのが困難となり、自ずと大自然からの恩恵に浴するチャンスが少なくなり、しいては自分のパワー不足に繋がりはしないかと、案じられて成らない。  そればかりか、一年を通じて我が「SWING」に取って最悪とも言えるこの梅雨時シーズンの高湿度がもたらす悪影響は計り知れないものがあり、「SWING」が頑固に拘り続けるアナログ・サウンドに大きなダメージを与え、JBL本来の鋭い切れ味は鈍り、鮮明さを欠き、ややもすると最悪のサウンドに成りかねない、大きな危険を含んだ時期であるため、言い変えれば、オーナーである私の実力を最も試される時でもあるのだから、この最悪の事態をなんとしても克服せねば成らないと、やる気満々となり、全国から訪れるジャズ・フアンの皆さんにジャズの醍醐味を確りお楽しみ頂けるべく、努力を惜しんでは成らないと、今朝のこの梅雨時の雨を目の当たりにして、改めて心に誓ったのだった。

 

さて昨日はサンデイとあって、超遠距離からの来店者に慌てふためくだろうと覚悟していたが、思いのほか少人数に終ったものの、地元、大紀町のO氏がお見えになり、ご一緒にモダン・ジャズを楽しみましたが、彼の並々ならぬジャズへの熱い情熱と次元の高いオーディオ美学に精通した尊敬すべき立派な趣味人に久々に感動させられた。  我々多くのジャズ・フアンは、ややもするとジャズかオーディオのいずれかに極端に偏り勝ちとなる皆さんが多く見受けられる中、O氏のジャズとオーディオの両方に精通した、実によくバランスの取れたリスニング・スタイルが完成され理想的とも言えるジャズ・フアンに久々にお目に掛かれて感動した!   オーディオは飽く迄もジャズを楽しむための道具であり、いち手段に過ぎないものだと言う事を確り悟っておられるてんが天晴れである。    素晴らしいジャズ・フアンに乾杯!  

 

                        *地元、大紀町のO氏が楽しんだLP* 

(2015年6月7日)

今朝も起床三時。 すぐさま外に飛び出し、お天気伺いを立てることにした。 すると今にも雨が零れ落ちそうな分厚い雲に覆われ、お世辞にもいい天気とは言えない、がっかりさせられる日曜日の朝を迎えることに成りそうだ。 しかし、取り急ぎ朝食を済ませて、自宅前の眼前に広がりを見せる熊野灘に面した大野浜へとバカチョン・カメラとウオークマンを引っ提げて急ぎ出向くことにした。 三時ジャストに現場に到着し、夜明け前の熊野灘の全貌をゆっくり見渡して見たところ、これでは日の出君との再会を果たすのは絶望的で残念だが、日の出君との無縁の寂しい夜明けの瞬間も、趣きが変わっていて違った魅力を発散しており、充分に変化に富んだ思いのほか予想以上の高い価値を見出すことが出来た、分厚い雲に覆われた夜明けの瞬間を満喫することが出来た!    それにしても二度と再び全く同じ光景を目にすることの出来ないこの夜明けの瞬間は、まさに「一期一会」そのものだが、私に取っては例え同じ光景との再会に巡り会えないかも知れないが、光景こそ違え、一日の始まりをつげる日の出君が顔を出すドラマチックな瞬間を愛でる楽しみは日常茶飯時の出来ごとである。

さて昨日は、伊勢二見の土建業とクラシック・カーで広く知られたK氏が友人と久し振りにお見えに成り、楽しいひと時を過ごすことが出来た。 

(2015年6月6日)

今朝も目覚めと同時に三時起床。 先ずお天気伺いを立てることにした。 玄関から外に飛び出し、辺り一面夜明け前独特の薄暗く、まだ物がぼんやりとしか確認出来ない状況の中、ふと空に目をやると、快晴の時のそれとは全く違って、黒くて分厚い雲に覆われており、これでは愛しい日の出君との再会は絶望と考え、夜明け前の砂浜散歩は断念し、すぐさま朝食を済ませて、「SWING」店内のベスト・リスニング・ポジションに、まるで王様か貴族の様に、我が物顔で誰はばかることなく、自分専用のハイクラスな? 特製イスにどっかと腰を下ろし、メイン・システムではなく、サブ・システムを使って、何時もの様に濃い目のキリマンを今日はマグカップでは無く、SWING専用のコーヒー・カップに並々と注ぎ入れ、在米中の弟から送られて来た「GODIVA CHOCO」と「PISTACHIO MIX」をかじりながら、恒例のモダン・ジャズCDをBGMにして大好きな植草甚一の著書を紐解き、のんびりと至福のプライベート・リラックスタイムを満喫することにした。  自分に取って夜明けのこのひと時こそが、生への意欲と活力源の源と成って居るのは間違いない。   皆さんも少し早目に起床して、自分の為に存分に活用なさって見ては如何でしょうか。  今日は週末だが、如何なるサタデイ・ジャズ・デイとなるのやら?

 

さて昨日は、賢明なるビジネス先人達が言い残した「華金」の縁起の良い日だったが、はたして「SWING」は如何なる一日であってか?  簡単に振り返って見ることにしよう。  本格派ジャズ喫茶「SWING」をスタートさせ、はや四年目を迎えるが、これまでの短い歴史の中で「華金」と呼ばれる金曜日は確かに他の平日よりも一味違ったジャズ・デイであることには違い無いと、おぼろげながら言えそうだ。   昨日も如何なる「華金」の恩恵に授かったのかと言えば、確たる華金現象と呼べるに相応しいかどうか?  明白では無いが、正午過ぎに京都の五人組のヤングのジャズ・フアンの皆さんがお見えに成ったことぐらいのもので、華金と言うビッグ・ネームに負けてしまった感もしなくはない一日であった。 その彼等五人の皆さんは京都の某大学ジャズ研の学生さん達だった。  将来のジャズ・ミュージシャンを目指す前途洋々たる若者の皆さんは、実は「SWING」を訪れるのが三度目だったため、既に顔見知りで何かと都合良く、対応が容易であった。 何しろライブの出来ない「SWING」に取ってミュージシャンの来店は非常に珍しいから、彼等の顔は鮮明に記憶しており、彼等とのジャズ談議やらジャズ喫茶の現状やジャズ・シーンの将来等多義に渡りお話を伺って見ると、ヤングの皆さんのジャズへの熱い意気込みが我々老人ジャズ・フアンとの間に全く時代感覚のズレから生じるジャズ感に大きな違和感を生じる不安を多分に抱いていたのだが、その心配は全く無用だと解かり、胸を撫で下ろし安堵している。 


          *在米中の弟から送られて来た「GODIVA CHOCO」と「PISTACHIO MIX」*

   

                        *京都の某大学ジャズ研の皆さんが楽しんだLP*

    *「SWING」のサブ・システム*              * 植草甚一の著書*

(2015年6月5日)

目覚め一番、なにわさておき先ず外のお天気伺いを立てるため、玄関ドアを開けるや否や、目に飛び込んで来たのは、頭上に白く静かに、全く存在感を主張しない沈黙のお月様の姿であった。  これが夜明け前の薄暗い今日の三時の様子だったが、お月様の姿を見れたと言うことは、悪天候でない証拠だ!  早速、朝食の準備に掛かり、食べ終えて、眼前に広がる熊野灘の日の出現場に立ったのは四時頃だったから、愛しい日の出君との再会を果たすにはベスト・タイムと言える。 太陽が顔を出す30分前頃から刻々と1秒毎に変化し続ける夜明け前の光景は、日の出君が顔を出してからの30分と合計して約1時間の間に、これこそ一日の始まりを告げるドラマチックな感動を呼ぶ劇的な光景は、毎日足を運んでも、何時現れるか全く予測し難い僅か20秒にも満たない一瞬の自然現象を逃がすまいとカメラを向け続ける作業も容易ではないが、息を呑む様な絶景に遭遇する期待感は如何な苦痛も苦に成らない。 毎回の様に必ずしも、「日の出の絶景」に遭遇出来るとは限らない予測不可能な神秘的で魅力的な側面が一層意欲を掻き立てるのだろう。   自分の経験から今の時期よりも、寧ろ真冬の厳冬季の時期の「日の出の絶景」が一年を通じて最も素晴らしい時期であると言っても決して過言では無い。 

 

さて昨日は木曜日と言う是までの経験から中途半端な日であることは充分に予測出来るが、成る程夕刻頃までは地元ご夫婦がお見えに成った程度だったが、閉店間際に成って、横浜からの五人組みの皆さんが、格安ビジネス・ホテルを利用しての一泊予定で「SWING」詣でに挑むだらしく、突然来店し、「マスター、大変遅くなって申し訳ないが、何とか拘りのアナログ・サウンドをお聴かせ願えないだろうか? 」 と懇願され、聊か疲労気味の老体ではあったが、彼等のジャズへの熱い意欲にほだされてしまい、「格安貸切」のご利用頂ければ、何とか御要望に添えるべく頑張ろうと決心した。  次から来店の際にはご面倒ですが、営業確認のお電話をして頂くようにお願いしました。    それにしても「SWING」の来店者は関西一円が中心だったが、最近東京や横浜と言った首都圏を始め関東一円からのジャズ・フアンの来店が目立つ様に成って来たが、これは一体何が原因しての結果なのだろうか?  まあその辺の所は全国のジャズ・フアンの皆さんの「SWING」への期待感が如何に大きいかを物語るものだと自覚し、全国からお見えに成るジャズ・フアンの皆さんにご満足頂けるべく、最大限の努力を惜しんでは成らないと考えている。

「SWING」店内には延々と深夜11時30分まで、モダン・ジャズの轟音が途絶えることはなかった。

 

           *今朝の夜明け寸前の光景*

                 *横浜のジャズ・フアンの皆さんが楽しんだLP*

(2015年6月4日)

眼前に広がりを見せる熊野灘の今朝の夜明け前の砂浜散歩で目にした光景はこれ。


又しても残念ながら今朝も薄雲がかかり、快晴とは程遠いもので、満面の笑みを浮かべた愛しい日の出君との再会を果たせなかったが、これはこれで又味わい深いドラマチックな夜明けの一瞬のひとこまとして充分鑑賞に耐え得るレベルの画像に仕上がって居ると思う。 何しろ365日間2回として同じ日の出の光景を目にすることが出来ないのだから堪らない。  刻々と一秒単位で変化し続ける夜明けのひと時の何と魅力的なことか!  同じ場所からの定点観測にも関わらず全く飽きさせることが無いのだから、世の中に是ほど奥深い魅力を備えたものにお目に掛かったことは無い。  なんだかこの大自然の日毎繰り返される、夜明けの激変する見事な感動の瞬間に立ち会える自分は何と幸せな奴だと、我ながらこの健康体に感謝しない日は無い。

今の自分に取って、ジャズと日の出君から頂戴している、生きるパワーの源が如何に偉大にして強大な存在であるかは、今更言を待たない。  「ジャズ」と「日の出君」に乾杯!


さて昨日は終日に渡り悪天候のため、恒例の早朝散歩はお流れとなり、プライベート・レコード・コンサートなるものをAM.4:00からAM.8:00まで至福のひと時を過ごし、その後は津のU君から頂戴したシュアー75のカートリッジをシェルに装着する際、リード線の相性を定めるのに、色々各種リード線を取り合えては何度も試聴を繰り返し、ベストなリード線の選定をしたり、無水アルコールでの接点磨きなど施し、万全のチェックを完了するのに、正午迄あっと言う間に時間を消費してしまった。 しかし、シュアー75の予想外の好結果に思わず疲れも吹っ飛んでしまい、改めてU君に感謝せずにはおれなかった。 

今日は悪天候で屋外での作業が全く出来無いから、正午から全面的なオーディオ・システムのチェックを兼ねて、シュアー75の試聴を重ねて、その性格を充分知り尽くし、長所を生かした活用術をマスターすべく勉学の一日と成った。

オーディオの最も面白い、複雑怪奇にして興味深深なる所と言えば、電気信号を増幅拡大する部分を受け持つアンプなるものよりも、機械信号を電気信号に変換する、所謂、何かを全く違う何かに変えてしまう、まるで忍術の様なことを平然とやって退ける、オーディオの入口部分を受け持つカーリッジの妙に尽きると信じて居る。  資金的にも小額で済むから、オーディオを楽しむ我々庶民に取っては持って来いの注目度の高い部分と言える。


(2015年6月3日)

今朝は久し振りに本格的な雨のため、夜明け前の海辺の散歩は断念し、恒例のプライベート・レコード・コンサートを試みることにした。 何しろ今日は定休日だから、精神的な開放感がなんとも素晴らしく、たとえ老人の自分と言えども現役のビジネスに携わる者への天が与えてくれた特権とも言えるプレゼントなのだから、これはたっぷり味わい尽くさなければ失礼に当たるだろうから、いつものパターンだが、大好きな濃い目のキリマンをマグカップに並々と注ぎ入れ、在米中の弟から送られて来たピーナッツとかじりながら、例えサブ・システムのスモール・サウンドとは言え、充分に楽しめるだけの次元の高さを保っており、夜明け前の一人で楽しむレコード・コンサートとしては充分なサウンドだと思っており、AM.4:00~AM.8:00までの四時間、日頃余りお皿の上に顔を見せないLP達の中から、お好みのものをセレクトして8枚程楽しむことが出来て、充実した休日のスタートを切る事が出来た。   外は雨だから、残念ながら屋外での作業は山積して居るものの、この天候では総て断念せざるお得ない。  と成れば、屋内でやるべき課題が沢山積みされており、それらを少しでも解決すべく頑張ることにしよう。

 

さて昨日は、「SWING」NO.1を誇る常連さんである、名古屋のS君と津のU君のお二人が1ヶ月振りにお見えになり、カートリッジ(シュアー75)やら貴重なレコード等お土産に頂戴し、うれしかった。  何しろジャズ喫茶「SWING」を本格的にスタートさせる以前からのお馴染みの方達ですから、気心もジャズへの情熱も、充分知り尽くした方達ばかりだから、一緒になって存分にジャズを楽しむことが出来た。    それにしても何時もながら、彼等が見せる名盤鑑賞スタイルの理想型のお手本とも言える見事な感情表現の意思伝達は、ジャズの奥深い魂を完全に我が物にしたハイレベルなジャズ・フアンのみが成し得る、まさに感動を呼ぶ完成された理想のジャズ・リスナーとも言える魅力的なお姿を目の当たりにして、唯唯、脱帽するのみである。  願わくば、彼等の様な次元の高いリスナー・スタイルのディスク派ジャズ・フアンの増加を期待したいものである。

ライブ鑑賞の際と全く同様、演奏者とリスナーとの一体感が惚れ惚れするほど見事なもので、感動を呼ぶ大音量の名演がJBLから流れ出すと、思わずこちらまでもが彼等と一緒になって、何時の間にか拍手喝采をせずにはおれない有様である。 「SWING」店内はまさに、ライブ会場同様の盛り上がりを見せ、見ていて実に楽しい!  

 

                       *皆さんが楽しんだLP*

(2015年6月2日)

今朝の目覚めはam.3:30. 即起床。 朝食を済ませ日の出君に会いに行くのに丁度いい時間だ。 早速、バカチョン・カメラと愛用のウオークマンを持って4:30に「SWING」を出た。  すると眼前に広がる熊野灘の大野浜に到着し、日の出君が顔出す方向に視線を向けて見ると、不運にも今朝の空模様は辺り一面薄い雲に覆われていて、残念ながらこれでは愛しい日の出君の顔を見ることは出来ないだろうから、已む無く断念し家路につくか? と迷っていたが、ふと、日の出君が顔を出す方向に目をやると、光輝く日の出君の顔は拝見出来ないものの、それなりに夜明けの劇的に変化する、一瞬の美しいドラマチックな光景を満喫出来そうだと気付き、そのチャンスを見計らってシャッター・ボタンを押してみたが、まあまあの瞬間を捉えることが出来た。 何しろ刻一刻と変化し続ける夜明けの情景のどの瞬間を切り取り、どのようにフォトジェ二ックに作画するかは、その当事者の美的センスと感性を問われることになり、例え単なる記録写真とは言え、作画能力がもろに露見してしまうのだから、一瞬にして実力が暴露されてしまい、常に恐怖と感動が同居する刺激的な瞬間を体験出来るのが写真の魅力だとおもっており、多少なりとも写真の世界をかじった経験の有る自分には、交換レンズ付き一眼レフカメラとまでは行かないまでも、自分が長年のあいだ日頃から愛用し続けた来た、例えチャチィ、バカチョン・カメラとは言え、自分の思いを表現するのに何一つ不自由を感じたことは無い、自分の思いを伝達する道具として充分機能しており、満足して居る。  シャッター・ボタンを押し、確実に写ってさえいればそれ以上の贅沢は望まない。

それでは愛しい日の出君との再会を果たせなかった、今日の夜明けの情景を下記にアップさせて頂きました。 


そうだ、今日は名古屋と津の皆さんから来店予約を頂戴しており、さぞ賑やかなジャズ・デイと成るだろう。




さて昨日は、深夜遅くまで営業することに成った日曜日の「格安貸切」の影響が相当老体にはこたえたと見えて、正午過ぎまで本来の自分を取り戻せず、聊か困惑したが、PM.二時頃にはパワー全開! その火付け役と成ったのが、京都からご来店下さった三人組の皆さんの熱いジャズへの思いに絆されて、困惑していた疲労感もアット言う間に吹っ飛んでしまい、皆さんに釣られて何時の間にか私はスイング・スワング・スインギンでした。  ジャズ本来の持つ癒しの魔力は凄い!  いっぷくの強力栄養ドリンクの比では無い!  まさに脱帽!   やはりジャズは素敵だ!  ジャズを愛するように成って本当に幸せそのものである。  どうぞ皆さんもジャズをこよなく好きに成って下さいね。 

(2015年6月1日)

草木が命を宿し生への営みを活発化させ、眩いばかりのエネルギーに満ち溢れた新緑のシーズンこそ、待ちに待った大好きな季節なのだが、梅雨を迎えるこの六月こそ、「SWING」の拘りのアナログ・サウンド・システムに取って、最も天敵とも言える高湿度に悩まされ困惑極まるシーズンの到来である。  少し油断すると拘りのアナログ・サウンドがご機嫌を損ない、本来のサウンドを維持出来ずに混迷を来たす事もよくある。  是迄よりも更なる細心の心配りが必要となり、今のこの時期こそオーナーである自分に課せられた実力を問われる最も大切な時期と言ってよいでしょう。  頑固に拘り続ける大音量アナログ・サウンドの万全のメンテナンスを施し、ベストな状態を常時維持すべく努力を怠っては成らないと、常に自分に言い聞かせている次第。   わざわざこの度田舎のライブも出来ない半人前のジャズ喫茶「SWING」まで、遠路遥遥全国規模で「SWING」詣でを試みる熱いジャズ・フアンの皆さんに、最悪の後悔をさせずに、ご満足頂ける良き思い出でを構築して欲しいと願いつつ、日夜奮闘しては居るものの、これはオーナーとしての当然の義務なのだと心得ている。  「湿度」と「オーディオ」の宿命とも言える天敵関係はこれからも続くだろうが、何とか文明の力をお借りして乗り切りたいと考えている。

満面の笑みを浮かべながら「マスター、遠くからやって来て良かったよ! ありがとう又来るからね!」と言って頂けるべくこれからもがんばらなくちゃ。

 

さて昨日は日曜日だが、頗るお暇なサンデーだった!   とは言っても、時たまよく有ることだが、一見して富裕層と思しき老夫婦が閉店間際にタクシーで突然乗り付けて来て、「実はネットで<SWING>さんのHPを見させて頂き、これは是非行くべしと考え、東京から妻と二人で早速、新幹線と近鉄を乗り継ぎで、<志摩観光ホテル>に一泊の予定で<SWING>さんを訪れたと言う訳です。 所が「SWING」さんは夜間営業をやっていないとの事だから、何とか「格安貸切」で三時間程拘りのサウンドをお聴かせ願えないだろうか?」との情熱にほだされ、快くOKさせて頂きました。   この様に超一流ホテルに一泊予定で「SWING」詣でをやって退ける富裕層のジャズ・フアンが、2~3ヶ月に一度ぐらいのペースで訪れますが、世の中には我我庶民の考えも及ばない桁外れの恵まれた、誠に持って羨ましい限りのジャズ・フアンが実在するものだと、痛感している。

その彼等ご夫婦が「SWING」を後にする際、私に「マスター! いやー、やって来て本当に良かったよ! かつて30年前には首都圏にも数店舗有りましたが、今ではもう<SWING>さんの様に名盤を確りしたサウンドで聴かせる店は姿を消し、ライブを主体にしたジャズ喫茶ばかりに成ってしまいました。 いやー! 素晴らしい。 今度は仲間と一緒に是非又伺いたいです。」 と言い残して、再びの再会を約束して「SWING」を後にした。

たとえ彼等が仰ってくれた、おほめの言葉が、お世辞半分だったとしても、少なくとも自分は安堵したのだった。

おほめ頂いた上に、何とチップまで頂戴してしまった。 


      *東京からお見えに成ったYご夫婦はマイルス・フアンなのかマイルス・オン・パレードだった*