* 2015年3月 *

(2015年3月31日)

愛機KT88のエージングも順調に捗ってはいるものの、自分が納得出来る仕上がりに到達するには、可也の日数が必要と見た。 まあ焦らず慌てず、のんびり、ゆったり、着実に取り組むことにしよう。  それにしても中身を一新したKT88の激変振りには、自分の想像を遥かに超えた驚愕の体験だった。  将来の成長過程が楽しみでならない。  チューブも今のオーディオ市場では、USA製が少なく、ロシア製が主流と成っているらしいが、音の違いは如何なものだろう。  幸い、ビンテージ・オーディオ・ショップ「WEC.5」さんの御計らいによって、予備のUSAチューブ4本を所持しており、幸運至極だった。    

そうだ!  今日はジャズとオーディオに熱い、名古屋と津の混成組みの皆さんの来店予約が入っていたっけ。 うっかり忘れる所であった。   どうも近頃歳のせいか、忘れっぽく成って来て、困ったものだ。   これからはカレンダーに来店予約の日程やその人数等メモすることにしよう。   


さて昨日は、ジャズ・シーンの分野で執筆活動に携わってして居る東京のX氏が、突然、伊勢神宮参拝後に「SWING」に立ち寄って下さって、ジャズ喫茶経営の中核を成すポリシーや日常の状況等、色々と取材を受け、偽りなくストレートに自分の主観を述べさせて頂き、実に気分爽快だった。   その上、X氏に取材を受けたばかりか、熱い激励を頂戴し、やる気満々にさせられる始末だった。   一年間に3~4回はジャズ・シーンの執筆家や報道関係者、メディアの方々等の取材を受けることがあり、随分慣れては居るものの、胸の高まりを覚える時があり、興奮する時だって田間にはあり、老化防止に繋がっているようだ。



              * 東京からお見えに成ったX氏が楽しんだLP *


(2015年3月30日)

久々に春爛漫のお花見には持って来いのいいお天気に恵まれ、各地の桜名所の至る所で、喜びに満ちた歌声や歓喜の叫び声が飛び交い、 まるで咲き誇る満開の桜に負けじと、開放感満開の人間桜模様が展開され、この場限りの非日常的な別世界が、御日様の春光降り注ぐ白昼のもと、まさに天国とも言える、ほんの僅かなひと時を全身全霊で余すことなく謳歌している人間模様のなんと愛おしいことか!   そう言う自分も満開に咲き誇る桜に託けて、リラックス感を満喫し、新たなるパワーを頂戴しに行かねば成るまいと、そのチャンスを狙っている。


さて昨日は、日曜日とあって、久々に神戸の我こそは現代のジャズ・ライヴに飽き足らず、ライヴを既に卒業したディスク派ジャズ・フアンであると自らを豪語する、お馴染みの五人組みの皆さんがお見えに成り、「SWING」店内は、未だエージング未完成のKT88の大音量の轟音を、全く気にもせず全身全霊ジャズの醍醐味を満喫し、心底ジャズの奥深い喜びに慕っている彼等の様子をカウンター越しに眺めていると、なんだかこちらまでもが、ついついその雰囲気に引き込まれそうに成り、ジャズの魔力の凄さに今更ながら感動せずにはおれない一日であった。

「SWING」を後にする際、彼等曰く! 「マスター!  暫く高速道路の積雪や凍結のため<SWING>に来れませんでしたが、やっと三ヶ月振りにやって来ましたが、何回来ても感動させられますね!  本当に神戸にも無い見事なジャズ喫茶がここ伊勢志摩の果てに実在するのですから、ジャズ七不思議の一つですね!  来月には又やって来ますからよろしく! 」 と言い残して「SWING」を後にした。

何れにせよ、ご満足頂けて安堵! 安堵! の一日であった。



                 * 神戸からお見えに成った五人組の皆さんが楽しんだLP *

(2015年3月29日)

今朝の起床は定刻四時半。 何時もの様に先ず外のお天気伺いを立てると、しとしとと小雨降る静かな無風状態の春の陽気を匂わせる、花見シーズンに相応しい体感温度に成って来た。  雨がなければ今日は日曜日だから各地の桜名所では、浮かれ気分の賑やかな笑い声が飛び交い、ハッピーデイに成るところだが、小雨降る桜の下では残念ながら気分の高揚は期待できそうもない。  花より団子の定番も、先ず、いいお天気あっての花見と言えるから、今日の小雨はうれし涙の「春雨だ濡れて行こう」ではなく、悲し涙の雨と言えそうだ。


さて昨日は、大変珍しく地元、志摩のジャズ好きご夫婦がお見えに成り、1時間程、楽しんで行かれましたが、そのご夫婦と入れ替わりに、地元松阪から三人組の若者が来店し、エージング中のKT88ではあるが、全く不満そうな様子も見せないどころか、頗るご満足そうな笑みを浮かべながら、集中してハード・バップを聴き入っていたから、ひとまず安堵した。   恐らくエージング完了には半年の歳月を要するだろうから、気長に取り組むことにしよう。



                              *皆さんが楽しんだLP*

(2015年3月28日)

今朝の目覚めは何時もよりも少し遅く、五時だった。 外は生憎の小雨模様、あさの冷え込みも随分とやわらぎ、「春雨だ濡れて行こう!」 

なんて言う気分にさせてくれる陽気にやっと成って来た。  ジヤッキー・マクリーンではないが、「スイング・スワング・スインギン」と浮き浮き気分にさせてくれるシーズン到来もほんの目の前まで、近ずきつつあり、長い長い冬眠からやっと目覚め、極寒の長いトンネルから抜け出し、ジャズ本番を告げるかの様な桜満開の待ちに待った浮き浮き気分のジャズ・シーズンに成って来たようだ!  全国各地の高速道路も積雪や凍結からやっと開放されつつあり、序所に超遠距離のジャズ・フアンの皆さんも、危険を伴わずに安心して「SWING」詣でに挑める、絶好のジャズ・シーズンとなり、正に我が世の春と言った所である。


さて昨日は、「WEC5」の特別の御計らいによって、予定よりも早く愛機チューブ・アンプKT88の修理も無事完了し、その速さには驚いた!  何でも「SWING」を臨時休業にさせまいと「WEC5」のオーナーは一睡もせずに徹夜で仕上げたらしい。 のだが、その事を知った私は一瞬胸が熱く成り、なんて素敵な人物なんだろうと、つくずく感動させられた。   彼の特別の御計らいによって、KT88を構成している、チューブとコンデンサーの総てを新品のものに取り替え、全く新たなKT88に生まれ変わり、新品同様のチューブ・アンプが誕生したのだ!    今日は愛機KT88の新たな門出となる記念すべき日である。   暫く、エージング期間が必要と成るが、ベストな状態に仕上げる過程が又溜まらなく楽しいのだ。  まるで、子供を育てるのと何等変わらないのだから、自ずと挑戦欲も沸こうと言うもの。  大きく成長するKT88の雄姿を夢見て、着実に焦らずエージング完了を目指したい。


             * 「SWING」の心臓部 *



(2015年3月27日)

相変わらず今朝も四時半起床。  目覚め一番先ず外のお天気伺いを立てることにした。  昨日とは一変して無風状態の穏やかな快晴だが、相変わらず厳しい冷え込みに手先は悴み思わず身震いする有様だった。  でも春は確実に目の前まで近ずいており、お昼ごろにはきっと春本番の暖かさを取り戻すことだろう。


昨日はパワーアンプのトラブルのため、已む無く「SWING」は臨時休業にしたが、我が三重県が誇るジャズ・オーディオ分野で有名なヴィンテージ・オーディオ・ショップの「WEC 5」さんの特別の御計らいによって、何と!  昨日修理完了し、今日午前中に搬入される予定とのご連絡頂戴し、余りの修理の早さにびっくり仰天!  愛機KT88が「SWING」に、見事元気に復活した姿を見せてくれるのだから、もう嬉しくてたまらないのだ!  そうだ! 今日は先客5名様にコーヒーを無料サービスすることにしよう。  さて、このささやかな幸運を射止めるのは一体誰だろう? 

今日は「SWING」本来の頑固に拘るアナログ・サウンドの大音量再生をたっぷり楽しめるぞ!  まるで獲物に飢えた狼のようだ!

アナログ録音されたディスクの最も違和感の無い再生方法は、矢張りアナログ・サウンドであり、ジャズ本来の持つ醍醐味の真髄を余すことなく味わい尽くすには、矢張り「SWING」が実践して居る、今では全国でも大変珍しい存在と成ってしまった、アナログ・サウンドの大音量再生の意義深さに今更ながら、再確認させられ、新たなる情熱沸騰!  「SWING」のアナログ・サウンドも更なる進化を図り、磨きを掛け、ジャズ黄金期の天才達が残してくれた数多くの名盤をこよなく愛する、所謂、ライブに飽き足らなず、自らをディスク派ジャズ・フアンだと名乗る全国から訪れる熱いジャズ・フアンの為に、更なる大音量再生の完成度を高め、超遠距離からわざわざこの度田舎の果ての「SWING」迄足を運んで下さる皆さん方に、よりご満足頂けるジャズ空間の完成を目指し奮起せねばならないと、再認識して居る次第である。     

(2015年3月26日)

起床一番先ず外のお天気伺いをたてることにした。 未だ夜も明けやらぬ真っ暗闇の空には、小さなお星達が空一面にキラキラと輝いていた。 いい天気には違いないが、顔を撫でて行く強風の何と冷たいことか!  目覚めの眠気も一変に吹っ飛んでしまった!  早速、朝食の準備に取り掛かることにした。   野菜サラダ用の野菜を洗う水道水の冷たいのには驚いた。  まるで極寒の二月に逆戻りしたかの様な錯覚すら一瞬させられる有様だ。   早く来い! 来い! 春よ来い!    春が待ち遠しい。


さて昨日は、愛機、真空管アンプKT88がトラブルを起こし、使用不能と成り、早速、修理に出すことにした。  ヴィンテージ・オーディオ・ショップの「ウエック5」オーナーのH氏が代用のアンプをご親切に貸し出して下さったが、残念ながら本来の「SWING」のアナログ・サウンドとは程遠い為、修理完了するまでの間、已む無く「SWING」は臨時休業する事にした。   代用のアンプでもいいから、ジャズを聴きたいと言う方は、何時でもご来店下さいませ。 


          * 今朝の「SWING」前の片田浜 *


(2015年3月25日)

全国各地から桜開花のお便りが届いていると言うのに、今朝の寒さと来たら、まるで真冬並みの異常な冷え込みだった。 未だ春遠からじの感あり。   これでは夜明けの砂浜散歩も快適どころうか、むしろ苦痛すら伴い爽快感が失われ、折角心勇んで大海を眼前にウオーキングし、心身の活性化を期待し、健康増進につなげる意味合いを期待するのは無理だろうと思い、暖房の効いた「SWING」店内で、真冬の定番通り、ベスト・リスニング・ポジションにどっかと腰を下ろし、早速大好きな濃い目のキリマンを点て、マグカップになみなみと注ぎ入れ、夜明け前のプライベート・ジャズ・タイムを満喫することにした。   昨日楽しんだ、パウエルの「アメージングVOL.1」を再び繰り返し熟聴を重ねることにした。     実は、このアルバムのペット奏者はブラウニーだとばかり思っていたら、何とナバロだったことを知らされ、びっくりし、今日も再びVOL.1を再確認することにした。  若かりし頃から、実は私の悪い癖があり、アルバムを購入した際、誰しも懇切丁寧に解説されたライナーノーツを読みながらアルバムを楽しむのが通例だろうが、私は評論家先生が詳しく解説されたライナーに全く興味が無く、自分独自の純真無垢で新鮮な感動をもとに、そのアルバム評価をしたいと常に切望して居るため、ライナーから受ける先入観を排除したいがための、素人の純粋なリスナー独自の主観を大切にしてジャズに向き合っている、へそ曲がりで雑なリスナー・スタイルの欠陥が、恥ずかしながら今回の「アメージングVOL.1」のアルバムで諸に出てしまい、これからは人並みにアルバム内容を詳しく解説したライナーを塾読する必要が有るなあと、反省させられた。


さて昨日は、地元伊勢からジャズ&オーディオ・フアンのお二人のお馴染みさんがお見えになり、楽しい一日を過ごした。

(2015年3月24日)

昨日の春爛漫の陽気とは打って変わって、今朝の冷え込みと来たら、いっきに真冬へと逆戻りしてしまった極寒の二月の様な厳しい朝を迎え、朝食の野菜サラダ用の材料を洗う水道水の冷たさは久々に身に沁みて格別な思いだった。  年追う毎に、寒さが思いのほか苦手と成り、どうも体の敏捷な動きが損なわれ、長年に渡り空手修行時代を過ごして来た60歳代の頃には、旧正月頃の寒風吹き荒む中での特訓も全く苦にならなかったものだが、傘寿を迎えた今では、極寒のシーズンが是ほどまでに厳しいものとは、我ながら全く知らなかったのだから、お恥かしい次第である。  体を動かすことが次第に苦手となり、冬期シーズンにはどうしても運動不足解消が大きな課題と成り、可能な限り早朝の海辺ウォーキングを楽しんでは居るものの、その程度では充分では無いだろうと怠け者の自分が情けなく思えて成らない。

登山や空手とお別れし、目下ジャズ人間に成り切って居る今日だが、実は昨年の年末頃に、念のため人間ドックに入り、MRIで脳の精密検査を行った所、脳内萎縮も全く無く、老化の兆しは全く見られず、驚く無かれ30歳代の脳と判明したのだ。  担当医曰く! 「 普通の老人の脳とは全く違いますね。 これは恐らく、貴方が趣味であり、職業にしているジャズがもたらす影響で脳の活性化が旺盛となり、体の老化と共に当然起こりうる脳の萎縮を防いでいる。」 のだ、と、MRI画像を見ながら説明してくれましたが、その時の担当医が仰る言葉に実は驚いた!  なんと先生曰く、「僕もジャズを日常生活に取り入れることにしょう。 近日中に<SWING>さんにお伺いしますので、是非ジャズを聴かせて欲しい。」 と仰るものだから、是には私も驚いた!  MRI検査が思わぬジャズ・フアン獲得に結びついたとは我ながら予期しない驚愕の好日と成った。  

この冷え込みでは、超距離の皆さんの「SWING」詣では、恐らく困難だろうと思う。


                   * 私の愛聴盤 *

 

(2015年3月23日)

天気晴朗にして波高し。  今朝の熊野灘は少々荒れ気味だが、春の気配をたっぷり満喫出来るいいお天気だ!  この陽気だといっきに桜もほころび始めることだろう。  そろそろお花見のプランを立てなくちゃいけないようだ。  春爛漫の桜もいいが、寧ろ花を愛でる愛おしさよりも、胃袋族だから、花より団子に興味をそそる田舎人間特有の、いささか繊細な情緒に欠けるきらいがあり、お恥かしい次第である。

お花に関しては、日頃からガーデニングや家庭菜園に勤しんで居るから、一年中花と関わる日常を過ごして居るから、花の世界の素晴らしさは充分知りつくしており、如何に春爛漫の日本国民花である桜と言えども、自分に取っては桜の美に心を奪われることなどめったにない。  唯、春を告げる名花であることに違いはないが、桜の魔力よりも、春の陽気がかもし出す誘惑についつい人家を離れ、自然界へと足が出向き、登山を楽しんでいた時代の癖がついつい出てしまい、里山散策を兼ねて桜を愛でながら、持参した登山用のコーヒー・メーカーで入れ点てのコーヒーを楽しむひと時のなんと素敵なことか!  その日が目の前まで近ずいている。  


さて昨日は、久々に「SWING」をオープンし、10日前から来店予約を受けていた大阪の五人組みの皆さんがお見えに成り、「SWING」店内は拘りのアナログ・サウンドの轟音で溢れ帰り、これぞ本来のジャズ喫茶の姿だ!  と言った見事なジャズ天国の様相を呈しており、中高年層の皆さんのご満悦そうな表情が今でも目に浮かび、始めての来店にしては、実に親しみ深くジャズ談議に花が咲き、流石に大都会人の洗練された、そつの無さを感じさせる、ベテラン・ジャズ・フアンの貫禄が滲み出ていた。   依然として大都会である大阪にして、至る所でジャズ・ライブを楽しむことは出来るが、ジャズ黄金期の名盤をアナログの大音量で満喫出来るジャズ喫茶は少ない状況に変わりはなさそうだった。  


                   * 大阪からお見えに成った皆さんが楽しんだLP *  

〔2015年3月22日)

朝靄に煙る165号線を一路、近鉄始発駅の賢島駅に妻と二人で、いよいよ故郷志摩を後にして、奥日光へと旅立つの弟夫婦を見送りに出向き、暫しのお別れをして来たが、年甲斐も無く胸が熱く成り、大きな声で泣き叫びたかったが、駅構内は人混みで混雑しており、賢明に平静を装い、我慢のお見送りだった。  どうかお体をいとおしみ健康に気をくばり何時までもお元気で幸せな老後の日々を謳歌して欲しいと祈るばかりである。  再会を誓ってお別れしたが、暫くは寂しい日々となるだろう。



(2015年3月21日)

昨日は小雨模様のうっとうしい一日だったが、今朝は打って変わって見事に晴れ渡り、すっかり陽気も春めいて来て、硬く閉ざしていた桜のつぼみもいっきにほころび始めることだろう。  そろそろ各地の観光地は活気を取り戻し、賑やかに成ることだろう。   弟ご夫婦も昨日に引き続き今日一日「SWING」でのんびり過ごし、明日からは、奥日光探訪の旅へと出掛ける予定らしいが、好天に恵まれ大自然の素晴らしさを満喫して欲しいと祈るばかりだ。   

昨日に引き続き今日も「SWING」は臨時休業である。  「SWING」に取って最も大切な人は在米中の私の弟なのだから、誰が何と言おうが、弟ご夫婦の志摩滞在中は「SWING」は臨時休業である。   


幸い孫の目出度い結婚式で余りはっしゃぎ過ぎて、体調を壊し、暫くコンディションが悪かったから、むしろ臨時休業が幸運の女神だったのかも知れない。


今朝の私の起床は、ほぼ定刻の四時だった。  久々に五時間ほどプライベート・ジャズタイムにどっぷり埋没し、何時もの様に濃い目のキリマンをマグカップに並々と注ぎ入れ、ジャズ三昧の贅沢なひとときを満喫することにした。   自分に取ってのベストな一日の始まりは、なんと言ってもジャズの轟音でスタートするに限る!   多忙のあまり、暫くこのペースが崩壊しかけていて、やっと今朝になって、本来の自分の日常のペースを取り戻し、ジャズを基盤にしたジャズ人間の有るべき姿が形作られ、ニンマリ安堵のマイペースを取り戻すことが出来た。  これでフォービートのスイング魂に火が灯り、まさにジャッキー・マクリーンではないが「スイング! スワング! スインギン!」 



* 今朝のプライベート・ジャズタイムは、弟からプレゼントされた、ビリー・ホリデイの10枚組ボックスを紐解くことにした * 

 

〔2015年3月20日)

在米中の弟ご夫婦が日本の世界遺産探訪の旅に来ており、昨日は「SWING」にお見えに成り、五年振りにゆっくりと過ごし、積もる話題に花が咲き、楽しい一日を過ごすことが出来た。  勿論「SWING」は臨時休業だった。  何しろ「SWING」のアナログ・サウンドは大音量再生だから、とてもじゃないが会話の出来る状態では無いから、最愛の弟との再会だから臨時休業は当然である。   ジャズをBGMにして志摩の海の幸を食しながら、至福のひと時を満喫することが出来た。



   * 弟がわざわざ米国からお土産に持参した中の1枚(サラ・ボーンの初期の吹き込み) *


(2015年3月19日)

早朝の目覚めの頃の冷え込みも随分やわらぎ始め、過ごしよく成ったものだ。 それにしても何と雨の多いことか。 まるで梅雨の頃の様な天候が近日来頻繁に続いており、米国から帰省している弟夫婦は、なんと高湿度な国だなァ、とカラッとした乾燥地帯のカリフォルニアの気候とは真逆の状況に聊か戸惑っていることだろう。   何しろ「SWING」の変換機であるSPのユニットは総て低湿度を誇るカリフォルニアの乾燥地で産声を上げたしろものだから、湿度の高い環境を好まないのは言うに及ばず、高湿度の環境下では、本来の性能を充分に発揮出来ないばかりか、JBLユニットの寿命に重大な影響を及ぼし兼ねないのだ。   だから「SWING」店内は可能な限り一年を通して低湿度環境を維持するための努力を怠っては成らないのだ。   健康上余り良くないのかも知れないが、通年に渡り除湿機のお世話に成って居り、常時低湿度を保ち、JBLユニットのベストコンディションを保つのが、JBLやアルテックの変換機を愛用するジャズ喫茶に取っては欠かす事の出来ない必須条件と言っても決して過言ではないでしょう。   四季折々の季節の移ろいを愛でる喜びを満喫出来る日本国民は、幸せそのものであるのだが、JBLやアルテックを愛用するオーディオ・フアン諸君に取っては、何とも厄介な環境条件と言わねばなるまい。 

如何に我が国の自然環境にそぐわない、使用困難なJBLやアルテックだと言っても、あの再生音の絶大な魅力を知ってしまったオーディオ・フアンに取っては、たいしたハードルでは無いのだ。  残念ながら現在の我が国の音響技術力では如何ともし難い、情けない状況下である。  これは技術力云々よりも寧ろ、根本的な考え方の相違に起因するのだろう。  ややもすると日本では精密機器による計測データーを重視しがちだが、米国に於けるJBLやアルテックの音響変換機の開発に当たっては、精密機器による計測データーよりも寧ろ、人間の聴感覚を重要視する傾向にあると言うのだから、まるで根本的に製品を作るスタート点が異なっているのだから、自ずと完成品の再生音も違って来て当然なのかも知れない。

JBLやアルテックの変換機ユニットを作る製作姿勢が無機質な機械的要素を排除したもので、人間の五感に頼った動物的な根本製作姿勢が何とも人間的で、なんだか親しみ感が湧いて来るから不思議である。   再生音を聴けば、一聴瞭然!   無機質な音と人間の血の温もりを感じさせる音の違いには、唖然とさせられる驚きの違いを感じるのだが、時代の進化と共に、我々国民の評価基準にも少なからず変化の兆しを、しみじみと感じており、特にデジタル・サウンド志向の中で成長を遂げて来たヤング世代のジャズ・オーディオ・フアンに於いては、今更ながら時代感覚のズレが浮き彫りとなり、お互い相容れない瞬間に遭遇する時も田間にはあるのだが、我々アナログ世代のジャズ・フアンとデジタル時代の中で成長を遂げたヤングのジャズ・フアンとのセンスの違いを埋める手立ては、今の処どうも見つかりそうにない。    我々往年のジャズ・フアンは、60年~70年前のジャズ黄金期の天才達が残してくれた名盤の数々を楽しんでいるのだが、それらは総てアナログ録音されたディスクだから、アナログ再生で楽しむのが最も違和感の無いベストな楽しみ方だと信じており、この信念はこれからも決して揺らぐことはないだろう。 


昨日は定休日だったので、久々にプライベート・ジャズ・タイムを満喫することにした。  


                          * 私が楽しんだLP *

      

        


(2015年3月18日)

昨日は、三ヶ月に一度定期的に行っている、妻の骨の密度の精密検査のため、志摩市民病院で受診するのに早昼を済ませ正午過ぎに出掛けたが、非常に混雑しており、自宅に帰ったのは夕刻五時過ぎだったので、臨時休業することにした。  当人は至って元気だが、避けて通れない老いとの戦いの一端に過ぎないものだから、食事と運動に真剣に向き合えば、容易に解決出来ることだから、悩む程の事でも無い。   昨日の診断結果は、骨密度も徐々に改善されつつあるから朗報と言わねば成らない。   そう言えば自分も傘寿を過ぎたことだから、そろそろ骨密度検査が必要な年に成ったのかも知れない。  

帰宅後は妻と二人でのんびり過ごすことにした。   自分に取ってジャズと無縁の一日は大変珍しいことではあるが、なんだか寂しさも禁じ得ない。   そうだ!  もしかして、予定通り北陸路の旅を終えた弟夫婦に今日は会えるかも知れない。  

(2015年3月17日)

昨日は神戸の三人組の顔なじみの皆さんの来店で「SWING」店内はハード・バップの轟音で溢れ帰り、今では全国的にも極めて目立つ存在と成ってしまった、「SWING」の頑固に拘るアナログ・サウンドの大音量再生を貫き通すジャズ喫茶本来の姿が、ジャズ黄金期の天才達が残してくれた名盤の数々をこよなく愛する全国のジャズ・フアンの皆さんの熱いご支持を頂戴し、私も一緒に成ってジャズの醍醐味を存分に楽しんで居る。   LP再生時にはとても会話を出来る状態ではないので、適当な時間をみはらかってジャズ談議に花を咲かせる雑談タイムを設けており、決して飽きることのない、和気藹々とジャズ・タイムを満喫出来る工夫をしており、意義深い悔いのない終日であって欲しいと願うばかりである。


                     * 神戸からお見えに成った皆さんが楽しんだLP *

(2015年3月15日)

待ちに待った在米中の弟に五年振りに再会を果たし、私の胸の中は張り裂けんばかりの喜びで、恥ずかしいぐらいだった。 何しろ私が今日あるのは弟の存在があったればこそなのだ。  まるで父親の様な頼り甲斐のある、私などとても足元にも及ばぬ見事なゼントルマンに成熟し、本当にうれしい限りだ。  しかしながら、弟が今の悠々自適の生活基盤を確立した陰には、涙ぐましい他人の何倍もの血の滲む様な努力の結果、勝ち得た当然と言えば当然の成果なのだ。 何しろ18歳で渡米したての若かりし頃から、休日返上で働きながら、自力でカリフォリニア大学とコンピューター専門学校を経てプログラマーとしての大企業で敏腕を振るい、目出度く定年を迎え、今では趣味の油絵や書道に生甲斐を求め、悠々自適の余生を謳歌しており、幸い健康にも恵まれ順風満杯の日々を過ごしており、すばらしい人生を満喫している天晴れな弟を誇りに思わない日は一日とてない。  すばらしい弟を持ってうれしい限りである。  今回の来日にも、弟は私に重いLPレコード20枚をお土産に持参する有様で、なんと御礼申し上げて良いのやら、唯唯感謝するのみ。   本当に嬉しい限りだ!

来日前に、弟から何か欲しいレコードがあったら買って行くから言ってよ?  と言うものだから、私はマイルスの「カインド・オブ・ブルー」をリクエストさせて頂いた処、念願の米国盤「カインド・オブ・ブルー」が入手出来た。  実は私は「カインド・オブ・ブルー」を3枚持参しておるのだが、総て私の満足出来る常態では無いので、もうあきらめていた矢先だったので、喜びもひとしおである。  そして「ビリー・ホリデイ」のヴァーブ盤10枚組ボックス・セットがお土産にと持って来た20枚の中に入っていたのには全く驚いた!  ヴァーブ時代の名盤はほぼ総てホローされており、ビリーの中期から後期に掛けての名盤は充分コレクションされたことになる。 

それにしても、この様な弟の私への振る舞いを、何一つ文句も言わずに黙認していてくれた暖かいお人柄の優しい人情味溢れる奥様の配慮に心から感謝せずにはおれない。  どうか何時までも夫婦仲良くお元気で老後の余生を存分に満喫して欲しいと願っております。


昨日は孫のR君の結婚式で我が竹内家久々の全員集合で、実に楽しかった!  

晴れてR君の門出を祝福出来て、自分の遺伝子の生き永らえる瞬間に遭遇出来て感動もひとしおだった。  健康で素敵なご家庭を築き挙げてくれることを願わずには居られない。    R君お幸せに!   又「SWING」で会いましょう。


                     * 弟がお土産に持参した20枚の中の3枚のLPです。*

(2015年3月11日)

春の足音が遠くから聞こえ出したと思ったら、何と今朝の冷え込みは、この冬最低温度を記録したのだから異常としか言い様がない。 外は凍結しまるで厳冬季さながらの情景だ。   昨日は1年振りに「SWING」に雪の舞う光景を目の辺たりして、春の到来未だ通しの感あり、の印象を改めて実感させられた。  今日は幸いにも定休日でよかった。  明日はいよいよ在米中の弟が来日し、待ちに待った再開を果たせるのだ。  私が今日あるのも弟の存在が有ったればこそなのだ。  私が兄貴だが現実は弟が兄貴なのだ。  是までの長い人生において随分弟の暖かいご支援を受け、なんとか生き延びて来たが、いくら感謝しても感謝しきれない、私に取っては大恩人なのだ。  「SWING」に来てみればおわかりに成るが、店内壁面に飾られ、店内環境のジャズの雰囲気を高めるのに、大きな役割を果たしているジャズ・ミュージシャンの肖像画の油絵は、実は在米中の弟が描いた作品なのだ。   弟は定年退職後、趣味で油絵や書道の芸術に生甲斐を求め、御夫婦共々お元気で悠々自適の日々を過ごしており、その恩恵を私は授かっている有様で、何ともお恥かしい次第である。  その弟と明日は四年振りに再会出来るのだから、嬉しくて溜まらない。   久し振りに「SWING」は今日から四連休だ。   明日から忙しく成るぞ。


さて昨日は、一年振りに「SWING」に雪の舞う美しい情景を目の辺りにして、昨年の二月に白一色に雪化粧いた「SWING」の光景が思い出され懐かしく思っ、た。  南国志摩で荒れた雪模様と言うことは、全国各地の高速道路は積雪や凍結による交通事情は最悪の状況だろうから、恐らく「SWING」詣でを予定しているジャズ・フアンの皆さんは、当然断念せざるを得ないだろうから、臨時休業し、駐車場入口の看板が傷んできたので、一日かけて新しく作り直し、夕刻には完成することが出来た。       

    * 昨日は悪天候のため臨時休業だったので、駐車場入口に取り付けた看板が傷んで来たので、新しく自分で作り直した *

(2015年3月10日)

今朝の厳しい寒さにはまいった!  又しても大寒にカムバックしてしまったかの様な異常ともいえる厳冬季そのものの夜明けを迎え、これでは各地のの高速道路は積雪や凍結による交通災害の事故が避けられないだろう。  当然「SWING」は臨時休業にせざるを得ないだろう。  このチャンスを逃さず、「SWING」拘りのアナログ・システム全般の総合チエックに取り組むことにしよう。  残りの時間はプライベート・ジャズ・タイムと洒落込む事にしいnよう。   今の自分にはジャズと言う相棒が居るおかげで、なんぼ時間が有っても足りないのだから、自分の日常の中で退屈と言う二文字は全く無縁なのである。  時折、PSもいじらなくちゃいけないから、常時、頭脳明晰を保ち維持されて居り、ボケて居る暇なんて全く無いのだから、やれ認知症だ! ボケ老人だ!  なんて世間一般では騒がれ、社会問題にまで成っているが、ジャズやオーデイオ、PS、ガーデニング、家庭菜園、日曜大工等、趣味と職業が渾然一体と成っているため、毎日綿密な日程のもと、時間に追い回される多忙な日々を過ごしている為、身体が幾つ有っても足りないくらいだから、おかげさまでボケて居る暇なんてないのが現実である。    老人と思しき世間の皆さん、多趣味を確保することこそ、最大のボケ防止に繋がるベストな生き方だと思いますが、皆さん実践されて見ては如何でしょうか。     我々人間は体力の老化は避けられないが、脳は使えば使うほど、最後の終焉を迎える瞬間まで、発達進化続けるものだと言われているから、出来る限り「脳」は酷使するに越したことはないのだ。  この世に存在するもので、なんぼ使っても磨耗せず、消耗せず、退化しない物体は、「脳」を於いて他に無いのだから、「脳」はどんなに酷使してもデメリットが無い所か、進化発達するのだから、こんな嬉しいことはそうそうないのだから、みすみす見過ごす手は無いだろう。


さて昨日は、悪天候だったから恐らく来店客は無理だろうと予想していたが、地元松阪から若いディスク派ジャズ・フアン三人組みの皆さんがお見えになり、私も一緒になってジャズ談議やら彼等の願望やらを織り交ぜながら三時間ほど名盤を楽しみました。  その彼等曰く!

「松阪だけではなく三重県内には、ジャズ・ライブを楽しめるジャズ喫茶は至る所に有りますが、名盤を我々が満足出来る大音量で楽しめるジャズ喫茶は全く見当たりません。   実は先週、INで「SWING」さんのことを知り、早速、半信半疑のまま友人三人でやって参りましたが、今日は実際来てみて本当に驚きました!  予想以上の凄さにビックリしました。 感動しました!  こんな素晴らしいジャズ喫茶が三重県に有ったとは、信じられないくらいです。 嬉しい限りです。 やって来て良かったです。  二時間もあればこれますから、これから仲間と一緒にかよわせて頂ます。」 と嬉しそうな笑みを浮かべながら、大きな声で私に語り掛け、「SWING」をあとにした。   私も本格的なジャズ喫茶「SWING」をオープンして四年目に成るが、それ以来これと同じコメントを皆さんから何度聞いたことか!  耳タコ・メッセージとは全くこのことで、如何に痛切な心の叫びとは言え、聞き飽きたメッセージを耳にする毎に、現在の我が国に於けるジャズ喫茶衰退現象に腹立たしい怒りすら覚える有様である。  何とかして、名盤をこよなく愛するジャズ・フアンの皆さんの熱い欲求を充分に満たしてやれる、かつて30年前の様な、生き生きとしたジャズ喫茶復活劇を心底願うばかりです。 



               * 地元、松阪からお見えに成った若者三人組の皆さんが楽しんだLP *


 

(2015年3月9日)

週始めの今朝も雨天でスタートと成ったが、最近は三日と晴天が続かない。  なんだか異常気象を匂わせる今日この頃である。  雨がなければ貯水ダムの水不足は免れないから、勝手気ままなことばかりは言っていられない。  もう少し暖かくなれば「春雨だ濡れて行こう」

なんて情緒たっぷりなアドリブも飛び交うのだが、この冷え込みでは屋内でジャズの名盤を楽しむしかないようだ!  欲張りばかり言ってはいけないと自分にいい聞かせながら、屋外に足を踏み出すこともなく、「SWING」店内のベスト・リスニング・ポジションにどっかと腰を下ろし、何時もの様に濃い目のキリマンをマグカップになみなみと注ぎ入れ、千葉の落花生をつまみながら、愛するハード・バップの轟音の中で、ゆったり、のんびり、早朝のプライベート・ジャズ・タイムで心を癒し、今日もやるぞ!  と、ジャズ本来が持つ無限の秘めたる魔力の甲斐あって、内から熱く燃える、やる気満々のパワーが湧き出て来て、見る見る内に老体に火が付き、ジャズ人間真っ盛りと言った所である。


さて昨日は快晴に恵まれた日曜日とあって、石川県の金沢から三人組みと、関西の神戸から五人組みの皆さんがほぼ同時に来店し(それぞれ三日前から来店予約済みだった)、「SWING」店内はほぼ終日に渡りジャズの轟音が途絶えることがなかった。   コーヒーのみのオーダーではなく、ピッツアやパスタを交えたオーダーが同時に有り、聊か老体にはキツイ一日であった。   現在の様に本格的なジャズ喫茶をスタートさせる迄は、イタリアンのグルメ・ショップを38年間営んでいたから、調理そのものはなれっこではあるのだが、残念ながら傘寿を迎えた老いには勝てっこない!   往年期の様なスピード感は多少衰えたとは言え、38年間のイタリアン・ショップ歴の経験は未だ衰えることを知らない。

それにしても金沢からの来店は「SWING」オープン以来始めてのことだから、いろいろと北陸地方のジャズ喫茶事情の情報が入手出来て良かった。  おおよその状況はジャズ情報誌等で、ははくしていたものの、直接現地のジャズ・フアンの方から生の声を聞くのは初めての経験だったから実に貴重な体験だった。



                   * 神戸と金沢からお見えに成った皆さんが楽しんだLP *


(2015年3月8日)

昨日の悪天候とは違って今日の空は真っ青な抜けるような青天井だ!  相変わらず冷え込みは厳しいものの、日曜日に相応しい、実に気持ちのいい朝を迎えることが出来た。   さあ、今日もジャズ・パワーでファイト! ファイト!

 

さて昨日は、週末だが生憎の悪天候では訪れるジャズ・フアンの皆さんはいないだろう、と、勝手気侭な予想をしていたその矢先に、横浜の五人組みの皆さんから来店予約のお電話が飛び込んで来た。  実は彼等は昨秋に来店した方達ばかりだったので、四ヶ月振りの再会とあって、懐かしさと、「SWING」での楽しかったひと時の思い出を忘れずにいてくれた、その想いになんだか胸が熱く成り、彼等のそれぞれのお顔が鮮明に思い出されて来ては、あの時彼等がお話下さった横浜のジャズ喫茶事情が、その後どのように変化したのか興味深深で、楽しみだった。   その彼等が「SWING」に無事到着したのは正午過ぎの1時前頃だった。   彼等五人組の皆さんは未だ団塊世代に程遠い4~50才前後の中年層と思しき比較的若い世代の皆さんばかりンおため、体力的には未だ男盛りの方達ばかりだから、一見したところ道中の疲れは全く見られ無かったから、ひと安心!  早速入店して頂き、コーヒーを召し上がりながら、先ずは元気ぜけに、カーティス・フラーの「ブルースエット」の轟音で店内を潤すことにした。  するとすぐさま彼等から、いっぷくする気配もなく引き続き、次から次とたて続けにリクエストが来て、店内はハード・バップ・ジャズの轟音で溢れ帰り、いっきにピークへとなだれ込み、流石にジャズ文化レベルの高い横浜住民の面目躍如たる貫禄を、いやが上にもかもし出し、われわれ田舎者の目から見れば実に惚れ惚れするジャズ・センスの次元の高さに、正に脱帽! 羨ましい限りであった。

その彼等に、その後の横浜のジャズ喫茶事情の現状をお伺いして見た所、彼等曰く、「地元横浜には、「ミントンハウス」や「ダウンビート」「ドルフイー」と言った素晴らしいライブ・ハウスが有り、ジャズ・ライブは至る所で何時でも全く不自由なく楽しめますが、<SWING>さんの様に、ジャズ黄金期の名盤をアナログ・サウンドの大音量でお望み通りたっぷりと楽しめる本格的なジャズ喫茶なんて、相変わらず何処を探しても見当たりません!  だからこうして遠くから今日も<SWING>詣でを試みた次第です。  大都市にも存在しない見事なジャズ喫茶が、失礼ですがこの様な田舎に有るのだから、全くお恥かしい限りです。  しかし、<SWING>さんが健在であることは我々の誇りです。 どうか何時までも続けて下さい。  五月には再び訪れたいと思いますのでよろしく。」 と言って「SWING」を後にした。

実は、彼等はより完璧な満足度を得るために、「格安貸切」をご利用されました。

 

 

                   * 横浜からお見えに成った五人組の皆さんが楽しんだLP *

(2015年3月7日)

昼間は結構春の気配を感じなくもないが、早朝の冷え込みは依然として厳しく、野菜を洗う水道水の冷たさは相変わらず全く変わらないままである。  テレビでは早くも桜の開花情報が報じられているが、現実の気候とは掛け離れたもので、違和感すら感じてしまう情報である。  早朝に於けるこれだけの厳しい厳冬季と変わらぬ冷え込みでは、外に飛び出し、海辺の砂浜ウオーキングなんてする気には成れない。  早朝の太陽が顔を出す前の薄暗い、熊野灘の波打ち際の砂浜を素足で踏み締めながの散歩は、清涼感が得られ、まるで一瞬全身を清められる様な錯覚に陥ってしまう、溜まらない魅力があり、水温む頃とも成れば、大自然から得られる贅沢なひとときを自在に満喫出来るのだから、この時ばかりは田舎漁村に生を授かったことに感謝せずにはおれない。  朝な夕なに、海に親しむシーズンが足音を立てて目の前まで近ずいており、海とジャズ三昧に明け暮れる日々が待ち受けているのだから、少なからず浮き足立った、落ち着きを欠いた今日この頃である。   今日は週末。  果たして如何なる日と成るのやら?


さて昨日は、商人に取っては「華金」の縁起の良い日だから、ついその気に成ってしまい、期待感に胸膨らむのも至極当然であるが、果たして昨日の現実の「華金」はと言えば?   賢明な先人達が後世に言い残した、格言とも言える「華金」がドンピシャリ的中したのだから驚いた!   大阪から六人組みのディスク派と呼ばれるジャズとオーディオ・フアンの皆さんがエスティマ・ワンボックス・カーで正午前に突然やって来たのだ!   いやー、マスターご無沙汰してました!  と大きな声で笑顔もあらわに私に近ずき、握手の手を差し伸べて来たのだ!  実は6人の中の2人は「SWING」に何度か来店しており、既に顔見知りだったので、5ヶ月振りの再会とあって、懐かしさでなんだか胸が熱く成り、思わず握手する手に力が入ってしまう有様だった。    その彼等曰く、 「 マスター!  もう春の来るのを待ち切れず、途中の高速道路は決して安全とは言えないが、少々無理して、ジャズ仲間を引き連れてやって来ました。 マスターもお元気そうで何よりですね。」 等と挨拶を交わし、早速店内に入って頂き、くつろいで頂くことにした。   大阪と言えば関西切っての大都市だから、ジャズ文化のレベルの高い地域だから、彼等のジャズへの欲求も当然次元の高いものであることは言を待たない。  最近の大阪のジャズ事情等いろいろ伺って見ると、彼等は相変わらず、「ジャズ・ライブは至る所で存分に楽しめるのだが、我々の様に名盤をアナログ・サウンドの大音量で楽しみたい者には、不自由してます。  中途半端なジャズ喫茶ばかりで、我々のジャズへの熱い思いを充分に満たしてくれるジャズ喫茶は相変わらず見当たりません。 だからこうして「SWING」さんにやって来たと言う訳です。」 と相変わらず悲しいジャズ喫茶事情をつげられ、情けなくも残念でならなかった。   まあこれが今の我が国の全国各地の極一般的なジャズ喫茶事情だろうが、ジャズ・シーンの底辺をしっかり支え続けなければ成らないジャズ喫茶の大きな役割を充分に果たして行けるべく、かつての様な元気を取り戻して欲しいものである。


                   * 大阪からお見えに成った皆さんが楽しんだLP *

(2015年3月6日)

体調を崩し二日間HPを休んでしまった。  近日来プライベートに多忙を極め、コンディションが狂ってしまったのだ。  折角来店予約のお電話を下さった皆さんには大変申し訳ございませんでした。  この場をお借りしてお詫び申しあげます。  

相変わらず今朝も厳しい冷え込みだったが、すっかり体調の復活を遂げた証しなのか、久し振りに快適な朝を迎え、四時半起床!  

当然外は真っ暗闇。 空を見上げれば星達が無数に溢れていた。  快晴だ!  早速、朝食をすませ、暖房を効かせた「SWING」店内のベスト・ポジションに、まるで王様か貴族の様にどっかと腰を下ろし、食後の美味なキリマンをゆっくりと味わいながら、ジャズ三昧に埋没すること三時間。  やっと何時もの自分本来の日常を朝を取り戻し、久々に幸せいっぱいのジャズ人生の再スタートを切る事が出来た。

ジャズと無縁の二日間を過ごしたが、そりゃもう寂しいったらありやしない。  ジャズの素晴らしさ、偉大さを再確認したばかりでなく、自分は本当にジャズ人間なんだなあと、我ながらあきれ返るほどジャズの虜に成っていることに気付き、まるで麻薬中毒ならぬジャズ中毒なのかも知れないとまごうばかりである。  とにかくジャズ無くしては、今や生きていけない自分に成ってしまったらしい。   愛するジャズから無限の生きるパワーを頂戴するばかりでなく、年老いた今でも、依然として頭脳明晰にして向上心旺盛!   「ボケ」とは全くの無縁なのだから日々感謝せずにはおれない。     もしかして、自分だけなのかも知れないが、如何にジャズ文化の持つ偉大な影響力の素晴らしさが、皆さんにもお解かり頂けるかと思う。  今更ながらジャズの魔力に脱帽せざるを得ない。   残された人生、愛するジャズと共に謳歌したいと願うばjかりだ。 



                                 * 私が今朝楽しんだLP *

〔2015年3月3日)

             * 地元三重の伊勢からお見えに成った三人組の皆さんが楽しんだLP *

昨日は、地元三重の伊勢からフュージョン・フアンの方が三人でお見えになり、「SWING」では、久し振りにフォービート・ジャズではなくフュージョンの轟音が鳴り響き、変化著しい一日であった。  たまにはフュージョンもいいもんですね。  なんだかエレクトリック・ベースが新鮮に感じられて不思議で成らなかった。   かつて45年前、ギンギンのハード・ロックに夢中だった若かりし頃が思い出されて来て懐かしかった。   ジャズの門を叩いて早45年か!  全く月日の経つのが早い!   自分は45年間のジャズ・フアン暦を誇る大ベテランだが、やっと最近に成って初めてジャズの深遠な味わい深さが、なんとなく解かり出し、是迄長いあいだ、くだらんと思っていた、見向きもしなかったレコードが最近に成って、やっと面白くて、楽しくてしようがないと言った按配で、購入したっきり手に取ったことも無いLPをひっぱり出して来ては、お皿の上にお出まし願って一人悦にいっているのだが、俗に言われている名盤と名の付くもの以外の愚作盤でも、充分に楽しめる自分がやっとこの年に成って形成されつつあり、LPコレクションの隅に埋没していた哀れなレコード達にそろそろ光をあてて、新たなる価値を見出すべく、じっくりお付き合いをしている今日この頃である。   そのおかげで思いもよらぬ想定外の名演に?  巡り会い一人にんまり悦に言って居る自分がここに居る。    落第生のLPにだって、じっくり繰り返し聴き込む程に、必ず心に響く何かを秘めて居ることが良く解かる。   差し詰めLPリスナー開眼と言った所か。   とにかく1枚たりとも、くだらんLPなんてこの世に存在しないと実感している。

〔2015年3月2日)

今朝も厳しい冷え込みは依然として変わる兆しもまく、相変わらず水道水の水は肌を刺す様な結氷寸前の冷たさだ。  一向に春の兆しを感じるなんてものではない。  だと言うのにテレビでは桜の開花時期云々等報じているのだから、余りにも非現実的な話題を誇らしげに取り上げている馬鹿げた報道にあきれている。  昨日は水温む小春日和を連想させる穏やかな一日だったので、春の足音がかすかに聞こえ、少しはワクワク感の込み上げるのを確かに実感させられたが、一日にして真冬に逆戻りしてしまった。  やはり奈良の東大寺三月堂のお水取りが済まないと駄目らしいようだ。   暖房せずに過ごせる陽気が訪れると、「SWING」店内でのリラックスした開放感が生まれ、ジャズをより満喫出来る環境が生まれ、長時間のリスニング・タイムも疲労感を伴わずに容易に楽しむことが出来るから、一日も早くエヤコンの不自然な暖房から解放されたいものである。


さて昨日は、地元三重の鈴鹿から四人組みのジャズ・フアンの皆さんがお見えになり、「SWING」店内は相変わらず、モダン・ジャズの轟音が鳴り響く一日だった。  実は彼等は何度目か来店されている常連組みで、気心知った仲だったので多少の好みも承知していたから、LP選択も楽で、自分も共に楽しむことが出来て、あっと言う間に一日が過ぎていった。    

三ヶ月振りの来店だったので、その後の鈴鹿のジャズ喫茶事情の状況をお伺いしてみることにした。  すると彼等曰く。 「マスター! 鈴鹿には有名なジャズ喫茶がありますが、相変わらずジャズをBGM程度の音量で鳴らしており、一般の喫茶店と全く変わりない、お喋りを楽しむ店に成ってしまい、雰囲気は立派なジャズ喫茶なんですが、残念ながらジャズを楽しむ場所では有りません。 そうでなきゃ、わざわざこんな遠くの<SWING>さんまで来ませんよ!  <SWING>さんはライブをやっていませんが、ジャズ喫茶らしいジャズ喫茶は残念ですが、<SWING>さんだけですよ!   悲しいかな名古屋だって全く同様ですよ!   ライブを楽しめる店は何処とも沢山有りますが、ジャズの名盤を確り楽しめる純粋のジャズ喫茶は<SWING>さん以外にございません!  ですからマスター!  永く続けて下さいね。」 と何時もながらの悲しいコメントが返って来た。  益々もって<SWING>の存在価値は高まるばかりで責任重大に成って来た。  自分は老人だからなんて甘えは許されなく成ってきたぞ。    真のジャズ喫茶のあるべき姿はこれだ!  とばかりに、誰はばかることなく、オープン当初から自らのポリシーを存分に貫き、自己主張して居る私の生き様にご賛同下さるジャズ・フアンの皆さんが、ネットやクチコミを通じて全国規模で、その噂が広まりつつあり、嬉しくもあり、悲しい現実を嘆かざるを得ない。   ジャズが最もジャズらしかったジャズ黄金期時代の天才達が残してくれた、名演のかずかずをつずった名盤の醍醐味の凄さを余す事なく楽しまない手は無い!  ジャズ喫茶の王道を堅持するには、多少の犠牲は当然覚悟しなければ実現不可能であるが、このすばらしいジャズ文化を後世に引き継いで行くためには、我々は可能な限り努力すべきだと思っている。

さあ、今日も拘りのアナログ・サウンドの大音量再生の醍醐味をしっかり満喫しよう!



                       * 鈴鹿の四人組の皆さんが楽しんだLP *


(2015年3月1日)

いよいよ今日から三月だ!  待ちに待った「SWING」の長い間の冬眠から目覚める時が、足音を立てて目の前まで近ずきつつある。 

私の様な老人には、奈良東大寺三月堂のお水取りが終わらなきゃ、春の訪れなんて眼中に無いのだが、現実に昼間の冷各地の高速道路が雪害や凍結等の危険から全面的に開放された時点が「SWING」に春の来訪を告げる時である。  とにかく今月はいやが上にも胸のときめきを感じ、ジャズ魂に火が灯り、ジャズの花で埋め尽くされ、大音量のアドリブ・ソロの満開を満喫出来る日が直ぐそこまでやって来ているのだ!   そろそろ「SWING」も本格的な準備体制に入り、全国からお見えに成るジャズ・フアンの皆さんの期待を裏切ってはならないための万全の構えに全力集中しょう。  さァ!  出陣!

 

さて今日は日曜日だが、外は生憎の雨で、心なしか気分が乗らない。  しかし真空管アンプに火が灯った途端、恐らく私のジャズ魂に火が付き、ジャズの炎の勢いは留まるところを知らないだろう。   どんな日曜日となるのやら? 

 

 

さて昨日は、週末とあって、なにかと心せわしいものだが、久し振りに地元四日市から、なんと女性ジャズフアン四人組の皆さんがお見えに成って、「SWING」店内は、まるで春のお花が満開に成った様な華やいだ絶景と成り、カウンター越しに彼女達のジャズに酔いしれ、時折湧き出るパワフルな歓声を挙げては、満面の笑みを振りまき、無心にジャズを楽しんでおられる姿を見ていると、真底ジャズが好きなんだなあ、と言う彼女達のジャズへの熱い想いが、ビンビン!  と伝わって来て、なんだかうれしく成って来た日曜日だった。  

 

実は彼女達は伊勢神宮参拝後に「SWING」に立ち寄ったのだが、彼女達の真意の程は、あくまで「SWING」詣でが真の目的であって、例によって、神宮参拝はカムフラージュ的な仮の名目なのだ。   日頃から神宮に対して全国のジャズ・フアンの皆さんが頻繁に失礼な振る舞いとも取れる、仮の目的に利用した事に対して、私は何時も恐れ多い伊勢神宮に申し訳ない振る舞いを重ねてばかりいて、すくなからず良心がとがめており、なんとしても伊勢神宮にざんげ詣でのお詫びに行かなければ成らないと考えて居る。 

 

                       * 四日市の四人組の彼女達が楽しんだLP *