(2015年12月1日~15日)

今年もいよいよ最終月を迎えてしまった。 年末から新年にかけ「SWING」に取って最大の一大イベントとも言える青色税務申告が控えており、腹を括って掛からないと、並大抵のことでは仕上げられない。 何しろ普段にサボりにサボッテ全く下準備すら出来てい無いから、今年一年分の関連帳簿処理や伝票整理等を総て一揆に仕上げなければならないのだから、気が遠く成るような厳しい作業が続くことになり、ジャズ喫茶を営んでいる以上、避けては通れぬ恐怖の年末がやって来たと言うわけだが、日頃ジャズから頂戴した持ち前のパワーを全開で取り掛かれば、案ずることは無いのだ! と、自分に強く言い聞かせながら、自分を励ましている有様である。 何しろ、事務処理能力や不利益な税務申告に結びつかない為の万全の事務処理対策等を完結させる能力が問われる事に成るのだから、ボケてなんかいられないのだ!  恐怖の年末も、偉大なるジャズから得た無限のパワーで乗り切れる自信が有るから案ずることはない。 そして、この様な時にこそ、北アルプスや南アルプスの主な3,000m峰を踏破し、培われてきたあの根性と経験が最も発揮される時である。 

 

 

 

(2015年12月15日)

今朝の目覚めは何時もより少し遅めの四時半だった。 すぐさま玄関ドアを開け外に飛び出し、未だ夜も明けやらぬ真っ暗闇の空を仰ぎ見た所、お月様どころか満天の星達の欠片も目にすることの出来ない、辺り一面分厚い雲に覆われ今にも雨が零れ落ちそうな悪天候でがっかりさせられた。  これでは日の出君の顔を見るのはとても無理とわかり、今朝も夜明け前の熊野灘の渚のお散歩は断念し、取り急ぎ朝食の準備に取り掛かり、何時もの様に一人手早く朝食を済ませてから、先ず早朝の定番と成っている大好きな濃い目のキリマンをマグカップ二杯ぶん点て、「SWING」の特等席であるベスト・リスニング・ポジションにどっかと腰を下ろし、サブ・システムに火を入れ、目ぼしいLPをコレクションから引っ張り出して来て、サブ・システムのオートプレーヤーにセットして、小さめの音量でハード・バップをBGMに流して大好きな植草甚一の著書をのんびり紐解き、夜明け前の至福のひと時を満喫することにした。  

 

*何度読んでも飽きさせない植草甚一の破天荒な人生体験から生まれ出た彼独特のジャズ論の語り口の魅力の凄さは、かの天才アーチスト、チャーリー・パーカーに通じる共通した輝きを秘めており、ジャズ・シーンにおける、バードと言ってもいい存在であり、後にも先にも彼に匹敵する魅力的な執筆者は皆無だと私は信じており、とにかく何度読み直しても全く飽きることを知らないのだから凄いの一言! 

 私の中では植草甚一先生は我が国最高のジャズ評論家であったと信じているが、当時では油井正一先生や岡崎先生、大和先生と言った正統派先生達の影に隠れた、個性派の余り目立ない存在であった。

 

*植草甚一の著書「ハーレムの黒人たち」。

*今朝読書しながら聴くためにコレクションから選び出してきたLPの数々。

  さて昨日は休日明けのモンデー。 これまで週初めのモンデーは、静かな日が目立っていたのだが、最近何故か地元三重のジャズ・フアンの皆さんがお見えに成る頻度が高まりつつあり、昨日も四日市と松阪からわざわざご来店下って、こんなうれしいことはない。  これまで「SWING」にお見えに成る殆んどのジャズ・フアンの方は首都圏を始め、東北から九州福岡に至る全国規模の超遠距離からの皆さんで締められており、自分が住むこの三重地方はジャズの名盤を愛聴する文化が極めて低い独特の地域だとばかり思っていたのだが、近頃に成ってそうとは言い切れない兆候が随所に目立ち始め、ライブ・フアンばかりでなく、名盤愛好家の皆さんが遅ばせながら目覚め開眼の時を迎えたのかも知れないと思わせる事態を頻繁に感じるように成ったのは事実である。  もしもそうだとしたら、こんな喜ぶべき吉報は無く、諸手を上げてバンザイ!  と叫びたい。

ジャズ・ライブ黄金期の今、名盤愛聴家の皆さんの更なる目覚ましい躍進復活を願わずにはいられません。

羽ばたけジャズ名盤愛聴家!!

 

そう言えば、今日も地元ジャズ・フアンの皆さんからの来店予約を頂戴していたが、如何なるジャズ・デイと成るのやら楽しみで成らない。

 

(2015年12月14日)

(2015年12月13日)

昨日は「SWING」が本格的なジャズ喫茶としてスタートを切った四年前から幾度となくお見えに成り、その都度「格安貸切」をご利用頂き、人も羨む見事な中身の濃い充実したリスニング・タイムを満喫されて行く、一際目立った存在の彼等二人は、見るからに一見して如何にも富裕層と思しき雰囲気が満ち満ちており、その上、上質な品格までも兼ね備えた、惚れ惚れするお人柄のご立派なゼントルマンてあり、お二人とも慶応卒だと聞き及んでおり、流石に次元の高いジャズ文化を誇るハイクラスな神戸人の貫禄を漂わせている見事なジャズ・フアンだけあってジャズの何たるかを充分わきまえた、熱烈な名盤愛聴家であると同時にライブ・フアンでもある。、 何しろ一際目を引く大型ベンツで「SWING」に乗り付けてくるのだから、度田舎の漁村とあって際立った光景を呈しており、威風堂々と大地に根を下ろす「SWING」の存在が如何にも貫禄らしき様相を示しており、行き交う人々が振り返る始末である。  そう言えば、一昨年だったか、慶応OBの皆さんで構成されている「慶応OBジャズ・クラブ・神戸」の皆さんが突然22名来店し、定員15名の「SWING」店内は溢れんばかりの超満員で、立席まで出てしまう有様だった、あの時の全く予期しない強烈な出来事がまるで昨日のことの様に鮮明に思い出されて来て懐かしく思った。    年末から新年に掛けて、名古屋とか大阪のジャズ・クラブの皆さんが「SWING」で例会を1年1度「格安貸切予約」をご利用に成って、更なる親睦を深めるためのささやかなイベントを開き、名盤の数々を皆で一緒に楽しみながら、ジャズへの熱き思いを語り合う充実したひと時を過ごさtれるのが恒例と成っているのだが、果たして今年は如何なる年末と成るのか、興味深深である。


(2015年12月12日)

師走の空っ風が吹き荒む厳しい朝夕であるのが当然だが、昨日のあの気味悪いほどの生暖かさには参った!

環境に順応するコントロール機能が若い頃よりも次第に低下している我々老人は、下手すると体調を崩しかねない程の厳しい異常気象だった。  何でも気象庁始まって以来の新記録の暑さだったらしい。 強風や豪雨に伴う災害が想定外の規模と頻度が次第に高まるばかりで、ややもすると異常気象がごく当然の如く日常化してしまいわしないかと思わせるほど、この美しい地球も我々が想像する以上にダメージを受けており、既に危うい瀕死の状態のため、人間様に警告を発し反省を促しているサインなのかも知れない。 

昨日の異様な暖冬とは打って変わって、今朝の冷え込みは一段と身に堪えた。 老体の自分には暑さよりもむしろ寒さの方が身に堪え、未だ正月を迎えていないと言うのに、早く来い来い夏よこい!  と叫びたい。

何しろ自他共に認める夏人間なのだから。


熊野灘の大自然に抱かれて威風堂々と隠れ家的極上ジャズ空間を提供し、ジャズ黄金期の天才達が残してくれた数々の名盤の素晴らしさを、もっともっと味わい尽くしたいと切望するジャズ・フアンの皆さんが満足出来るかつて到る所に数多く点在していた旧来型のジャズ喫茶は今や既に消え失せてしまい、すっかり行き場を無くしてしまった名盤をこよなく愛する全国のジャズ・フアンの皆さん方の受け皿的な夢の楽園とも言える、今は無き古き良き時代の従来型のジャズ喫茶をより充実進化させ、心底ジャズの醍醐味を満喫して頂ける極上空間を完成させて、、本格的に名盤を楽しめるジャズ喫茶「SWING」を、ジャズ・ライブ黄金期の今の時代に、ここ度田舎の伊勢志摩漁村の片隅に産声を上げ、時代の流れに逆行せんばかりに、ジャズ・シーンに於ける一種革命児的生き様を広く世に問う「SWING」の生き様を、多くの皆さんから身に余る暖かいメッセージや御支持を頂戴するまでに存在感を増し、やっとここに来て全国規模で広く認知されつつあり、皆さんの期待を決して裏切ってはならないと、いっそうその責任の重大さをしみじみ噛み締めている今日この頃である。


*長らく冬眠していたプリとイコライザー・アンプも無事復活し、シュアーV15タイプ3用に御出まし願うことにした。

*眼前に広がる熊野灘の夜明け前。

(2015年12月11日)

 今朝の悪天候はなんだこりゃ・・・   たまげたぞ!  しかもこの暖かさはどうだ? 今日は11日だからいよいよ12月も中旬に入った訳だが、身震いする様な冷たい師走の風が一段と厳しさを増す頃なのだから、もっとしゃきっと肌寒く成ってもいい筈なのだが、下手すると体調を崩しかねないこの生ぬるい暖かさはどうだ!   これまでの長い人生の中で、この様な、まるで季節感を無視したかのような異状気象は初めてだ。 気象庁が言うにはエルニーニョ現象を起こしている場所が是までとは全く違う場所に発生したからだと言っているのだが、いよいよこの地球もくたばり始めたらしいぞ!   そうと成れば、何時想定外の壊滅的な異変が起きぬとも限らないから、早速、今日から是迄以上にジャズを楽しみ、ジャズと共に過ごす時間帯を是迄以上に一段と増し、更なる濃密なジャズ人生を満喫せねば、下手すると時を逸してしまうぞ!  と、今朝の異状気象が自分の生き様を改めて見直すべきだと、強く警告を発して居るような気がして成らなかった。

 

 さて昨日は、中学生らしき少年とその父親の親子ずれのジャズ・フアンがお見えになり、お二人はジャズを通じて実に微笑ましい傍目も羨むほどの中睦まじい、まるで親友同志と見間違う程の意気投合振りを見せており、今時こんなに中睦まじく親密な親子関係を見事に構築したすばらしい家族がいたのか! と我が目を疑いたく成るような、ほれぼれする光景が店内に広がっており、カウンター越しにその様子を目の当たりにした私は、年甲斐もなく、なんだか久々に胸の熱く成るのを覚え、恥ずかしながら目頭さへもうるおってしまう有様だった。 この見事な絶景を目の当たりにし、彼等二人の親子ずれからオーダーされたコーヒーの代金をどうしても頂戴する気には成れなくて、快くサービスさせて頂くことにした。                                      

 今更ながらジャズ本来が持つその偉大さに感動せずにはおれない。

 

*彼等親子が楽しんだLP。

(2015年12月10日)

 眼前に広がる熊野灘の大自然に抱かれて充実進化を遂げ、依り良い隠れ家的極上空間の完成を目指し、伊勢志摩漁村のこの度田舎の片隅に異風堂々とジャズ文化の土壌の熟成と拡充拡大を目指し、産声も高らかに自分なりの努力を朝な夕なに惜しみなく努力して参った「SWING」も、現在では全国でも稀に見る本格的に名盤を大音量で楽しめるジャズ喫茶として、全国規模で「SWING」の認知度の速度が予想外に早く、注目度が高まりつつあり、到る所から徐々にではあるが「SWING」詣でを試みる熱いジャズ・フアンの皆さんがやって来ては、ジャズの何たるかを論じあったり、ジャズ黄金期の天才達が残してくれた名盤の数々を大音量再生で満喫出来る従来型のジャズ喫茶の消滅を危惧する皆さん方の嘆き悲しむ悲鳴が怒涛の如く私に浴びせかけ来て、不満やるかたなしの皆さん方のうっぷん晴らしの受け皿的役割を担っており、益々「SWING」の役割とその重責は増すばかりとなり、熱いジャズ・フアンの皆さんのご期待に添えるべく奮起せねば成らないと闘志を燃やしておりますのでご安心下さい。

 

 さて昨日は、定休日だったので、伊勢の長女宅のリトル・ガーデンのやり残していた、培養度の補充と季節のお花達を確り植え増し、更なる充実したガーデンを完成して、色とりどりに咲き誇るお花達を愛で、癒しとパワーを頂戴して頂き、心豊かな日常生活に役立ってて欲しいと願うばかりです。

 いつものことながら、長女には心温まるおもてなしを受け、沢山のおみやげまで頂戴してしまって、返って申し訳ないと思っている。   昨日のリトル・ガーデンの仕上がり具合をお気に入って頂けるといいのだが?    彼女は生まれながらにして心優しい人間だから、例え小さいガーデンとは言え、彼女ならばきっとくつろいだ私生活に華を添え、うまく活用されるだろうと一人よがりな安堵感にしたって居る。


*マイ・ワイフ。

(2015年12月9日)

 昨日は久々に拘りのアナログ・システムに小さなトラブルが発生し、その原因をさぐり当てるのに随分手間取ってしまい、ジャズを楽しむどころの騒ぎではなく、困惑至極の一日であった。  オーディオ・システムだって赤い血が流れてはいないものの、我々人間同様、たまにはコンディションの良くない時も有って当然なのかも知れない。   何時も自分の力量で解決困難な時には已む無くプロの方にトラブル解明の依頼をするのだが、昨日は、なんとか頑張った甲斐有って、夕刻近くにやっとトラブルの原因を見つけ出し、完璧に修復し、「SWING」本来の拘りのJBLアナログ・サウンドの快音を復活させることが出来た。  

 自分の納得出来ないサウンドを遠路はるばる「SWING」にお見えに成るジャズ・フアンの皆さんにお聴かせしたとても、感動の欠片も得てもらえない所か、不満反感を抱かせ、オーナーである自分の無責任さを追求され信用すら失い兼ねない事態を招くのは目に見えているから、完璧に「SWING」本来のサウンドを復活させるまではクローズさせて頂くことにした。     

 あっと言う間に日没を迎えてしまう、晩秋の夕暮れ時には、やっと完璧な「SWING」本来の拘りのアナログ・サウンドが見事に復活し、店内には何時ものハード・バップの轟音が溢れかえり、やっと安堵のうちに一日を終えることが出来た。 

 我々人間も同様で、病気に成って初めて健康の有り難味を思い知らされる訳だが、常にオーディオ・システム君のノントラブルを感謝しなくちゃいけないなァと、痛感させられた一日であった。


(2015年12月7日)

 12月も早7日を迎え、今朝も昨日と良く似た冴えない空模様にはがっかりだ。 起床時間は何時もと変わらずam,4:00だから昨日と全く同じ時間だから、今朝こそは晩秋に相応しい抜けるような青空を期待していたが、未だ夜も明けやらぬ四時には、真っ暗闇の夜空にお星様の欠片も目に止まらないばかりか、こうこうと輝くお月様さえも雲に覆われてしまい、お顔を拝顔出来ない曇天模様である。 又しても眼前に広がりを見せる熊野灘に面した大野浜で、寄せては返すさざ波の音以外、何一つ物音しない、静まり返った静粛度満天の中を、ウオークマンから流れ出るモダン・ジャズを耳にしながら、満面の笑みを称える日の出君との再会を果たし、ややもするとくじけそうなひ弱い時だって、よしやるぞ! とヤル気満々のパワフル人間に一変させてくれる、魔力とも言える神通力を秘めた、まさに自分に取って父とも言える存在の、偉大なる日の出君との再会は残念ながら今朝も果たせなかった!  自分の是迄の長い人生の中で日の出君には幾度となく随分お世話に成って来たものだが、今の自分は幸せ街道まっしぐらの絶頂期だから、日の出君に何一つ悩みをうちあけ、助けを乞うことも全くなく成ってしまったが、いっぷくの健康ドリンクを飲むよりも、日の出君を拝顔した方が遥かに元気を頂戴したちどころにパワフル人間に復活させてくれるのだから、自分に取っては偉大な存在に全く変わり無い存在である。  今の自分には、返って日の出君の安否を気使う余裕すら持ち合わせており、太陽系の誇る惑星に生を受けた人類の一人として、無性に破滅の道をひたすら突っ走っている様な予感がして成らないのだが、太陽系のみならず宇宙規模の大自然の永遠の平穏無事を祈らずには居られない。

 

さて昨日はサンデーとあって、オープンするなり、地元三重の津から三人組みのヤングの皆さんがお見えに成り、その皆さんが「SWING」を後にするとほぼ同時に、今度は地元三重の熊野から中高年の熱心なジャズ・フアンの方がご来店下さって、その皆さん方のパスタ等の食事やコーヒーのオーダーをこなすのに時間を費やしてしまい、自分達の昼食が何時の間にか三時にまでずれ込んでしまい、腹ペコ状態でのジャズの大音量の轟音はいささか身体に堪えた!  でもジャズ・サウンドの素晴らしさがもたらす、変化に富んだ充実した日常が如何にボケ防止に役立って居るかを鮮明に自覚することが出来るのだから、ジャズの偉大さが身に沁みてよくわかる。  ジャズを趣味に持って本当に良かった!     皆さんも、ボケ知らずの老後を楽しんでみたい方には是非ともジャズをお勧めしたい。     若かりし頃には一向に理解し難解なジャズも歳追う毎に次第にジャズの奥深さと、その魅力を余すことなく味わい尽くせる様に成ってくるのだから、なんとも堪らない。  言い変えればジャズは老人でなければ理解出来ない部分があるのも事実である。   だから多くのジャズ・フアンの皆さん、老後こそ真にジャズの魅力に目覚め、その素晴らしさを味わい尽くせるのだから、老後のジャズ・フアンの皆さんに天が与えたご褒美だと思っている。  

 

*皆さんが楽しんだLP、10枚の中の3枚です。

(2015年12月6日)

 今朝の起床は極スタンダードなam.4:00だった。 先ずお天気伺いをたてるため玄関ドアを開け、ひんやり肌寒さ感じる真っ暗闇の未だ夜も明けやらぬ空を仰ぎ見たところ、薄いベールをまとったお月さんが頭上にぼんやりと浮んでいるのみで、星達の欠片も目にすることが出来なかったから、恐らく今日は曇天模様なのだろう。   久々に今朝は日の出君の満面の笑みを楽しんで見たいと考えていたのだが、已む無く断念し、すぐさま妻と自分の二人ぶんの朝食の準備に取り掛かり、何時ものなれた手つきで、あっと言う間に調理完了し、先ずエアコンをオンにし、店内のベスト・リスニング・ポジションにまるで王様気分でドッカと腰を下ろし、今朝はサブ・システムに火を入れ、久々に女性ボーカルのLPを楽しみながら、相変わらず一人で朝食を取る事にした。  何時ものパターンでサンデー・モーニングも始動することに成ったが、果たして如何なるサンデーと成るのやら全く予測がつかない。    自分の中では何故かサンデー・モーニングを迎えると、年甲斐も無く恥ずかしながら、いささか興奮気味となり、そわそわと落ち着かないのだ。  長年の間に培われた確かな憶測の鋭さにもとずく感情が呼び起こす軽い興奮状態なのかも知れない。  

 思い起こせばこれまでのサンデーとも成ると、全く予期しない全国各地の超遠距離から熱いジャズ・フアンの皆さんが、ジャズ黄金期の天才達の名演を刻み込んだ名盤を、拘りの迫力満点の大音量で楽しめる、本格的なジャズ喫茶として、今では全国でも珍しい存在としてジャズ・フアン仲間のあいだでは広く認知されつつあり、サンデーとも成ると、この度田舎の伊勢志摩漁村の片隅に異色的な存在として頑固にジャズの伝道師的役割を担って奮起する「SWING」の姿を自分の目でひと目確認しようと訪れ、まるで「SWING」店内はハード・バップの轟音とジャズ・フアンの皆さんの熱気で溢れ帰り、かつて30年前伊勢志摩の「合歓の里」で頻繁に行われていた「オールナイト・ジャズ・フェスティバル」を彷彿とさせる、まさにジャズ黄金期を思い起こさせる極上空間が熱く展開されており、これがジャズ文化とは全く縁もゆかりも無い度田舎の奥志摩漁村の光景かと、我が目を疑いたく成る驚愕の異空間が厳然と存在しているのだから、まるで世界の七不思議と迄はいかないまでも、稀に見る珍現象には違い無い思っている。  果たしてこの現実を喜ぶべきか? 悲しむべきか?  複雑極まる心境である。  とにかく、このすばらしいジャズ文化の今のジャズ・シーンの底辺とも言えるジャズの名盤を愛するジャズ・フアンの皆さんを確りと支え続けなければ成らない義務の様なものが、ジャズ喫茶のオーナーには存在して居るのではないかと信じて疑わない。  

 来年の春には「伊勢志摩サミット」が開催される予定だが、我が「SWING」にどのような影響をもたらすのか、今の時点では全く予測がつかないが、例えどのような事態が到来しようとも、「SWING」の営業ポリシーは厳然と貫きとうし、如何なる影響も排除し、飽く迄もかたくなに自分の頑固さを貫いて行く覚悟である。


*今朝自分が楽しんだLP9枚の中の5枚。

*今朝はサンデーだから、オープニング・ナンバーはグラント・グリーンの「サンデー・モーニング」にしよう。

(2015年12月5日)

晩秋の今のこの時期は、自然界の華やいだ見事な光景の中に一抹の寂しさを漂わせ、感傷的な色濃い哀愁さへも呼び起こすハートフル・サウンドの生まれ出る要因が充満しており、かの名曲「オータム・リーブス」の誕生もなんとなく肯ける筈である。 ややもすると高ぶった興奮状態を招き兼ねない一種独特の自然界が及ぼす麻薬的環境とも言える異状なまでに魅力満載とも言える今のこの枯葉のシーズンこそ、最もジャズと一体化するに相応しい精神状態が構築され、脳が異状なまでにジャズを欲求し、芸術の秋ならぬ、ジャズの秋を呼び起こし、秋の夜長をジャズ満載のジャズ天国で飾る我々熱いジャズ・フアンを、世間の人々はジャズ依存症だと、冷ややかな眼差しでののしるかも知れないが、我々熱いジャズ・フアンに取っては、又と無い絶好のシーズンなのだから、そのような冷ややかな眼差しをそっとよそ目に、ジャズに埋没しようではありませんか。 そればかりか、一年を通じて最も低湿度の今のこのシーズンこそ、「SWING」の拘りのアナログ・サウンドが快適なジャズ・サウンドを奏でるのが今のこの時期なのだ。   毎年訪れる雨季の頃のサウンドとは打って変わって、全く次元の異なる見事なサウンドを聴かせてくれるJBL君は実に頼もしい奴である。 当然と言えば当然だが、JBL君が産声を上げたのは、乾燥地帯で有名な、かのアメリカ西海岸カリフォルニアなのだから肯ける。  何しろ、今のこの時期のJBL君の奏でるサウンドは他のシーズンのそれとは、ひと味もふた味も違った、切れ込み鋭く、迫力に満ち溢れた高音圧の体感の凄さは圧巻そのもの!  まさにこれぞJBLアナログ・サウンドだと言わんばかりの明るく抜けの良い胸の空く様なスケールのデカイサウンドを聴かせてくれる頼もしい奴である。  しかしながら、このじゃじゃ馬の暴れ馬であるJBLドライバーの375やウーハーの2220を何とか使いこなし、エージング完了させ本来の実力を充分に発揮させる迄に、何と40年の歳月を必要としたのだから、恐らく誰も信じてくれないだろうが、これが偽らざる真実である。     世のJBL愛用者の諸君。  どうも自分のJBLはうまく鳴ってくれない、等とお困りの方、決して諦めてはいけません。 何時までも飽くなき努力と愛おしい愛情をそそぎ続ければ、何時の日かきっと期待に応えてくれる時が必ずや訪れると信じますので、手放さぜに継続して愛用して下さい。   実は私も40年近くJBL君本来の実力を充分に引き出せずに悩み続けて参りましたが、やっとここに来てストレス皆無の胸の空く様なJBL君の魅力満載サウンドに出会うことが出来、秋の夜長を日々ほんろうされ続けております。  今のもの時期こそジャズに見方する絶好のシーズンなのだ!  ジャズとオーディオ・フアンの皆さん今こそ、これ等の文化の真髄を味わい尽くそうではありませんか!

 

(2015年12月4日)

今年は赤道周辺のエルニーニョ現象による暖冬の影響でか何時もの年の様な眩しい程に燃え盛る見事な紅葉を、残念ながら目にすることが出来ず、完全燃焼しないまま終焉を迎え、野山の木々達の紅葉も不本意ながら既にそろそろ完全紅葉しないまま落葉の気配さえ見せており、自然界のスムースなサイクルに異変が生じつつあり、この惑星を痛め続ける人間共にささやかな警鐘を鳴らし、厳しい反省を促しているのだろうが、果たしてこの警告を何人の人々が気付いているのだろうか?  我々は驚異的な科学の進歩によって計り知れない程の恩恵に浴しては来たものの、それらは総てこの惑星を破壊することにつながっていることを知る必要があり、近頃よく言われているエルニーニョ現象やオゾン層の破戒だって我々が犯した犯罪と言ってもよい。  今日は朝からなんだか暗い話題を取り上げてしまって、どうも気分がすっきりしないが、要するに人間共は惑星破戒を屁とも思わぬ勝手気侭な犯罪者なのだから、そろそろ愛おしい地球の悲しい叫び声に真摯に耳を傾ける必要に迫られている様である。    紅葉の不完全燃焼に思う自分の拙いコメントと言ったところうか。

 

昨日は「SWING」NO.1の常連さんである津のU君から、早々とクリスマス・プレゼントだと言って、エロール・ガーナーの名盤がヤマト便で送られて来たのには驚いた!  何を驚いたのか、だって?   先ずクリスマスには未だ日も随分有るから、その早さに驚いた!  そして、ジャズ・ピアニストの先駆者であり王御所でもあるエロール・ガーナーのピアノを今の今まで確り聴いた記憶が全く無いのだから、ジャズ喫茶のオーナーとして、こんな恥ずかしいことは無いのだが、そのことを知ってか、知らずか知る良しもないが、長年の常連さんだけの事はあって、確り私の弱点を既に見抜いており、 多くのジャズ・フアンの皆さんは、ジャズ・ピアノの名演奏を記録した名盤を紐解く場合、天才とおぼしきモンクやパウエルの演奏を記録した名盤に先ず触手が伸びるのが極一般的であり、自分もその中の一人であるが、悲しいかな、天才ピアニストと言われているエロール・ガーナーのLPは僅かに1枚所持して居るに過ぎない有様である。   早速、昨日はU君からプレゼントされたガーナーのLPを立て続けに3回繰り返し連続で聴くことにした。  成る程、流石にモンクやパウエルに勝るとも劣らぬ魅力的な天才ピアニストであることがよくわかり、ホットな人間味溢れる豊かな表現力の凄さに驚かされた!  噂に違わず天才ピアニストである実力の程を確り確認することが出来た。     U君すばらしいLPありがとう。  ガーナーのピアノ・タッチの暖かさと言ったら、優しくてハートフルな堪らない魅力を秘めており、まさに病みつきに成りそうなピアノ・サウンドだった!  どうやら私の愛聴盤の座を確り射止めたらしい。


*津のU君からクリスマス・プレゼントされたガーナーの名盤。

*自分が所持していたガーナーの唯一1枚のLP・

(2015年12月3日)

今朝の目覚めは3時半、即起床し、すぐさま玄関ドアを開け外の様子を伺った所、強風混じりの横殴りの雨が降り頻っており、これでは満面の笑みを称える日の出君との再会も断念せざるを得ない。 昨日のあの見事な秋晴れとは打って変わって、今朝のこの荒れ模様のお天気には意気消沈!  ならば妻が目覚めるまでの約4時間、ゆったりのんびり、芸術の秋、成らぬジャズ満載の秋に相応しい、恒例の早朝プライベート・モダン・ジャズ・レコード・コンサートと洒落込むことにした。 そうと決まれば、早速大好きな濃い目のキリマンを立て、愛用のマグカップに並々と注ぎ入れ、昨日伊勢の長女からプレゼントされた岐阜名物の饅頭をかじりながら、今日はサブ・システムではなく、メイン・システムに火を入れ、妻が目覚めない程度の中音量の弱で、日頃から頻繁にお皿の上によく顔を見せる愛聴盤を「SWING」店内のベスト・リスニング・ポジションに我が物顔でどっかと腰を下ろし、ジャズ黄金期の天才達の名演の数々を一人でむさぼる様に聴き入り、ジャズの秋に相応しいジャズ満載の充実した夜明けのひと時を満喫することにした。 


*長女に頂いた岐阜饅頭と愛用のマグカップ。

*早朝のプライベート・レコード・コンサートに使ったLP。

昨日は定休日だったので、伊勢の長女宅のリトル・ガーデンの除草や花植え、培養土の補給等妻と二人で約半分程度し終え、残りの半分は又後日再び出向くことにして、四時頃伊勢を出発したが、途中寄り道していたために「SWING」に到着したのがpm,7:00ごろに成ってしまった。 すると「SWING」に到着するや否や八時頃にお邪魔したいと言う来店予約の電話が入りましたが、一日中屋外作業に賢明に頑張ったため、非常に疲れ気味だったので、非情な様で大変申し訳なく思ったがお断りさせて頂きました。 若かりし頃と違って年老いた今では体力的に残念ながら無理が効かなく成ってしまった。  時折「夜間格安貸切予約」の申し込みを当日もしくは前日以前に頂戴する事がよくありますが、その際には、予め体調管理に気を配り、コンディションを確り整え準備しておりますから、深夜までの営業も可能と成るのだが、突然の予約申し込みにはいささか対応し兼ねますので、勝手申し上げ恐縮ですがご理解のほどよろしくお願いします。  

来る日も来る日も、心地良いジャズ・サウンドから癒しとパワーを頂戴するばかりか、アディポネクチンなる長寿ホルモンまでもが、この老体に芽生え、ボケずに生涯現役を貫きとうす大きな原動力に成りつつある手ごたえすら最近感じられて成らない。  今日は妻が写してくれた現在の自分の老体写真を、恥を忍んでさらけ出す事にした。

(2015年12月2日)

 今朝の見事な秋晴れは凄いの一言!  雲一つ無いまるで快晴のお手本の様なすばらしいお天気だ!

今日こそ紅葉を愛でるのに最高のお天気だ!  「SWING」も今日は定休日だから京都か香嵐渓に行くのにはベストだったんだが、どうしても今日は、伊勢の長女宅のリトル・ガーデンの除草や花植え等の整理に行く予定が計画されており、今からマイカーに培養土や肥料、お花などを積み込み「SWING」を後に一路伊勢へと出発するところである。

 何よりも長女の元気なお顔を拝見出来るのが一番の楽しみである。 ガーデニングのポリシーと言うか、お花達を育てる心構えは子育てと共通した部分があり、愛情を注げば注ぐほど、我々人間様以上に確実にその行為に応えてくれるところが、なんとも溜まらなく可愛いのだ!  実に素直で忠実なばかりか育ての親を精一杯和ませ、生きる勇気さえも与えてくれるのだから、実に育てがえのある奴なのだ。   世間一般的には現役を引退し、年老いた人達がガーデニングに精を出して居る姿をよく拝見することがあるが、自分は飽く迄も現役を貫きながら、同時にガーデニングを楽しんでいるのだから、人一倍多忙な日々が続きはするが、そのおかげで人一倍楽しく豊かな至福のひと時を満喫出来る恩恵に浴しており、ジャズと相まってお花達の満面の笑みを非常に豊かな私生活の根源を成しているばかりか、むしろジャズとガーデニングから計り知れないパワーを頂戴し、逆に自分がそれらに助けられているひ弱い存在なのかも知れない。 さあ、それではこれから妻と二人で伊勢に出発することにしよう。

 「SWING」よ、日没頃には帰宅するからね。 それまでさらばだ!


(2015年12月1日)

 一昨日名古屋からご来店下さった7人組の中にいたプロのオーディオの大先生である森氏から、遂に「SWING」の頑固に拘り続けて来たJBLアナログサウンド・サウンドが、やっと完成の域に達した念願のお墨付きを頂戴することが出来たのだから、こんな嬉しいことはない!   「SWING」が本格的なジャズ喫茶を目指して早四年目を迎えているが、その間、オーディオ・システムのグレード・アップにつながるためのオーディオ機器の購入等全く無く、これといった資金投入もせずに、全知全能を絞り、悪戦苦闘しながら独自のアイデアを沢山盛り込み、それらを実践しながら、失敗や成功を繰り返しながら、現在のサウンドに到達した訳だが、今回で6度目の「SWING」来店となる森先生から、現在の「SWING」さんのアナログ・サウンドは、ほぼ完成の域に達した申し分のないサウンドに完成して居ると太鼓判を押され、やっと長年に渡る念願の夢であるサウンドを我が物にすることが出来たのだ!  ここ10年来、たいした資金投入することも無く、念願の目指すサウンドを曲がりなりにも完成させることに成功し、実証することが出来たのだから、富裕層以外の多くの庶民のオーディオ・フアンの皆さんに取っては、いいモデル・ケースに成ると自負しており、ご参考にして頂ければこんな嬉しいことはない。

 これで全国からご来店下さる、ジャズ黄金期の天才達が残してくれた数多くの名盤を愛して止まないジャズ・フアンの皆さんのジャズへの熱い想いを存分に満たしてくれるものと思うと、嬉しくて堪らない!  長年に渡る地道な努力の継続が大きく実を結んだ喜びは、まさに、かつて「剣岳」や「槍ヶ岳」の頂に立った時の様な、あの胸の熱くなるような感動と達成感がよみがえって来て、まるで或る意味人生そのものを象徴するかの様なドデカイ出来事が勃発したのだから、名盤を楽しめる本格的なジャズ「SWING」に取って、おおいなる記念すべき門出の日だと言ってもいいでしょう。