(2015年11月1日~15日)

オータム・リーブスではないが、いよいよジャズ本番の晩秋へと突入し、益々ジャズ天国への階段を登りつめ、「SWING」は勿論のこと、プライベートな身辺に於いても、恐らく朝な夕なにモダン・ジャズの音の途絶えることはないだろう。 何しろ頑固に拘る「SWING」のアナログ・サウンドの大音量再生はこの時期最高に冴え渡り、揺ぎ無い極上空間を完成させ、全国の熱烈なジャズ・フアンの皆様を迎え入れる準備は微動だにしないばんじゃくの構えを堅持しており、愛機JBL君のご機嫌サウンドを心行くまで満喫して頂きたいと思っています。  来たれ! ジャズを愛する紳士、淑女の皆さん。

またと無い絶好の今のこのシーズン、ジャズ・フアンの皆さんご一緒に、かの天才達が残してくれた名盤の数々を心行くまで楽しもうではありませんか。

(2015年11月15日)

11月も早ど真ん中を迎え、いよいよ京都の紅葉のピークも目の前に近ずきつつあり、多くの皆さんは刃を研いで今か今かと待ちこがれていることだろう。 今のこの時期、誰しも最も行って見たい場所は、それぞれ個々に違っていて当然なのだが、因みに、自分が今最も心ときめく場所と言えば、京都の奥座敷である文化財保護地区のOOを於いてほかに無い。  徳川時代に参勤交代で名を馳せた岐阜から江戸までの、あの木曽街道の奥深い魅力に魅せられ幾度となく訪れては、その素晴らしさに埋没し感動もひとしおだった思い出が、今でも確りと脳裏に刻み込まれており、時折、懐かしく思い出されて来る毎に、まるで木曽路を象徴したかのような、その延長線上ともいえる特長を集約美化したかの様な魅力満載の集落が京都の奥座敷として、余りにも有名なOOに行って見たく成って来ては、幾度となく計画しては消滅すると言う繰り返しをこれまで繰り返して来たが、悲しいかな未だに実現していないのだ。 距離的には決して遠くは無いのだが、予期しない不運が突然起きてきては、お流れと成り、今の所、残念ながら夢のままに終わっている。 何時の日か必ずや行って見たいNO.1の場所である。


さて昨日のサタデイは大いにスイングはしたものの、なんだかすっきりしない気分の内に終わってしまい、ストレス満載とまでは行かない迄も、ジャズ喫茶としての止む終えない宿命と言ってもいいでしょう。 一体、何が宿命だって?  それでは昨日の「SWING」店内の様子の一幕をお話しましよう。   昨日の土曜日は悪天候に見舞われ、玄関ドアの開閉のし辛いほどの強風のため、開店すべきか臨時休業にすべきか迷っていた所、滋賀と岐阜からそれぞれ二人ずつ計四人のベテラン・ジャズ・フアンの方達がお見えに成り、オープンすることに成ったのだが、私のペースで最初2枚のLPはセレクトさせて頂いたのだが、どうもお気に召さない様子だったので、いろいろと御要望なりお好みのジャンル等お話を伺ってみると、お二人はピアノ系が好きで日頃からピアノ・ソロとピアノ・トリオしか聴かないと言うのだから困ったものだ、他のお二人はそれとは全く違って、サックス系が好きでピアノ・トリオは滅多に聴かないと言う事がわかり、相反する好みの違う者同志がほぼ同時にお見えに成ったのだから、これは大変だ!  私としては已む無く皆さんのご意向を尊重して、ピアノものとサックスものを交互にお皿の上にLPを乗せることにした。  満面の笑みに包まれたスイング・スワング・スインギンのサタデイ店内には程遠いものであったが、大きなトラブルも無く、なんとか曲がりなりにも平穏無事に、終えることが出来てよかった。  差し出がましいようだが、彼等とのジャズ談議の中で、私は皆さんに忠告とまではいかないまでも、私のコメントを率直にお話させて頂いた。  ジャズと言うジャンルの音楽を趣味に持つならば、一つの楽器の演奏にのみ拘るのではなく、あらゆる楽器の演奏や、オーソドックスなものからアートフルで前衛的なものまで、あるゆる傾向のジャズを幅広く楽しめる、柔軟性のある受け入れ態勢を養った方が、よりジャズ文化から多くの恩恵を被り、無限のパワーを頂戴し、強いては自分の人生を生き抜くパワーに大きく役立つのがジャズの偉大さであり凄さだと思う。 ジャズの持つ底知れん深遠広大な魅力を味わい尽くし、その効用を活用しない手は無いだろう。と、拙い私の主観を語らせて頂いた所、成る程そうかも知れない、と皆さんからご賛同頂いたのには、少なからず安堵し、皆さんのスケールのでかい寛大なジャズ・フアンに成長されんことを願わずにはいられない。

 

さて今日は日曜日だ!  昨日とは打って変わってスッキリと秋晴れ復活。 グラント・グリーンの「サンデー・モーニング」ではないが、思いっきりスイングして行きたいものだが、果たして如何なるサンデーと成るか?  楽しみだ!  黄金期ジャズを愛する全国のジャズ・フアンの皆さん、ここ度田舎の伊勢志摩半島の片隅で、アナログ・サウンドの大音量再生に頑固に拘り抜く「SWING」の極上空間が熱いジャズ・フアンの皆さんをお待ち申し上げております。 ご一緒にジャズ黄金期の天才達が残してくれた名盤の数々の真の醍醐味を存分に味わい尽くそうではありませんか。 


(2015年11月14日)

熊野灘に面した一体は昨夜から強風吹き荒む悪天候に見舞われ、依然として今朝に成っても一向に収まる気配も無く、嵐を呼ぶサタデイの夜明けと成った。 秋雨だ濡れて行こう、なんて言う情緒たっぷりな休日の朝とはまるで違った小型台風に匹敵する熊野灘海岸地域特有の良く有るお馴染みの悪天候で、これを地元片田弁では「シケやんきゃ!」なんて言うのだが、伝統あるこの親しみ深い方言も今の若者に取っては、既に忘れ去られた死語に等しい、寧ろ懐かしさすら覚える方言と成ってしまった。

この様な悪天候の早朝は、昨日同様に濃い目のキリマンでも飲みながら、モダン・ジャズを聴き、読書するに限る。 と言う訳で、昨日と全く同様のパターンで土曜の朝を過ごすことに成った。

ジャズ黄金期のソニー・クリスの名盤である「サタデー・モーニング」ではないが、週末を迎えた今日一日もジャッキー・マクリーンの「スイング・スワング・スインギン」に負けず劣らずスイングして行く事にしよう。


村田さんの招待を受け、11日に「いせトピア」で行われたジャズ・オーケストラのコンサートを見て以来、その影響を大きく受けたおかげで、ビッグ・バンドの演奏に興味を抱くようになり、早速昨日はデューク・ェリントンやカウント・べーシーの名盤をひっぱり出してきては、お皿の上に乗せ、じっくり聴き込んで見たが、コンサートで体感したあのスケールのでかい迫力あるサウンドを再現することは出来なかった。 リスニング・ルームでビッグ・バンドの演奏を再生するのは、とても無理だと思い知らされた。 コンボについては、オンマイクで各楽器の最短距離の音を確りと収録されており、スケールも小さいから、生のライブの音よりも鮮明に、しかも迫力あるサウンドを再現することが出来ると確信しており、ライブでのコンボ演奏についてはライブ会場の客席で聴く音よりもリスニング・ルームで聴く音の方が鮮明に生々しく迫力ある音が楽しめることがよく解かった。 

 

さて昨日は、久々に波切の「十次郎」さんが突然お見えに成って、しかも自分で釣って来たピンピンのアジをわざわざ長時間掛けて(20時間だそうだ)精魂込めて作った「アジの燻製」を持参しプレゼントしてくれたのだ。 早速、今朝は人生初の「アジの燻製」を食することにした。 見るからに美味しそうにしているが、食べてみて更に驚いた! 是までの長い人生の中で全く味わったことの無い、まるで別格の美味しさだ! この様な美味しい魚がこの世に存在していたのか? と今更ながら我を疑いたく成る程の見事な美味しさに感動せずにはおれなかった。 流石に長年に渡り志摩を代表する魚料理店の頂点に君臨し続けて来た「十次郎」さんの実力の程をまざまざと思い知らされる「アジの燻製」の絶品であった。 この場を借りて、熱く御礼申しあげます。 今朝は妻と二人で頂きました。 ありがとうございました。 チャンスを見計らって近近お伺いしたいと思いますのでよろしくお願いします。 

彼が「SWING」を後にする際、過日リトル・ガーデンのローズ・マリーが余りにも大きく成長してしまい、むしり取って乾燥してあったので、燻製品を作る際に利用出来そうだから、十次郎さんに持ち帰って頂くことにした。


 

 

(2015年11月13日)

今朝の目覚めは四時。 まあまあの定刻だ。 起床一番すぐさま玄関のドアを開け、外に飛び出し、夜明け前の真っ暗闇の空を仰ぎ見ては我流で今日のお天気占いをたて、今日一日の初動動作と言うか、恒例の夜明け前の渚の散歩をしながら日の出君との再会を果たすべきか? 断念すべきか? その判断を決めるのが、この夜明け前の夜空を見て、空一面にキラキラ輝く星達の出具合を見て、一瞬にして「SWING」オープン迄の自分のスケジュール決めるのが日課と成っており、今日一日をどのように過ごすべきかを決める重要な瞬間が、目覚め一番、外に飛び出し夜空を眺めた時である。 

昨夜のNHKの天気予報では曇り日だとのことであったが、どうやらものの見事に的中したらしく、起床時の夜明け前の空には分厚い雲におおわれて居るらしく、お星様の欠片も目に止まらない、真っ暗闇の空が広がっていたから、眼前に広がり見せる熊野灘の大野浜に出向き、ウオークマンから流れで出るモダン・ジャズを聴きながら、波打ち際の渚のお散歩は断念することにした。 なんだか、くどくどと長たらしく書いてしまったが、FBやABだったら既にクレームを受けている所だが、そのてんHPは自由自在に長文を書き込めるのだから実に素晴らしい!  と言うことで、今日は屋内で過ごすことにした。

先ず何時もの様に、妻と自分の二人分の朝食の準備に取り掛かり、手早く一人で朝食を済ませ、何はさて置き大好きな濃い目のキリマンを愛用のマグカップに2杯分点て(何しろオープンまでの6時間に及ぶ長時間だから)、「SWING」店内のベスト・リスニング・ポジションに、まるで王様か貴族のように、我が物顔でドッカ! と腰を下ろし、メイン・システムでは無く、サブ・システムに火を入れ、LPではなくCDサウンドをBGMにして、大好きな植草甚一の著書を紐解きながら、愛する長女から頂戴した岐阜銘菓の饅頭をかじっては食するキリマンの何と美味しいことか! モダン・ジャズを聴きながら読書する至福のひと時を満喫出来るこの充足感のすばらしさときたら、いやが上にも堪らない生甲斐を実感出来る至福のひと時である。


*植草甚一の著書と長女から頂戴した饅頭と愛用のマグカップに並々とそそがれたキリマン。

さて一昨日は、トランペッターの村田さんから、全く予期しない豪華なバラの花のバースデイ・プレゼントが届き、驚きと嬉しさのあまり、思わずバンザイ!! と年甲斐もなく叫んでしまったのだった。

だって、長女や次女からバースデイ・プレゼントは度々頂戴してはいるものの、他人様からバースデイのプレゼントを頂戴するなんて人生初の驚愕の経験だから、驚いても当然だと思う。 それにしても村田さんには随分多額の出費をさせてしまって、申し訳ない気がして成らない。 彼には借りが出来てしまったなあ。 まあ何時の日かご恩返礼のチャンスは訪れるだろうから、その時を待つことにしよう。

この場を借りて、村田さんに心からありがとうと言わせて頂くことにしよう。

それにしても、コンサートでの村田さんのペット・ソロは一際輝いていた。 日頃の精進の結果が確りと表出していた様だ。 何しろ彼は若いけど並外れた努力家だから何時の日か、必ずやその成果が開花する時が来ると信じていたが、最早その時が近ずきつつ予感がして成らない。 前途洋々たる彼の将来が立派に結実し、リー・モーガンやクリフオード・ブラウンのような見事なアドリブ・ソロを展開し、多くのジャズ・フアンの皆さんに多くの感動を与える、どちらかと言うばカリスマ的な魅力を秘めたミュージシャンに成長して欲しいと願うばかりです。


*村田さんからバースデイ・プレゼントされたバラの花。

*「SWING」店内のメイン・テーブルに飾られた、一際目を引く、村田さんからプレゼントされたバラの花。


(2015年11月11日)

自分とジャズとの関わりが日を追う毎に次第に親密に成って行くのは、自分に取って唯一人の弟が自らの人生の新天地を遥か異国の米国の地に求めて旅立って行ったことと、密接な関係があることは事実である。 ジャズは米国社会の人種差別から誕生した、悲しくも無惨に虐げられた黒人達の熱いソールフルなメッセージが込められた、心の叫びを音楽と言う手段に託して、白人社会に向って叫び続けた黒人の魂を繁栄させた民族音楽がジャズなのだから、もともと悲しい土壌から生まれ出て来た音楽であり、血のにじむような訴求力を秘めた音楽である。 まさにそれを象徴するかの様なジャズ史上最高のボーカルと言われている、ビリー・ホリデーが絶唱し、我々リスナーの胸を熱くせずにはおかない、かの名曲「ストレンジ・フルーツ(奇妙な果実)」を聴くと、成る程、虐げられた悲しい黒人社会の現状を垣間見ることが出来、ジャズ文化の持つ偉大性がよく理解出来る。 どうか多くのジャズ・フアンの皆さんも田間にはジャズのルーツを垣間見る意味合いから、「ストレンジ・フルーツ」に耳を傾けてみては如何でしょうか?  もしもコレクションされて無い方は「SWING」にございますので、チャンスが出来次第お立ち寄り頂ければ何時でもリスニング出来ますから、ご遠慮なくリクエストして下さい。

ご一緒に聴こうではありませんか。

なんだか堅苦しい話題に成ってしまいましたが、ジャッキー・マクリーンの名盤「スイング・スワング・スインギン」ではないが、楽しく浮かれてばかりいないで、田間にはジャズの核心に触れて見るのもいいかも?


自らの体験から申し述べれば、大好きなジャズを趣味に持っているお陰で、未だ老後の現在でも、依然として、現役バリバリで楽しく活躍出来るのは、総てジャズから無限の恩恵と生きるパワーを頂戴して居るからに他ならないのです。 ジャズ有ればこそ今の私の人生は存在し得ると言っても決して過言ではないでしょう。 ジャズ文化の素晴らしさを一人でも多くの皆さんにも知って欲しいと願うばかりです。 秋の夜長をお酒やコーヒーを食しながら、ジャズと共にすごすひとときのなんとすてきなことか!  今のこの時期こそ一年を通じて最もジャズと親密に成れるシーズンだから、この絶好のチャンスを逃す手は無い!  朝な夕なにジャズに身をゆだね、ジャズ・サウンドに埋没しようではありませんか。

 

(2015年11月10日)

一昨日は「SWING」の長年に渡る常連さんであるM氏が伊勢トピアでライブ・コンサートを開き、妻と自分と二人分のご招待券を頂戴したので、「SWING」は臨時休業させて頂き、久々にライブ鑑賞に出向くことにした。 オーケストラ全員のメンバーの皆さんは日頃の修練の成果を、ステージの上で存分に発揮し、見事なチーム・ワークとヤル気満々の意気込みを充分に感じさせる名演を堂々と展開していて、想像以上の感動を得ることが出来て嬉しかった。 何しろジャズの門を叩いて以来、やがて半世紀に成ろうとしているが、その間、マイルスを初めコルトレーン等世界の名だたる天才達のライブを数え切れない程見てきたが、その総てがソロから三管編成のセクステット迄の小編成のコンボばかりで、ビッグ・バンドやオーケストラの様な大編成のライブには全く縁が無かったが、今回の伊勢トピアでのジャズ・ライブは、幸運にも自分に取って人生初体験である大編成の「ニュー・マリンスノー・ジャズ・オーケストラ」のライブを鑑賞することが出来たのだ。  元来、ジャズの魅力はミュージッシャン各人それぞれの心情を思いっきり自己表現出来るアドリブ・ソロの世界にこそジャズの魅力を見出せるものとばかり思い込んでいたのだが、一昨日の伊勢トピアでの大編成のオーケストラによるジャズ・ライブのスケールのデカイサウンドと、あの分厚く迫力あるサウンドの素晴らしさを目の当たりにして、感動せずには居れなかった。  改めて自分の愛するジャズのジャンルも一夜にして一段と拡大し、更なる進化を遂げ、今日からビッグ・バンドへの興味は増すことと成り、「SWING」のお皿の上にエリントンやべーシーのLPに御出まし願う頻度が格段に増すだろう。 そして、今迄バリトン・サックスの生の演奏を聴いたことが無ったが、今回初めてあの巨大楽器バリトン・サックスの比類なき豪快サウンドを耳にすることが出来たのには驚いた!  それも男性ならば兎も角、何と女性ミュージッシャンだったのだから、びっくり仰天! オーケストラ・メンバー中唯一人の紅一点の抜きん出て目立つた存在であるばかりでなく、ドラムスに次ぐ存在感を誇る楽器バリトン・サックス奏者が男性では無く女性だったのには、少なからずショッキングを受けた!  詳しくは知らないが、バリトン・サックスなる楽器は男性とてもパワー不足を実感させられる楽器だと思うが、それが又、美女にも関わらず、頼もしい限りのたくましさに、兜を脱がずにはおれない有様だから、なんとも意地らしくて堪らないのだ!  男性諸君のひよわさをひしひしと感じさせられたのは、果たして自分一人だったのだろうか?


(2015年11月9日)

昨日は日曜日だが、「SWING」の長年に渡る常連さんであるトランペッターのM氏が伊勢市のイセトピアで晴れのジャズ・コンサートを開くと言うので、「SWING」は臨時休業にして、久々に彼の名演を妻と二人で楽しみに行くことにした。 彼の晴れのステージを確りと見届けることが出来て何よりだった。  私の是までの長いジャズ暦の中では、ジャズの最大の魅力はそれぞれのミュージシャン個人の自由自在に自らの思いを展開出来る「アドリブ・ソロ」」に象徴されると信じていたから、自ずとライブ鑑賞の対象は、せいぜい三管編成のセクステットまでのコンボでなければ駄目だと思っていたから、大編成のビッグ・バンドやオーケスラのジャズ・ライブには全く縁がなかったが、M氏のおかげで昨日は「ニュー・マリンスノー・ジャズ・オーケストラ」のコンサートに招待され、大編成ジャズの素晴らしさを妻と二人で最前列の席でたっぷりと楽しむことが出来て記念すべき一日と成った。  各人の解き放たれた自由気侭なアドリブこそ期待出来ないものの、あのスケールのデカイ、サウンドと厚味の有るサウンドの素晴らしさは、是までに体験した事の無い、例えようの無いジャズの魅力を確りと満喫出来て感動せずにはおれなかった。  何しろ自分のレコード・コレクションもコンボものがその殆んどを占めており、大編成のビッグ・バンドものはほんの僅かしか手持ちが無く、あの偉大なエリントンやべーシー等が残してくれた名盤を聴くチャンスが少なく、どちらかと言えば未だに未知の世界と言ってよいだろう。

昨日、イセトピアで行はれたM氏のライブを体験したおかげで、ビッグ・バンドの素晴らしさを、まざまざと悟らされる羽目と成った。 と言う事は、自分は昨日一日でジャズ人間として大きく成長進化したことに成り、ジャズを見る目が激変し、大きく視野が広がり、益々、ジャズが面白く成って来た。

よし! これからはビッグ・バンドのLPを気合をいれて紐解く事にしよう!


(2015年11月8日)

秋雨だ濡れて行こう! なんて言う情緒たっぷりな雰囲気とは程遠い、お星様一つ見えない真っ暗闇の物音一つしない、静まり返った中をしんしんと降りしきる無情の雨には、まるでカウンター・パンチでもくらったかの様なダメージを受けたのだ。 実は今朝は久々に大王崎に出向き波切灯台と日の出君とのドッキングの名シーンを写す予定だったので、全く腰砕けに終ってしまって残念だ。 夜明け前には程遠い、多くの皆様に取っては恐らく未だ夢うつつの床の中で、この様な夜明け前には未だ程遠い、寧ろ深夜に近いこの時間には、全く縁の無い時刻だろうなあと思い、ふと時計に目をやると針は3時10分前を指していた。 そうだたっぷり時間が出来たから、久し振りにモダン・ジャズでも聴きながら、のんびり大好きな植草甚一の著書でも紐解くことにしようと思い、引っ張り出して来たのが「ハーレムの黒人達」。  何はさて置き先ず、定番の濃い目のキリマンをマグカップに2杯ぶん点て、東京の次女にプレゼントされた愛用のマグカップにたっぷりと注ぎ入れ、伊勢在住の長女にプレゼントされた岐阜饅頭をかじりながら、勿論、おかわりのキリマンもすっかり飲み干し、「SWING」のサブ・システムでハード・バップのCDを何枚かBGMにしながら読み耽って居る内に、何時の間にか完読してしった。  この著書は40年前に購入したものだが、実は今日で三度目の完読となり、何度読んでも植草甚一の魅力を再発見させられ、彼の底知れん人間味の奥深さに何時の間にか、ひきずりこまれてしまい時の過ぎるのも忘れてしまう有様で、何度読んでも感動を新たにさせてくれる素晴らしい愛読書です。


今朝はサンデイ・モーニングの至福のひとときを満喫出来た。

そうだ! 今日は「SWING」の常連さんであるトランペッターのM氏が伊勢トピアでコンサートを開くため、そのチケットを二枚プレゼントされ、妻と二人で伊勢トピアに出掛けM氏の名演を確り楽しむことにして、「SWING」は今日は臨時休業することにした。

と言う訳でジャズ・フアンの皆さん、「SWING」にご来店の予定の皆さんには大変申し訳ございませんが、本日は臨時休業させて頂きますので、どうか悪しからずお許し下さいませ。


さて昨日はサタデイとあって、超遠距離の埼玉から四人組の皆さんがお見えになり、今のジャズ・シーンの現状や衰退の一途を辿るジャズ喫茶の悲しい姿等、情報交換に花が咲き、私自身目からウロコの彼等の熱いメッセージに感動せずにはおれなかった。 よくぞ遠路遥遥この度田舎のジャズ喫茶「SWING」詣でをやってのけたものだと、唯唯感謝するのみ。


(2015年11月7日)

今朝の熊野灘は薄雲におおわれていて満足な日の出君の顔を見ることは出来ないだろうと思い、渚の早朝散歩は断念する事にした。 そう言えばお散歩は久しく行ってないなぁ。 夏の夜明け前の渚のウオーキングと今頃のそれとは、気温が全く異なるから、趣きが違っており、想像以上に身の引き締まる思いがして、気分も新たにウオーキング効果抜群の成果を得られるのだが、どうしても自分のお気に入りの天候条件でないと出掛ける気がしないのは、いささか拙いとは思っているのだが、夏場と違って、これから次第に気温が低く成り出すと、益々その傾向が強く成ってくるから困ってものだ。


今日は紅葉シーズンのサタデイだから絶好のお出掛け日和だから、誰だって屋内で燻って居たく無いのは当たり前だが、どうもお天気の方が思わしく無いから、その辺の所は果たして如何な結果と成るのやら興味深深である。  「ジャズ鑑賞」と「紅葉見物」とを天秤にかけ、ジャズ・フアンの皆さんは一体どちらを選ぶのだろうか?  両者を巧みに両立させる手もあるのだが、全国のジャズ・フアンの皆さんは果たして、今の絶好の観光シーズンの休日をどのように過ごすのか興味深深である。


さて昨日は、先人達が「華金」と言い残した日だけのことはあって、いいこと尽くめの一日であった。

一体何がいいこと尽くめだって?  度田舎のライブも出来ない半人前のジャズ喫茶「SWING」に、なんと神戸の五人組みの皆さんと、大阪の四人組みの皆さんとがほぼ同時にご来店下さったのだから、驚くじゃありませんか、定員12名の小さな「SWING」は、ほぼ満席状態!!  これが度田舎のジャズ喫茶か? と、まるで自分の目を疑いたくなる光景が現実に展開されており、「SWING」店内は終日モダン・ジャズの轟音で溢れ帰り、久々にいい雰囲気を醸し出していた。 しかし、多人数でリスニングする場合には自分好みの傾向のジャズばかり聴け無い欠点が生じて来るのは致し方ない宿命と言える。 とは言っても多人数だと思わぬ会話がはずみ、拍手や叫び声が飛び交い、予想外のジャズの熱気が高まり、一人でリスニングする際の数倍の楽しい雰囲気が得られるのは素晴らしく充実したジャズ・タイムを構築出来るのだから凄いことだと思う。 実はこの光景を画像で皆さんにもお見せしたいのはやまやまなんですが、過去にネットでご紹介させて頂いた際に、後日色々とプライベートな私生活に支障が生じたために、その様なことがあっては成らないから、一切の画像発信は断念することにした。

さて、昨日の「華金」は、予期しない驚愕の「SWING」店内の盛り上がりのみ成らず、「SWING」の常連さんであるジャズ・ミュージシャンのトランペッターであるM氏が8日夜、伊勢トピアでコンサートをすることに成ったので、そのチケットを妻と私の2枚分をプレゼントしてくれたのだ!  

全くよきせぬ出来事だったので、うれしかった!  久々にライブが楽しめる喜びでなんだか胸が熱く成り、8日の夜が楽しみで成らない。  

コンサートのご成功を祈りたい。


               *皆さんがお楽しみに成ったLP群。 

(2015年11月6日)

五日前までの朝には、「SWING」がオープンするまでの間、パンティ1枚の丸裸で過ごしていたのが、急激な冷え込みで、何と今朝はランニング・シャツとトレーナーの2枚重ねの井出達で、まるで冬さながらのフアッションである。 体感的には既にオータム・リーブスを思い出させる晩秋を迎えた感すらして成らない。 この様子だと京都の紅葉のベスト・タイムも中旬頃に早まりそうだ。 紅葉の名所、東福寺が呼んでいるからチャンスを見計らって妻と一緒に馳せ参じたいと考えている。

 

昨日は実に平凡な木曜日で、何一つ是と言った印象に残ることがない珍しい一日であったが、今日はかつての先人達が言い残した、「華金」と言う非常に縁起のいい日だから、何か大いに期待できそうだ!

私の年頃に成ると、殆んどの人達は現役を引退して、余生をのんびり過ごすのが極一般的な暮らし振りだが、私は飽く迄も可能な限り、元気で生涯現役を貫きたいと願っており、昨日の様に時には平凡な一日が有った方が変化に富んでいていいのかも知れない。 そう言えば、今日は早々と飛び切り縁起のいい出来事が飛び込んで来たのだ。 それは一体何かって?  実は、長年に渡る「SWING」の常連さんである、トランペッターのM氏が8日日曜日伊勢で晴れのコンサートを開くので、妻と私の二人に招待が舞い込んできたのだ! これこそ「華金」に相応しい縁起のいい出来事と言える。 

久々のジャズ・ライブ鑑賞で生の演奏が見れるから、嬉しくて堪らない。 M氏のペット・サウンドをしっかり楽しむことにしよう。 年甲斐もなく胸の高鳴りを覚える始末である。


M氏のコンサートの成功を祈るばかりである。 


            

(2015年11月5日)

昨日はタイルの目地塗りに没頭!  ほぼ予定通り塗り終えたが、完成までにはまだまだ三日を要するだろうが、なんとか山は見えて来た。  所が、昨日は定休日だと言うのに、京都から突然三人組の皆さんが平日の開店時間であるam.11:00にやって来たのには、全く驚いた!  早朝から目地塗りに取り組んでいたから、そろそろお昼どきだと思っていた矢先だったから、わざわざ遠路はるばるご来店下さった彼等の心境を察するに、お断りするのはなんだか可愛そうだったので、いったん目血塗りは中断し、二時間程度ならと言うことで、彼等の要望を快く受けさせて頂くことにした。 申し訳ございませんが、次回ご来店の際にはご面倒ですが、必ず営業確認のお電話をして頂く様にお願いしました。 

「格安貸切予約」や「臨時休業」等が有る際には入店出来ませんから、要注意です。

彼等三人は始めての「SWING」詣でだったが、彼等曰く! 「ネットやジャズ好き仲間達から、スイングさんの噂を耳にして、初めてやって来ましたが、噂に違わず素晴らしいサウンドでした。 かつて30年前には京都にも有りましたが、今ではこれだけ充実した大音量で聴けるジャズ喫茶は残念ながらございません。 半信半疑のままやって来ましたが、感動しました。

是非また来月には又伺いたいと思います。何時までも頑張って続けていて下さい。」と言い残して「SWING」を後にした。 

と言うことで、昨日は変則的な休日に終わったが、充実した一日であった。


                  *彼等が楽しんだLP。

(2015年11月4日)

今朝は久々に日の出君との再会を期待し、バカチョンを持って玄関から外に出て熊野灘方向を見た所、雲が出ていて好条件とは言えないので、已む無く断念し、「SWING」から熊野灘方向の様子を撮影することにした。 ふと後ろ方向を振り返ると「SWING」の上の方に宵の三日月がきれいに輝いていたので、カメラに収めることにした。 その時の画像がこれです。


今日は定休日だ。 玄関右側面の目地塗りに取り掛かり、何とか今日中に完成させたいと思っている。

夕暮れまでの間、屋外での作業が延々と続くから、CDラジカセを使ってモダン・ジャズを聴きながら目地塗りをすることにしよう。 どうやら今日は平凡な一日に成りそうな予感がするが果たして如何なものか?  





(2015年11月3日)

今日は「文化の日」と言う祝日だが、一体どのような意味を持つ祭日なんだろうか? 自分の浅学では一向に解かりかねるが、芸術を親しむ最適のシーズン故なのだろうか? それとも我が国の文化の根源を形作る憲法と関係があるのだろうか? いずれにしても、今日は日本国民全員の「文化の日」と称する祝日なのだから有効に活用しなくちゃ。 といっても多少の開放感はあるものの、自分のビジネスをほっぽり出してまでして休日にしようとは思わない。 一体何故か?  それは、自分が愛して止まないジャズと共に終日過ごせるから、幸せ一杯なのだ。  自分が最も行って見たい京都の紅葉を愛でるには二週間程早いから、大好きなジャズと共に、ハード・バップの轟音に埋没していた方が、それよりの幸せは無いのだ。  ジャズと言う偉大な文化に親しむのだから、「文化の日」に相応しい一日と言えるだろう。 その意味では、自分は1年365日ジャズを楽しんでいるのだから、1年中が「文化の日」と言う事に成り、まさに極楽の極みと言える。 

秋の飛び石連休も今日が最終日だが、果たして如何なる一日と成るのか、楽しみだ!

 

さて昨日は、紀州路の尾鷲からのお二人と横浜からの三人組の皆さんとが、ほぼ同時にお見えに成り、

連休中日の平日にしては、予想外のジャズの熱気に包まれた驚愕の一日であった。 お一人様あたりLP2枚を楽しむとすれば5人で10枚となり、約5時間を要することに成り、お一人様3枚楽しむとなれば、15枚だから、約7時間以上となり、「SWING」店内はほぼ一日中、モダン・ジャズの轟音で溢れ帰り、伊勢志摩の度田舎に鎮座する、ライブの出来ない半人前のジャズ喫茶「SWING」は、まさしく「文化の日」を象徴せんばかりの、堂々としたジャズ文化満載の「文化の日」であった。


                *昨日皆さんが楽しんだLP群

(2015年11月2日)

落雷に見舞われ、玄関右側面のタイルを剝がされてしまいましたが、何とかタイルを張り終え、今日は早朝から目地塗りに取り掛かかろうと予定していたが、なんと無情の雨だった。 久々に今朝はのんびりと愛機JBL君が演じるハード・バップでも楽しむことにした。 早速朝食を済ませ、大好きな濃い目のキリマンを点て、マグカップに並々と注ぎ入れ、ベスト・リスニング・ポジションにドッカと腰を下ろし、我が物顔で店内を一人占めして、am.4:00~am.10:00までの約6時間、「芸術の秋」ならぬ「ジャズの秋」のプライベート・ゴールデン・タイムをゆっくり満喫することにした。   

 

さて昨日はサンデーとあって、大阪の常連さん五人組みの皆さんが来店し、「格安貸切」をご利用になって大いに盛り上がり、皆さんとご一緒に芸術の秋に相応しい充実した楽しい一日を過ごす事が出来た。  これから秋から冬へと次第にジャズとの相性が抜群にいいシーズンを迎え、益々ジャズが恋しくジャズに埋没する日々が目の前に迫って来ており。 この絶好のジャズ・シーズンを満喫しない手は全く無い。 朝な夕なにもっともっとジャズを楽しもうではありませんか。 そしてジャズから無限のパワーを頂戴し充実した人生を謳歌しようではありませんか!

(2015年11月1日)

待ちに待った絶好のシーズンがやって来た! なにが絶好だって?  先ず食欲旺盛と成り、気温が快適となるから体調をベストな状態に保ちやすくなり、総てに意欲が湧き、自ずと仕事や趣味に夜遅くまで没頭しやすくなるから、海や山の大自然や観光地へと我も我もと心勇んで飛び出して行く。 何はさて置き先人達が言い残した如く、哀愁漂うこのシーズンは芸術との距離が一揆にちじまり、夜のふけるのも忘れてジャズに没頭するのもこの時期だ!  例年のことながら、このシーズンを迎えると「SWING」の拘りのアナログ・サウンドも我々人間同様、ストレスの無い今のこの時期の自然環境こそ、待ち待った絶好のシーズンだと言わんばかりに、1年を通じて今のこの時期こそ、最もベストな状態と言えるでしょう。 中でも愛機JBL君は全国から訪れるジャズ・フアンの皆さんのご期待に確りと応えてくれるから実に頼もしい限りだ。 晩秋の高湿度満載の頃のサウンドとわまるで別ものの様なストレス皆無のメリハリの利いた実に切れ味のいいJBL本来のスケールのだかい迫力満点のサウンドを奏でており、全く頼もしい限りである。  夜のふけるのも忘れジャズに埋没してしまうのも今のこの時期である。 先人達は芸術の秋なんて本当によく言ったものだ。 まさに、ジャズの秋本番到来と言った所である。  

   

さて昨日は、早朝からオープンまでの約4時間、落雷の直撃を受け、玄関先右側面の剥がれ落ちたタイル貼りもなんとか張り終え、残すは目地塗りだけと成った。 今日は材料を購入し、明日早朝に取り掛かることにしよう。 何しろタイルの側面の立て貼りは初めての経験となり自分の技量の進化のあとがはっきりと解かり大いに勉強に成った。 大工仕事は相当自信は有るが、左官仕事は全くの素人だったから、それなりの苦労は避けられなかった。 あと二日もあれば完成するだろう。 


昨日は流石にこの時期の土曜日の夜とあって、神戸の四人組みの皆さんによる、8時から12時までの「夜間格安貸切」の予約があり、深夜遅く迄、「SWING」店内は大音量の轟音で溢れ帰り、まるで昼と夜が逆転してしまったかの様な店内雰囲気を呈しており、まさにジャズ天国の秋そのものだった。


             *神戸の皆さんが楽しんだLP。