*たけさんの故郷「奥志摩漁村旧片田村」。     

本格派JAZZ喫茶「SWING」オーナー   

toshikazu  takeuchi  

 通称「志摩のたけ」

ここ奥志摩漁村は、地場産業である漁業と真珠養殖で生計を立てている人達が多いが、乱獲や漁場の老朽化そして海水汚染等の影響から、漁獲高も年々減少傾向にあり、更に不況のあおりを受けて、装飾品である真珠産業の業績も思わしく無いと言った具合で、活気に乏しい志摩半島に成ってしまいましたが、従来の風光明美な漁村風景は依然として何ら変る事なく、見事な自然美を誇っており、伊勢志摩国立公園としての品位は充分に保たれております。   悲しいかな奥志摩漁村だけに限らず、生活排水や工業用排水等によって、日本全国同様海水汚染による漁業衰退現象が起きてはいるものの、海の幸を求めて訪れる観光客の姿は今尚後を絶たない。 嘗ての賑わいとは程遠いものがあるにせよ、海の幸と自然美に恵まれた海国志摩の真価は依然として、今尚微動だにしないのである。  ご当地旧片田村は、かつて100年前アメリカ村として名を馳せたものであるが、今ではそれらしき痕跡は何一つ目にする事は出来ないが、強いて言えば当「SWING」の存在が唯一アメリカ文化のなごりを留めていると言ってもよいでしょう。     現在、この奥志摩漁村に存在する唯一の文化と言えば、演歌のカラオケぐらいのもので、美術館もなければ図書館も無く、恵まれた都会地とは全く違って、従来の宿命的な度田舎特有の低文化水準を打破し、新たなるJAZZ文化の根付く要素を模索しながら、JAZZとは全く無縁のこの地に何とかして、JAZZの息吹を目覚めさせると同時に、我が国の衰退の一途を辿りつつ有るJAZZ喫茶文化の活況を促す一助に成ればと思い、全国の行き場を失った多くのデイスク派ジャズフアンの皆さんが待ち望む、真のJAZZ喫茶の姿はこれだ!! と、ばかりに、ここ度田舎の奥志摩から粘り強く発信し続ける覚悟である。  世界的にも大変珍しい、ジャズの名盤を聴かせる小規模ジャズ喫茶文化の存続を願わずには居られない。